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車中泊するときに守るべき5つのマナー

最近、人気が高まっている車中泊。車中泊は、ホテル代が浮かせられるなどのメリットがある一方で、利用者のマナーの悪さなどが原因で、車中泊を禁止する道の駅やサービスエリアが現在多いようです。そこで、この記事では車中泊の際に守るべき5つのマナーを紹介します。

更新日2019/01/30

その1 道の駅での長期間の滞在は控えるべし

道の駅

車中泊する場所として、よく候補にあがるのが、道の駅です。

しかし、国土交通省の公式ページでは、『「道の駅」は休憩施設であるため、駐車場など公共空間で宿泊目的の利用はご遠慮いただいています。もちろん、「道の駅」は、ドライバーなど皆さんが交通事故防止のため24時間無料で利用できる休憩施設であるので、施設で仮眠していただくことはかまいません。』と記されています。

どこまでが休憩で、どこからが宿泊なのかは難しいところですが、少なくともオートキャンプ場のように、そこを起点にレジャーを楽しむために何日も寝泊まりしたり、クルマを駐車し続けることはマナー違反となります。

やむなく、道の駅で休憩する場合は、数時間の利用にとどめ、あくまで長時間ドライブの疲れを癒やすために利用しましょう。

 

その2 車中泊可能な場所かどうかを確認すべし

障害者スペース

まず、車中泊をする前に、車中泊禁止の看板などがないかチェックしましょう。場所によっては、禁じている場合があります。

そして、車中泊が可能な場所であっても、障がい者用のスペースを避けたり、なるべくクルマの出入りの邪魔にならない場所で車中泊するという最低限のマナーも守らなくてはいけません。

 

その3 夜は静かに過ごすべし

道の駅 夜

いざ車中泊する時にはクルマのアイドリング、発電機の使用や、駐車場で騒ぐなどの騒音が出る行為は近隣の住民の迷惑になるのでNGです。特に夜間は騒音がでないよう配慮が必要です。

これらは車中泊に限らず、どんな駐車場でも共通のマナーです。友達や家族など大勢で集まるとついつい盛り上がってしまいがちですが、これらの行為は近隣住人だけでなく、ルールを守って仮眠をとっているにも迷惑がかかります。トラブルのもとにもなりますので、やめましょう。

 

その4 トイレを炊事、お風呂、洗濯に利用しない

トイレ 洗面所

トイレ目的以外の利用、例えば炊事、シャワーやお風呂、洗濯に使うといったことはやめましょう。これらの目的に使用している間、洗面所が利用できないといった問題があるほか、下着や体などを洗面場で洗っているのをみて、不衛生に感じる方もいます。

また洗濯物を干している方もいますが、施設の景観を損ねるのでNGです。特に観光施設でもある道の駅では、営業妨害にもつながります。

 

その5 ごみは持ち帰るべし

ゴミ箱

道の駅などの施設に設置されているごみ箱。そこで消費されたものを捨てる程度なら問題ないのですが、大量の家庭ごみや衣服、車中泊で発生したごみは捨ててはいけません。これは車中泊以外でもいえることですが、守らない方も多くいます。

 

じゃあ、どこで車中泊するのがいいの?

車中泊

これらのマナーを厳守すると、車中泊できる場所は自ずと限られてきます。では、車中泊はどこでするのが良いのでしょうか。キャンプ場は主要道路から離れた山の中にあることが多く、わざわざキャンプ場に移動するのもめんどくさいと感じる方もいるでしょう。

そこでおすすめしたいのが「RVパーク」です。RVパークは『「より安全・安心・快適なくるま旅を、キャンピングカーオーナーをはじめとする車中泊ファンの皆様に提供するという目的のもと作られた日本RV協会が推進している施設です。

RVパークとして認定されている施設は、駐車場での車中泊を公認しており、一週間程度の長期利用も可能です。もちろんRVやキャンピングカーでなくても利用できます。

具体的には、駐車場の一画に車中泊専用の有料宿泊エリアが設けられ、そのエリアは一般的な駐車場と比べて広めのスペースを確保。自分のスペース内なら車外へテーブルなどを置くことができます。しかし、車外での調理等は禁止されているので、注意しましょう。

ほかにも、トイレが24時間利用可能、100V電源が使用可能、ごみ処理できる、入退場制限が緩やか予約が必須ではないという特長を備えています。 近隣に入浴施設があるパークもあるので、安心して連泊できます。

 

RVパーク公認の施設はまだ数は少ないのですが、日帰り温泉施設やオートキャンプ場、湯YOUパーク、全国の道の駅と連携することで、日本各地に増えています。車中泊する場合は、事前にこれらの場所を確認しておきましょう。

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