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マツダ CX-8とボルボ XC90のインテリアの特長を比較!

レクサス RXやホンダ CR-Vなど、SUVの中でも3列シートのグレードが設定されることが多くなってきました。3列シート、すなわち6~8人乗りのクルマといえば、それまではトヨタ アルファードや日産 エルグランドに代表されるミニバンがほとんどでした。

更新日2019/02/15

居住性に優れ、なおかつ多くの場合スライドドアを持つ3列シートのミニバンは、ファミリー層を中心に大きな人気を博しています。特に日本は、世界的に見てもミニバンが多い市場となっていることから、各ブランドはミニバンの開発にリソースを費やしてきました。実用車としてはかなり完成度の高いミニバンですが、その箱型のスタイリングがどうしても受け入れられないという方も少なくありません。

そんな中、近年のトレンドとなっているのが3列シートのSUVなのです。居住性とデザイン性を両立した3列シートのSUVは、今後ますます賑わいを見せていくことでしょう。今回は3列シートのSUVについて、国産車と輸入車の代表格であるマツダ CX-8とボルボ XC90について、インテリアの特長を中心に見てみましょう。

 

マツダ CX-8のインテリア

CX-8は、3列シートSUVとしての使いやすさを追求したパッケージとなっており、それは人間中心という設計思想のもとに開発されています。インテリアのデザインについては、すべての乗員が心地よさと適度な緊張感を堪能できる空間づくりに注力されており、素材の選択や色味について入念に吟味されています。特に、温かみと、使い込むほどに味わいが深まるような本物の素材として本杢目パネルやナッパレザーが採用され、こだわりの書斎を思わせる空間に仕上げられています。

加えて、インストルメントパネルからセンターコンソールに至るフロント部分では、機器類を左右対称に配置した水平基調のデザインが特長です。シートには本革とファブリックを用いた4種類が設定されており、特に国産ブランドでは唯一と言えるピュアホワイトの本革内装が設定されています。日本車のもつ信頼感とコストパフォーマンスの高さに、良い意味で日本車離れしたデザインを持つCX-8は、まさに唯一無二の3列シートSUVと言えるでしょう。

人間工学にもとづき、理想的な運転姿勢を取れる1列目、大柄な乗員でもくつろげる2列目、身長170cmでも無理なく快適に過ごせる3列目の空間を、日本の道路・駐車環境を意識した寸法(全長4,900mm、全幅1,840mm、全高1,730mm)の中で追求」したというパッケージングについて見てみましょう。CX-8の最大乗車定員は7名ですが、2列目を左右分割したキャプテンシートの仕様を選択することも可能です。その場合の最大乗車定員は6名となりますが、大切なお客様を2列目に座らせるなど、よりラグジュアリーな使い方をすることができる上、3列目へのアクセスも簡単になります。

荷室容量はすべてのシートに乗車した上で、A型ベビーカー1台やゴルフバッグ2個を積載できる239L、3列目シートを倒すと572Lを確保しています。さらに、荷室のトランクボード下は307mmの深さを備えたサブトランクもあり、さまざまな用途に対応可能となっています。

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ボルボ XC90のインテリア

スウェーデンに本拠を置くボルボは、スカンジナビアン・デザインを念頭に置いたデザインとなっています。素材の味を活かした、シンプルかつ空きのこないデザインがスカンジナビアン・デザインの特長ですが、それはXC90のインテリアについても当てはまります。ボルボのフラッグシップSUVであるXC90では、さらに上質さを追求したラグジュアリーな空間が魅力。例えば、人間工学に基づいてデザインされたパーフォレイテッド・フィンナッパレザーのシートは、目で見ても美しいだけでなく、一度腰を下ろしただけでそのクラフトマンシップに気づくことでしょう。さらに、インテリアの雰囲気を高めるアイテムとして、本物のウッドを使用したリニアウォールナット・ウッド・パネルとテイラード・ダッシュボード&インナードアパネル・トップが装備されています。インテリアの組み合わせは複数のパターンから選択できるので、オーナーの好みに合わせたスタイルに仕上げることできます。

ファーストクラスでの旅を念頭にデザインされたというXC90は、ハードウェアの上質さもさることながら、ソフトウェアの部分についても最上級の配慮がなされています。例えば、32パターンのシートアレンジが可能な2列目シートと3列目シートは、オーナーのライフスタイルに合わせてXC90を最大限活用させてくれるでしょう。さらに、シートヒーターやマッサージ機能を搭載可能なシートは、VIPを乗せて移動するという役割もなんなくこなすことは間違いありません。

 

マツダ CX-8とボルボ XC90 インテリアの比較まとめ

ここまでCX-8とXC90のインテリアについて見てみました。どちらも上質な素材が採用され、なおかつユーティリティにも配慮されたインテリアが特長です。

ただ、車両本体価格が倍以上も異なるため、素材の品質や様々な機能面において、ボルボの方が絶対的に上回っていることは確かです。CX-8は、あくまでも大衆車として、上質に設計されていますが、XC90は最初から高級車として設計されているので、そもそものスタート地点が異なります。そういった意味では、比較することは適当ではないかもしれません。

しかし、どちらのモデルも、価格帯に比べて、かなりコストパフォーマンスのよいクルマに仕上がっていることは間違いありません。今回はインテリアの特長に焦点を当てて見てみましが、運動性能や安全性能の面を加えてもそれは変わりません。クルマ選びは予算によって制限されることが少なからずありますが、今回紹介したモデルは、どちらも支払った以上の上質さを持っていると言えます。

マツダ CX-8とボルボ XC90のスペックを比較!

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