ジュネーブモーターショー2019で発表されたマツダ CX-30ってどんなクルマ?

深化した魂動デザインを採用し、アートと呼べるまでに美しさを追求したマツダ CX-30。コンパクトクロスオーバーとして、内外装の質感だけではなく、使い勝手や走行性能に磨きをかけ、安全装備には最新の技術を取り入れ、欧州では2019年の夏から販売が開始される予定です。ジューネブショーでお披露目され、いま話題のマツダ CX-30について、詳細をみてゆきましょう。

更新日2019/03/27

クーペの美しさと大胆なSUVを融合させたデザイン

マツダ CX-30

マツダCX-30は、2017年のMAZDA VISION COUPEで用いた「引き算の美学」の考えのもと、コンパクトクロスオーバーとしての新たなデザインを構築しました。

伸びやかなクーペの美しさと大胆なSUVの力強さという相反する2つの表情をあわせ持つようデザインされたスタイルは、『Sleek & Bold』がコンセプト。深化した鼓動デザインの要素である「余白」「反り」「移ろい」を、各部に盛り込み、明確なキャラクターラインを使わず面の動きで表現されています。

インテリアは、人間中心の思想と日本の伝統的な建築様式に見られる間の考え方に基づいたもの。これはドライバーコクピットの“包まれ感”と、助手席側の“抜け感”を対比させた空間を基本になっています。

 

使い勝手を追求したパッケージ

マツダ CX-30

人間中心の思想のもと、使い勝手の良さを徹底的に追求したというCX-30のボディサイズは、全長4,395mm×全幅1,795mm×全高1,540mm、ホイールベース2,655mmで、コンパクトなCX-3とミドルサイズであるCX-5の間を埋めることになります。

それにより、広い室内空間や430Lという荷室容量を確保しました。また、前後ともにシートのカップディスタンスにゆとりを持たせ、大人4人が乗っても余裕のある居住空間を実現。さらに、前後席間を広く設定し、後席のフロアを低く、頭上空間を高く設定することで、後席の居住性を高めています。

前席は、ドライバーが安心して運転に集中できるすっきりとした見晴らしを確保。同時に、Aピラーの形状を最適化し、斜め前方の死角を小さくしています。

ドライバーの視界確保については、雨天時のフロントウインドウの状態にも配慮されており、ワイパーアームにウォシャーノズルを取り付け噴射による瞬間的な視界の妨げを抑制するとともに、ワイパー作動角度をつねに細かく調整する制御を採用、高い安心感を提供しています。

 

走る歓び”を進化させた走行性能

マツダ CX-30

エンジンは気筒休止技術を搭載した、最新バージョンの2.0Lガソリンエンジン「SKYACTIVE-G」と、低燃費、静粛性、排出ガス性能を高次元でバランスさせた1.8L ディーゼルエンジン「SKYACTIVE-D 1.8」。さらに、圧縮着火を制御する火花点火制御圧縮着火(SPCCI)を採用したガソリンエンジンの「SKYACTIVE-X」が用意されます。

SKYACTIVE-GとSKYACTIVE-Xには、M Hybridが搭載され、環境性能と運動性能を両立させています。
車両には、従来のエンジン制御にくわえ、ブレーキによる車両姿勢安定化制御を追加したG-ベクタリングコントロールプラスを採用。i-ACTIVE AWDと協調しながら高い操作性を実現し、滑りやすい路面でも制御しやすく安心感の高い動きを提供します。

新世代車両構造技術「SKYACTIVE VEHICLE ARCHITECTURE」は、シート、基本骨格、サスペンション、それぞれにアプローチを行ない、ドライビングポジション、ボディの剛性感と室内の静粛性、ハンドリングと乗り心地など、さまざまなポイントから“人馬一体”を突き詰めるもので、CX-30では“走る歓び”を進化させています。

 

i-ACTIVESENSEに居眠り、わき見検知機能を追加

マツダのアクティブセーフティ技術i-ACTIVESENSEでは、ドライバーをモニタリングする装置を追加し、居眠りやわき見を検知。スマート・ブレーキ・サポートと協調し万がいちに備えます。

さらに前側方接近車両検知(FCTA)や、アクセル、ブレーキ、ステアリング機能をアシストするクルージング&トラフィックサポート(CTS)を搭載しました。

一方、パッシブセーフティでは、ボディに衝撃をしっかりと受け止める強固な骨格と効率的にエネルギーを吸収するフレーム構造を採用するほか、ボンネットインナーには歩行者をソフトに受け止める新しい衝撃吸収構造を採用し、衝突安全性能と歩行者保護性能を大きく向上させました。

 

マツダ CX-30は、強豪が居並ぶコンパクトクロスオーバークラスのなかに投入するため、デザイン性、走行性能、使い勝手、安全性能を高次元な領域でまとめられた新しいモデルです。現在のところ、確定しているのは2019年夏にヨーロッパ市場に投入されることのみ。日本で発売される日が待ち遠しいですね。

 

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