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林道を走るのにおすすめなSUV5選

未舗装の林道、走ってみたいですよね。本来は林業など“山の仕事”の運搬用であったり、仕事場へのアプローチ道として作られた林業などの専用道路ですが、周囲に暮らす一般路の住人に開放された生活道路になっている所にあります。走るなら当然4WDが最適……ですが林道もいろいろで、そこに適したSUVもちょっと異なります。

更新日2020/04/01

昔の林道は未舗装、今は舗装路も。でも、狭い、キツイ

林道林道は、林業・ダム建設・通信電気関係者が使う道路のことで、簡単に作れて安価なので当然未舗装です。そして林業に衰退などで観光用として一般開放されたり、地元の生活道路を兼ねている道もありますが、道路整備が行き届かないために閉鎖されて林道も多くなりました。

また、観光道路や生活道路になっている区間は舗装された林道もあります。有名な奥志賀スーパー林道(長野県)やクリスタルライン(山梨県)は60キロ以上の林道ですが、現在は舗装路です。ただし、クリスタルラインのように舗装が荒れ、路面には落ち葉、落石、泥が多くてSUVではないとおすすめできない舗装林道も多いのです。

日本の林道は道幅が狭く、コーナーがキツイ(フルロックになる個所も多い)道が多いことも覚えおいてください。GPSはリンクが切れることはまずないですが、スマホは圏外区間が多いので注意してくださいね。紙の地図もあった方が安心です。また、最新の都道府県の道路情報(通行止めなど)をチェックしておいてください。

なぜ、林道を楽しむならSUVに限る!なのか?

 

林道に強いSUVは最適地上高が高い

当然4WDがおすすめです。そのシステムは大別してフルタイム4WDとパートタイム4WDがありますが、最近のクルマは電子制御のフルタイム4WDがほとんどです。エンジン出力やブレーキを自動制御してくれるので悪路で砂利や土の林道なら特別な運転技術はいりません。そして通常走行モード以外にダートや深雪に向く走行モードを設定しているモデルもあるので安心です。

オフロードが得意なモデルはカタログに3つの対障害角度のアプローチアングル(前方の障害物を前輪が乗り越えられる角度)、ランプブレークオーバーアングル(乗り越えた障害物が車体下面に接触せずに越えられる角度)、デパーチャーアングル(車体後部のバンパーやマフラーなどが障害物に接触せずに越えられる角度)、最低地上高(ロードクリアランス)を目立つようにフューチャーしています。これらは物理的な性能なので、電子制御では補えません。ちなみにオフロードに強いかどうかの目安は最低地上高が200mm以上。これは湿った深雪、砂でもキーになる数値です。

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林道を安心して楽しめる4WDの最新SUV5選

スズキ ジムニーは車体が小さくて、狭い林道では無敵の存在でしょう。最小旋回半径4.8メートル(ランドクルーザーは5.9メートル)。車体はオフローダーに最適なラダーフレームです。対障害角度はアプローチアングル41°、ランプブレークオーバーアングル28°、デパーチャーアングル51°、最低地上高205mmは文句なしです。パートタイム4WDで通常走行より低速向きに切り替えられる2速副変速機も装備し、ローレンジ(4L)ではブレーキLSDトラクションコントロールも効果を発揮し、悪路での脱出を助けてくれます。

ランドクルーザー200系陸の王者トヨタ ランドクルーザー/ランドクルーザープラドは、林道程度では問題なく走行できます。抵抗が大きい砂地では、強大なトルクとパワーで、ぐいぐい進むことができるのはさすがランドクルーザーです。2速副変速機も備えているのも良いところですね。車体はラダーフレーム構造を採用。ランドクルーザーは対障害角度に加えて最大渡河性能700mm、最大安定傾斜角(横向きの角度)44°、登坂能力45°も示されています。最低地上高は225mmです。

ランドクルーザーよりもひと回りボディが小さいランドクルーザープラドは、都会的なSUVというイメージ。ですが、オフロード性能は高く、対障害角度などもトップクラスです。しかし、ランドクルーザーで唯一注意したいのはボディサイズが大きいことで、極細の林道は要注意です。

スバル XV 2.0i-S 2017またラダーフレーム構造を採用していないSUVでおすすめなのは、スバル XV、日産 エクストレイル、三菱 アウトランダーなどが挙げられます。最低地上高はXV:200mm、エクストレイル:200~205mm、アウトランダー:190mmなので、林道の轍も上手く走れます。

日産 エクストレイル乗用車やミニバンの最低地上高は130~160mm程度で、僅か数㎝の違いですが。オフロードや深雪ではこの差が大きいのです。4WDなどの電子制御が行き届いているので、普通に運転すれば林道程度なら問題なしです。装備されている切り替え可能な走行モードをよく理解しておくことです。

スバル XVならX-MODE(SNOW・DIRTとDEEP SNOW・MUDの2モード)、エクストレイルならS-AWCドライブモード(切り替えでSNOWやGRAVELに選択可能)、アウトランダーなら4WD ・LOCKモード(前後トルク配分固定)などの4WDシステムが備え付けられています。モードを切り替えを試して一番安定して運転しやすいモードを探してみてください。せっかく装備しているのだから、使わない手はありませんよ。一昔前ならばオフロードならマニュアルミッションが良いとされてきましたが、ダカールラリーでもランドクルーザーはATで市販車部門優勝を果たしているぐらい、現在のATやトラクションコントロールなどの技術は進化しているので、現在の技術に任せて運転する方が上手く走れます。

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林道を走りたい!ということでしたら、路面状況・幅員・アップダウン・屈曲は様々ですので、事前に良く調べておくことは重要事項です。大きな石、水たまり、不安定な路肩などは、一旦クルマから降りて状況をチェックしましょう。

林道はちょっとした冒険気分にもなれるのが魅力的です。せっかくSUVに乗っているのならぜひ林道へ出掛けてみましょう。

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