初心者がラリーに参加するにはどうしたらいいの?

ラリーは、主に公道を走るモータースポーツです。運転に集中するドライバーと、ドライバーと一緒にクルマに乗り運転をサポートするコ・ドライバーの2人で協力し、決められた区間でのタイムや運転の正確さを競います。そんなラリーに参加してみたいという方のために、筆者の経験をもとに、参加までの手順やラリーの楽しみを解説します。

更新日2019/06/10

ラリーに参加するための条件

WRC 2019 ヤリス

ラリーに参加するための条件は、国内Bライセンスを取得していることです。ラリーは、1台ずつスタートする競技なので、2台以上のクルマが一斉にスタートするレースとは違って、国内Aライセンスは必要ありません。

国内Bライセンスを取得する方法は、定期的に開催されている国内Bライセンスの講習会に参加する方法と、JAFの公認クラブ、加盟クラブ、準加盟クラブのメンバーになって推薦してもらう方法があります。筆者は講習会で国内Bライセンスを取得しましたが、推薦してもらうことのできる環境にあるのであれば、そちらの方が効率的です。

国内Bライセンスがあれば、参加できるとは言われていますが、チームプレーが大切な競技となっているので、まずは地元のクラブでラリーに強いところに入会されることをおすすめします。

ラリーに参加すると分かるラリーあるあるパート1

 

主な大会や開催される地域、参加方法

ラリー ハンドル

ラリーの開催場所は全国津々浦々で、北は北海道から南は沖縄県まで、幅広い地域で開催されています。全国を舞台に年間で第9〜10ラウンドのシリーズ戦を行っているのが全日本ラリーで、近畿・関東・北海道・中部というように地区を絞って開催されるシリーズ戦は地方選と呼ばれています。筆者が参加しているのは地方選で、全日本と比べて参戦コストがかなり安い点が大きな特徴です。

地方選についてつけ加えると、地域にもよりますが、4輪駆動のクラス、1,600ccを越え3,000cc以下のクラス、1,500cc以下のクラス、AT車や電気自動車のクラス、そして排気量や駆動方式によってクラス分けされない、初心者向けのチャレンジクラスなどのクラスがあります。

ちなみに、ラリーには競技区間であるSS(スペシャルステージ)でタイムアタックするスペシャルステージラリーと、決められたステージを決められた平均速度で走るアベレージラリーの2つがあります。この2つのラリーは競技の趣旨が異なるので注意が必要です。

参加方法ですが、各ラリーの参加申し込み期間中に所定の書類を決められた方法で申し込む必要があります。申し込み方法は、ネットでの提出や郵送など主催者(オーガナイザー)によって違いますので、注意が必要です。初見だとよくわからない記入箇所が多々ありますので、経験のある方に教えてもらいながら申し込みすると良いでしょう。

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ラリー車はレンタルも可能

ラリーは、自身の所有しているクルマで参加することもできますし、最近ではラリー車のレンタルサービスを行なっているショップもあります。レンタルサービスを行なっているショップに依頼すると、車両だけでなくラリー当日のサポートをしてもらえます。

レンタルする場合でも数十万円の費用が掛かってしまいますが、初心者の場合、まずはレンタルを利用するのが無難でしょう。ちなみに筆者は、中古でDE型のデミオを購入し、ラリーに参加しています。

 

ラリーの楽しみはさまざま

ラリーの楽しみをいくつか紹介すると、競技中のリエゾン(SSとSSの間の移動区間)で手を振って応援してもらえる、普段は一般道路として使われている道を占有して、アクセル全開で走れる、などがあります。

これらは、ラリー参加中の楽しみですが、参加するにあたっての車両の各種整備をすることも車好きならではの楽しみと言えるでしょう。それに加え、1泊2日または2泊3日など、宿泊することが大半ですので、色々な地域に泊まりで足を運ぶことも楽しみのひとつです。

ラリーは、1人でできるモータースポーツではありませんし、お金や手間暇が掛かりますが、その分だけ参加した時の満足感は高いものとなっています。チームプレーが大切な競技なので、ラリーを始めたいと考えている方は、まず最寄りのクラブに一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

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