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マツダ CX-8は、発売開始からどれぐらい価格が変わった?
CX-8は、マツダの国内市場向けSUVのライナップで、最上位に位置するクルマです。そんなCX-8の価格は販売開始からどのように変動しているのでしょうか。
更新日2019/02/15発売当初の価格は?
2017年12月、クロスオーバーSUVであるCX-8が発売されました。CX-8はマツダのSUVで最上位モデルに位置付けられ、大人がしっかり座れる3列シートを備えた上質な多人数乗車モデルとして好評を得ました。
発売当初の価格は319万円〜419万400円で、グレードは6人/7人乗車モデルのXD、XD プロアクティブ、6人乗車モデルのXD L パッケージが用意され、6速AT、ディーゼルエンジンSKYACTIV-D 2.2を搭載。
2WD車と4WD車をラインナップし、マツダの新技術「Gベクタリングコントロール」や先進安全技術「i-アクティブセンス」を標準装備していました。
2018年6月に価格は据え置きのまま一部改良を行い、当時、CX-8発表時からの累計受注比率で4割を占めていた最上位グレードXD L パッケージに7人乗車モデルの本革シート仕様を追加されました。
これにより、全てのグレードに7人乗車モデルをラインナップ。より幅広いユーザーのニーズに答えるため、選択肢が増えています。
ガソリンモデル投入による、価格の変化
CX-8はディーゼルエンジンのみの展開でしたが、2018年10月の一部改良にて、ガソリンエンジンモデルが投入され、最低価格が289万4,400円に。発売当初の価格より30万円ほど安くなり、購入しやすくなりました。
採用されたエンジンは、アクセル操作に対する反応を高め、街乗りでの扱いやすさを追求した自然吸気の2.5L 直噴ガソリンエンジンSKYACTIVE-G 2.5と、低速から高速域まで意のままに加速し、力強く上質な走りを実現した2.5L 直噴ガソリンターボエンジンSKYACTIVE-G 2.5Tの2種類です。
走行性能、安全性能、装備などが高められたことにより、ディーゼルモデルの価格が上昇し、最高価格は446万400円となりました。
2018年10月の一部改良の内容は?
走行性能の面では、高速道路での車線変更時や滑りやすい路面での車両の挙動を安定させ安心感を向上させた「Gベクタリングコントロール プラス」が搭載されました。
安全装備の面では、アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)に夜間歩行者検知機能を追加、360°ビュー・モニターを25S Lパッケージ、25T Lパッケージ、XD Lパッケージ、XD プロアクティブの各グレードに標準設定。その他のグレードにもメーカーオプションにて設定し、対象を全グレードに拡大しました。
マツダのコネクティビティシステム「マツダ コネクト」は、Apple CarPlayとAndroid Autoに対応するようになりました。
デザイン、快適性では、エアコンパネルと各種スイッチやダイヤルのデザインを一新し、質感と操作性を向上。また、17インチと19インチアルミホイールの塗装を新色に変更し、質感の向上を図りました。
そのほかにも、前席のセンターコンソールアームレストを15mm低くする事で自然な着座姿勢が取れるようになりました。3列目シート周辺の遮音性を高める事で、1列目から3列目までの会話が普通の声量で行えるようになり、快適性が向上しています。
XD L パッケージには、特別感を体感できるように、他グレードには装備されない専用装備が備わりました。前席には不快な熱気を吸い取るベンチレーション機能を搭載する事で快適性が向上。そして、ドライバーが必要な情報を瞬時に読み取れるように3眼メーター中央に7インチマルチスピードメーターを採用しました。
そのほかにも、視野拡大のため、フレームレスインナーミラーを採用したほか、新造形のオーバーヘッドコンソールの採用や、インテリア照明を白色LEDに統一、シフトノブ周辺のダウンライト及び、前席への足元照明を施すなど上質な室内空間を演出しています。
当初CX-8はディーゼルモデルのみで発売されましたが、一部改良によりガソリンモデルが投入され価格が引き下がり、より購入しやすくなった一方で、ディーゼルモデルは一部改良により価格が上昇しています。
しかし、発売当初よりも走行性能、安全装備が高められているので、高い満足感を得られる一台と言えるでしょう。