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【SUVに自転車を積んでいきたい】兵庫県のサイクリングコース10選

兵庫県は日本海と瀬戸内海という2つの海に面しており、広大な面積を有しているため、地域によって気候が大きく異なり、様々な顔を持つ自然と歴史的な名所・旧跡が多く残る魅力的な県となっています。そんな特色のある兵庫県ではサイクルステーションやコミュニティサイクルを実施している地域など、サイクリングを中心にした街づくりや観光客誘致にも力を入れています。そして、サイクリングコースも初級から上級まで多くが設定されており、SUVに自転車を積んでいくには最高の場所です。そんなサイクリングの聖地でもある兵庫県から選りすぐりのサイクリングコースを紹介します。

更新日2020/04/24

サイクリング

1.加古川右岸自転車道(かこがわ うがんじてんしゃどう)


加古川右岸自転車道は、高砂海浜公園から加古川右岸沿いに志方東公園まで走れる約22.5キロ。所要時間、約2時間のサイクリングコースです。平坦で舗装もされており、サイクリングに不慣れな方でも快適に走れるコースとなっています。

雄大な播磨灘とゆったりと流れる加古川、そして自然豊かな権現ダムを眺めながら走れ、途中にトイレや休憩所も設けられているので安心です。中でも豊かな大自然に包まれた権現ダム周辺の景観は格別で、コースとなる周回路から見える美しい湖面の眺めに魅了されることでしょう。

また、権現ダムからは播磨中央自転車道につながっており、さらにその先の高砂市内ま続く姫路明石自転車道とつながる、播磨地域約70キロの自転車道になっています。権現ダムをスタート地点で選べば、加古川右岸自転車道と播磨中央自転車道のどちらへも行くことが出来るのでおすすめです。

クルマでの権現ダムまでのアクセスは、山陽自動車道・加古川北ICから約15分で無料駐車場もあります。

住所:高砂市高砂町~向島町

 

2.播磨中央自転車道(はりま ちゅうおうじてんしゃどう)


播磨中央自転車道は、加西市の公共の宿「いこいの村はりま」から、先に紹介した加古川右岸自転車道につながる約13.6キロのサイクリングコースです。「ちゃりまち」を標榜する加古川市らしく、ルートには休憩や軽食に最適な、県立フラワーセンターなどの観光施設や、ため池百選の長倉池、世界最大規模のメガソーラーが設置された逆池、玉丘史跡公園や鶉野飛行場跡などの多くの観光スポットがあり、訪れたサイクリストを飽きさせません。また万願寺川沿いの田園風景は、一見の価値があります。

スタート地点の「いこいの村はりま」までのアクセスは、中国縦貫自動車道・吹田ICから約60分で、100台の無料駐車場もあります。

住所:加西市笹倉町~加古川市平荘町

 

3.田園走る北条鉄道コース(でんえんはしる ほうじょうてつどうこーす)


加西市北条町駅~小野市粟生駅を結ぶローカル線 北条鉄道に沿って走行する延長26.5キロのサイクリングコースです。一両編成のディーゼル列車に田んぼ、青空、赤い鉄橋などの風景は撮り鉄スポットでもあります。

そして、東条湖では雄大な景色を楽しめ、北条鉄道の網引駅近くには名物である大イチョウ。また、河童や天狗と出会える辻川山公園といった見どころがあります。また駅長がパンを焼くことで有名な法華口の駅舎工房Favori Monを始めとした、地元食材のグルメが味わえる飲食店も豊富なサイクリングコースとして人気があります。

クルマでのアクセスは中国自動車・加西ICから約20分です。

住所:加西市北条町駅~小野市粟生駅

 

4.姫路明石自転車道(ひめじ あかしじてんしゃどう)


姫路明石自転車道は、姫路市から明石市を結ぶ約36キロの大規模自転車道です。山陽新幹線高架下や瀬戸内海岸を通るルートは、交通量の多い場所や信号のない横断歩道、歩行者が増える夏場のビーチ沿いなど、サイクリングコースとしては注意が必要なポイントもあります。しかし沿線には名勝・公園等が多くあり、海岸沿いの見晴らしの良い景色や夕陽を走るコースはなにものにも代えがたいものがあります。

基点が姫路市を走る国道2号の交差点なので駐車場は付近の有料駐車場を利用するか、コース上にある公園の駐車場を利用する方法もあります。

アクセスは播但連絡道路・花田ICから約15分です。

住所:姫路市~明石市

 

5.姫路市 夢前・夢街道コース(ひめじし ゆめさき・ゆめかいどうこーす)

姫路市の夢前・夢街道コースは、夢前町山之内のレストラン「且緩々」の敷地内にある山之内サイクルステーションから、書写山ロープウェイ山麓の書写山サイクルステーションまで、夢前川に沿って、田園風景を肌で感じるサイクリングが楽しめる約19キロのサイクリングコースです。

平坦なコースのため体力の消耗も少なく、書写山でロープウェイの空中散歩や山頂にある圓教寺を参拝。雪彦温泉で夢そばを味わったり、温泉にゆっくり浸たり、観光を楽しむ事もできるコース設定となっています。

山之内サイクルステーションまでのアクセスは中国自動車道・夢前スマートICから約15分となります。駐車場は近隣の有料駐車場を利用します。

住所:姫路市夢前町~書写山

 

6.尼っ子リンリンロード(あまっこ りんりんろーど)


尼っ子リンリンロードは、阪神尼崎駅から蓬川緑地、であい橋、尼ロック(尼崎閘門)、尼崎スポーツの森、尼崎市立魚つり公園など、尼崎の名所をめぐるサイクリングコースとして整備されている全長およそ11キロのコースです。

尼崎市は坂が少なく、サイクリングロートとしても短めなので、はじめてのサイクリングや子供連れに最適。観光地以外にも工業地帯の壮観な風景も間近で観られる「工場萌え」コースとしても人気があります。

また周辺には自転車の空気を入れられる「リンリンステーション」がコース上に5ヶ所設置されているので安心です。スタート地点としては尼崎市立魚釣り公園が駐車場もあるのでオススメ。尼崎市立魚釣り公園までのアクセスは、阪神高速道路5号湾岸線の尼崎末広ICから約10分です。

住所:尼崎市平左衛門町~御園町

 

7.淡路島一周コース(あわじしま いっしゅうこーす)


淡路島で開催されている人気のサイクリングイベント「淡路島ロングライド150」で使われるのが、島一周150キロの「アワイチ」コースです。

休憩ポイントとなる公園やトイレが点在し、シーサイドからマウンテンまで変化に富んだコースが待ち構えています。初級者は宿泊しながら何日かに分けて走行する他に、22キロや40キロコースといったショートコースも用意されています。しらす釜揚げ丼やたまねぎの天ぷら、淡路牛や淡路ポーク、あわじバーガーなど淡路島の名物グルメを走破する楽しみもあります。

コース周辺には休憩ポイントとなる公園やトイレが数多く点在しているのもサイクリストに優しい淡路島ならでは。起点・終点の赤石海峡公園までのアクセスは神戸淡路鳴門自動車道・淡路ICから約5分。公園内には有料駐車場が完備されています。

住所:淡路市

 

8.神出山田自転車道(かんで やまだじてんしゃどう)


神戸市の北区と西区に位置する神出山田自転車道は、都心部からクルマで約30分の里山地域です。豊かな自然や伝統文化が息づく沿線地域の魅力を感じることのできる北区山田町から西区神出町の延長約19キロのサイクリングコースとして平成2年に開通しました。

そして2019年にリニューアルオープンされたばかりで、快適に整備された自転車道で安心してサイクリングを楽しめます。コース上では、上りあり下りあり、市街地や竹林、つくはら湖畔や田んぼ道を通ったり、自転車・歩行者専用橋を渡ったりと変化に富んだ道が続き、呑吐ダムや日本最古の民家「箱木千年家」の見学もできます。

スタート地点のつくはら湖までのアクセスは山陽自動車道・神戸西ICから約30分です。つくはら湖周辺には無料駐車場があります。

住所:神戸市北区~西区

 

9.日本酒のふるさとコース(にほんしゅのふるさとこーす)

このコースは、距離は55キロ、最大標高差283メートルと、距離が長く高低差の大きい中級者以上向けのヒルクライムコースとなっています。

揖保川上流の一宮町から上流の因幡海道の城下町まで、のどかな風景とせせらぎに癒され、起点を変えることでダウンヒルとヒルクライムの両方が楽しめるのも特徴です。さらに、空気入れや簡単な工具のあるサイクルステーションが宍粟・神姫バス 山崎待合案内所内にあるので安心です。

起点となる山崎町は、美味しい水でつくる播州の古い酒蔵や古民家を改装したカフェやレストランが点在する、お酒好きには天国の様な街です。また、一宮町にある道の駅「播磨いちのみや」や、一宮温泉「まほろばの湯」では、地元食材を使った地元グルメでおなかを満たすこともできます。

さらに温泉につかればヒルクライム後の疲れをリフレッシュできるので、これを目標に頑張れます。宍粟市の家原遺跡公園荷は無料駐車場もありますのでスタート地点にはおすすめです。アクセスは中国自動車道・山崎ICから約40分です。

住所:宍粟市~姫路市姫路駅

 

10.潮風香る絶景コース(しおかぜかおる ぜっけいこーす)

潮風香る絶景コースはその名の通り、晴れた日には小豆島や四国まで見える瀬戸内海に面した海岸線沿いをメインにした59キロのルートです。おすすめスタート地点は斑鳩寺(いかるがでら)で、山陽自動車道・龍野ICから約20分のところにあり、駐車場もあります。

瀬戸内海に面した国道250号線を走る上級コースであり、七曲りと呼ばれるこのコースは、多くのサイクリストや走り屋が訪れる難コ-スでもあります。見どころとしては、全国で唯一、自転車のお守りがいただける賀茂神社や温泉に浸かれる道の駅「あいおい白龍城」、牡蠣など地元のグルメが味わえる道の駅「みつ」など、難コースであるだけでなく楽しみも豊富なコースでもあります。

住所:播州赤穂駅~斑鳩寺

サイクリングが観光客誘致や地元の活性化につながるとして、姫路市は特に力を入れてサイクリングコースを整備しました。ただ走るだけではなく、既存の観光施設や名所を巡ることも組み入れた特色のあるコースが多くあります。この機会に兵庫県のサイクリングスポットを訪れてみてはいかがですか。

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