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【SUVで紅葉を見に行こう】京都府の紅葉スポット8選
京都の観光に最高の時期は紅葉の映える秋です。紅葉の見頃となる11月上旬から11月下旬にかけて京都に数多くある神社仏閣は紅葉によって美しさを増し、日本らしい情緒を纏います。また、造りこまれた庭園も多く存在しますが、冬の寒さが厳しい特有の地形でもあるため、嵐山など自然の色濃い名所もあり、紅葉狩りには事欠かない地域でもあります。 そして、各名所で実施される期間限定の「夜の特別拝観」や夜間ライトアップま見逃せません。どこに行こうか迷ってしまいますが、観ておくべき紅葉名所を紹介しますので、この秋にはぜひドライブコースとして京都を訪れてみてください。
更新日2019/10/305.将軍塚青龍殿(しょうぐんずかせいりゅうでん)
東山の山頂に立つ青龍殿は、奈良大仏殿のおよそ横幅半分の木造大建築物で、国宝 青不動を祀っている建物です。
青龍殿庭園は回遊式庭園に枯山水庭園を取り込み、日本庭園が技術的にも芸術的にも最も優れた時代の手法を用いて作庭された野心作で、東屋からの将軍塚、西山の遠望は見事な借景庭園です。
紅葉スポットとしても人気で、境内には約100本のカエデがあり秋になると絶好の紅葉スポットとなります。見ごろを迎える11月上旬~12月上旬には、鮮やかに色づく木々が境内を染め上げ、外部護摩壇と呼ばれる舞台の西側の展望台からは夜景と紅葉の織り成す絶景が観られます。
また、10月下旬から12月上旬までは秋季にはライトアップが催され、庭園園内の紅葉と京都市内の夜景とが一体となって楽しめます。普通自動車は青龍殿福徳門内に駐車が可能となっているので、クルマでも訪れることのできる人気の紅葉スポットとなっています。
住所:京都市山科区厨子奥花鳥町28
アクセス:京都市内より約20分
6.南禅寺(なんぜんじ)
京都の東山のふもとにある南禅寺は、臨済宗南禅寺派の大本山。約45,000坪という広大な境内が、11月中旬のシーズンには約300本ものカエデが色付き、紅葉一色となります。その中にある南禅院に一般公開されている歴史ある塔頭の一つであり、名勝指定されている庭園があります。
紅葉の季節には、壮大な三門の柱を額縁に見立てて眺める紅葉は絵画のようで、紅や黄へと色づいた枝先が水面に映る姿が見事な景観となっています。山門の前にある松の木は、樹齢300年の百日紅(サルスベリ)の木の割れ目に、松の種が落ちて、そのまま成長したとされていて、松の木と百日紅が仲良く一体化していることから、縁結びの松と呼ばれています。
そして、その奥の真っ赤に紅葉したモミジが素晴らしいコントラストを見せてくれます。
また、楼上からは、日本3大門の一つに数えられる重厚な三門と、モミジにおおわれた境内と秋の京都の町並みを一望することができます。また、南禅寺は駐車場もあるのでクルマでも立ち寄れるのが嬉しい紅葉スポットです。
住所:京都市左京区南禅寺福地町86
アクセス:名神高速道路・京都東ICより約15分
7.清水寺(きよみずでら)
世界遺産「古都京都の文化財」の一つである清水寺。音羽山中腹にある130,000㎡の広大な境内には、三重塔、清水の舞台で知られる本堂、奥の院など、国宝や重要文化財を含む30以上の伽藍や碑が建ち並び、11月下旬~12月上旬には紅葉の名所となります。
そして、清水の舞台として有名な本堂から見下ろすと、息をのむ美しさの錦雲峡と呼ばれるあでやかな紅葉の海が観れます。また、子安塔からは、美しい紅葉の中に舞台が浮かびあがって見えます。また圧巻なのは、11月下旬からの夜間特別拝観で行われるライトアップです。昼とはひと味違う幻想的な雰囲気で紅葉を鑑賞できます。
清水寺は年間500万人といわれる観光客が押しかける超有名スポットだけに、混雑も相当のものとなるのが心配ですが、朝5時から開いているので、早朝の拝観がおすすめで、朝日に燃える紅葉も見ごたえがあります。境内に駐車場はないので、京都市市営駐車場など周辺にある駐車場を利用しましょう。
住所:京都市東山区清水1-294
アクセス:京都南ICより約30分
8.嵯峨野観光鉄道(さがのかんこうてつどう)トロッコ列車
トロッコ列車は、荷物輸送用の小型貨車として、トラックや通常の列車が入れない場所にレールを敷いて走らせた箱型車両のことで、平均速度は時速約25kmというゆっくり走る、素朴な貨車。嵯峨野観光鉄道(さがのかんこうてつどう) トロッコ列車では、実際にトロッコに乗ることができます。
JR嵯峨嵐山駅を降りるとすぐに、トロッコ嵯峨駅があり、ここからトロッコ列車嵯峨野ロマンチックトレインに乗って、嵯峨~嵐山~保津峡~亀岡まで全走行距離7.3km約25分の車窓から、保津川沿いの自然や渓谷美四季折々の風景が見られます。
そして、紅葉の見ごろとなる11月中旬~12月上旬には1,500本といわれるイロハモミジ、トウカエデ、ヤマトモミジ紅葉を満喫できます。特に紅葉が美しい場所では、速度をおとして走るので、ゆっくりと紅葉に染まる絶景が楽しめます。
客車は5両編成で、アールデコ調の木製椅子と裸電球。また、窓ガラスのないオープン車両ザ・リッチ号に乗れば、風と光と音を肌で感じられます。紅葉の時期は寒いのですが、石炭ストーブが設置されたストーブ列車も登場し、暖かな炎のそばで紅葉を鑑賞できます。
また、列車内ではユニークなクルースタッフが、サポートをしてくれるので、素晴らしい旅の思い出となるでしょう。ライトアップは10月中旬~12月上旬。定休日は水曜日で運賃は片道大人620円 、小人310円となっています。
住所:京都市右京区嵯峨天竜寺車道町
アクセス:名神高速・京都東ICより約40分