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アルファードとヴェルファイアの違いは?

2002年に、高級ミニバン市場において先行を許していた日産 エルグランドのモデルチェンジに合わせるように、市場に投入されたトヨタ アルファード。その兄弟車として、アルファードのモデルチェンジに合わせて2008年に登場したモデルが、同じパッケージのヴェルファイアです。そんな両車をいくつかのポイントから比較します。

更新日2019/03/26

フロントグリルやテールランプに違いあり

トヨタ アルファード 2017

現行アルファードのボディサイズは、全長4,945~4,950mm×全幅1,850mm×全高1,950mmm。フロントはロアが一体化したメッキグリルで、縦方向に厚みをもたせることで、重厚感や高級感を演出しています。モデルチェンジによりシャープな印象となったヘッドランプユニットは、ウインカーが組み込まれたデザインです。テールランプユニットは、レッドとクリアレンズのコンビです。

トヨタ ヴェルファイア 2017

対するヴェルファイアのボディサイズは、全長4,935mm×全幅1,850mm×全高1,950mmで、全長にわずかな違いが認められます。上下に分割されたグリルと2段式のヘッドランプユニットが特徴のフロントデザインは、押し出し感やかたまり感を意識しています。一方、リアはクリアタイプのテールレンズを使用しています。

ちなみにエンブレムは、物事のはじまりを意味するギリシャ文字のα=アルファをデザインしたアルファードと、ネッツ店のNetzの頭文字であるNをデザインしたヴェルファイアという違いもあります。

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登録台数の比較は?

2018年の1月~11月までの販売台数は、アルファードが54,151台、ヴェルファイアが40,212台でした。2017年までは販売台数をリードしていたヴェルファイアでしたが、2017年12月のマイナーチェンジをきっかけにアルファードが逆転しました。

ボディサイズは、ほぼ同じ。ベースモデルでは価格も同じなので、エクステリアやインテリアが売り上げを左右しているのでしょう。

現に、昨今増えている法人車両としてセダンからミニバンに切り替えるユーザーなどは、あまり目立たずに、落ち着きを求める傾向にあります。また一般のユーザーからも、“ヴェルファイアは派手過ぎ”との声もあるなど、高級感でまとめられたアルファードに人気が集まっているのかもしれません。

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販売店の違い

同じトヨタ車といっても、アルファードとヴェルファイアでは、取り扱い店が違います。
アルファードは、ハリアーやマークII、エスクァイアなどを販売している「トヨペット店」で、
ヴェルファイアは、プリウスやヴォクシー、ヴィッツなどを販売している「ネッツ店」で、それぞれ販売されています。

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「アルヴェル」とひとくくりにされることも多い一方で、常に比較され続けてきたアルファードとヴェルファイア、中古車の旧モデルも含め、両者の覇権争いには今後も注目ですね。