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アウディ Q5ってどんなクルマ?
高級SUVが世界的なトレンドとなっている昨今、アウディもまた、そのラインナップに様々なSUVを加えています。その中でもミドルサイズSUVとして販売を牽引するのが、今回紹介するアウディ・Q5です。ここではそんなQ5について見てみましょう。
更新日2019/08/08アウディ2番目のSUVとして誕生
アウディがはじめてそのラインナップにSUVを加えたのは、2005年に発表したフラッグシップSUVのQ7でのことでした。Q7はVW・トゥアレグやポルシェ・カイエンと同様のプラットフォームを持つフルサイズのプレミアムSUVでした。アウディ・Q5は、そんなQ7に次ぐ2番目のSUVとして、2008年4月の北京モーターショーでワールドプレミアされました。日本市場への導入は、翌2009年5月のことでした。
初代Q5は、スタイリッシュなデザインと使い勝手の良さに加え、高いオンロード性能を兼ね備えたモデルとして人気を博しました。フルサイズSUVであるQ7と比べ、日本の道でも扱いやすいサイズということも魅力でした。エンジンは3.2リットルV型6気筒エンジンと、2リットルの直列4気筒エンジンが用意され、前者は0-100km/h加速が6.9秒、後者はカタログ燃費が10.6km/リットルと、それぞれの特徴を持っていました。トランスミッションは7速AT、駆動形式はアウディ独自の四輪駆動システムであるクワトロシステムが採用されました。発売当時の価格は560万円からでした。
初代Q5はロングセラーモデルとなり、改良を繰り返して日本市場では2017年まで販売が続けられました。
2017年、初のフルモデルチェンジ
2017年10月、アウディ・Q5に初のフルモデルチェンジが施され、日本市場での販売が開始されました。新型Q5には、VWグループが誇る新アーキテクチャーであるMLB Evoと呼ばれるプラットフォームが採用されました。これは、フォルクスワーゲン・ティグアンやポルシェ・マカンなどと共通のものとなります。ボディサイズは若干拡大した一方で、アウディが得意とする軽量化技術が施され、約60kgの車両重量軽減を達成しています。加えて、最高出力252馬力の2リットル4気筒ツインターボエンジンによってカタログ燃費も13.9km/リットルへと改善しています。
新型Q5のエクステリアデザインは、緩やかに弧を描くボンネットやルーフライン、ショルダーのエクステリアミラー、それにスリムなウインドウのラインといった、アウディのSUVモデル独自のデザインによって特徴づけられており、オフロードにおいても、ダイナミズムと誇りを体現する仕上がりとなっています。
インテリアでは、操作性を考慮し、センタークラスターをドライバー側に傾けたドライバーオリエンテッドなレイアウトが採用されています。ラップアラウンドデザインによる、広がりを感じさせる高品位なインテリア空間では、オプションでパーシャルレザーなどのハイグレードな素材や、室内を光りで彩るアンビエントライティングの表情豊かなカラーを採用することにより、印象深く洗練された雰囲気を醸し出すことが可能です。
また、新型Q5ではホイールベースが長くなり、スペースのゆとりがさらに拡がりました。ラゲッジコンパートメントロール式カバーが標準装備され、多彩な使い方が可能となりました。またラゲッジスペース自体もフレキシブルに応用が可能で、ラゲッジルームから後部座席を倒せるバックレストリリース機構を使ってリヤシートを折りたためば、キャパシティは一挙に2倍以上となる1550リットルへと増やすことが可能です。さらに、新たに採用されたオートマチックテールゲートでは、両手がふさがっていてもリヤバンパーに足をかざすだけでテールゲートを開けることができ、荷物の積み込みがさらに便利になるなど、使い勝手も向上しています。
加えて、最新のドライバーアシスタンス&セーフティ機能が惜しみなく投入されています。先行車や歩行者を感知し、衝突の危険を予測すると、表示と音でドライバーに警告し必要に応じて自動でブレーキを作動させ衝突回避を図り、衝撃を軽減するアウディプレセンスシティや一定の車間距離を自動的に調整するアダプティブクルーズコントロール、渋滞の多い高速道路などで運転のストレスを大幅に軽減するトラフィックジャムアシスト機能などの先進装備が標準で搭載されています。
ライバルの中で存在感を出せるか
アウディに限らず、ミッドサイズSUVは各ブランドが最も注力するカテゴリーのひとつです。メルセデスベンツ・GLEやBMW・X5、レクサス・RXなどはもちろん、同グループ内のVW・ティグアンやポルシェ・マカンもライバルとなります。並み居る強豪の中で、アウディ・新型Q5がどのような評価を得るのか、注目です。