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【SUVに自転車を積んでいきたい】山梨県のサイクリングコース10選

都心からも約1時間ほどとアクセスが良い山梨県は、富士山や富士五湖を身近に感じられるサイクリングコースが充実しています。そしてオリンピックの自転車ロードレースの主要コースとなるなど、平たんな道から日本一の標高差を活かした屈強のヒルクライムコースまで用意されています。今回はそんなサイクリング天国の山梨県のサイクリングスポットを紹介します。

更新日2020/04/30

サイクリングコース

1.2021年東京オリンピック自転車ロードレース大会のコース(にせんにじゅういちねんとうきょうおりんぴっくじてんしゃろーどれーすたいかいのこーす)


オリンピックコースは、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県をまたぐ全行程234キロのロングコース。ここでは山梨県内のコースを紹介します。

山梨県内のコースで起点としておすすめなのは道の駅 どうし駐車場。そこから山伏トンネルまではほぼ登りとなり、山伏トンネルを抜け山中湖まで来れば富士山が目の前に広がります。

オリンピックのコースは山中湖を横目に籠坂峠を抜けて静岡県の富士スピードウェイがゴールとなります。ちなみに起点から籠坂峠までは片道約19キロ往復38キロとなります。距離的には物足りなく感じるかも知れませんが、峠道が複数あるので体力的にはかなりハードとなるコースなので、ここで折り返した方が無難でしょう。

道の駅 どうしまでのアクセスは東京方面からなら、首都圏中央連絡自動車道・相模原ICから約65分です。

住所:南都留郡道志村(道の駅 どうし)

 

2.山中湖およびパノラマ台コース(やまなかこおよびぱのらまだいこーす)


富士山パーキングを起点・終点とする、富士五湖の中でもっとも富士山が近い山中湖を周遊する49キロのコースです。湖畔はサイクリングロードが整備され気持ちよく走ることができ、道中には勾配約5%の三国峠ヒルクライムもあるので走りごたえがあるコースです。

そして、湧水 忍野八海や山中湖畔の観光スポット、そして折り返し地点の三国峠のパノラマ台で富士山の絶景が楽しめます。三国峠以外は、アップダウンが少なく走りやすいコースですが、三国峠はきついコーナーが多く、ダウンヒルは慎重なスピードコントロールが求められます。

富士山パーキングまでのアクセスは中央自動車道・河口湖ICから約5分となっています。

住所:富士吉田市上吉田

 

3.河口湖周遊コース(かわぐちこしゅうゆうこーす)


河口湖周遊コースは、山中湖およびパノラマ台コースと同じく、富士山パーキングを起点・終点としますが、こちらは富士山と河口湖を存分に楽しめる約26キロのコースで、全体を通してフラットなコースなので、初心者でも楽しめます。

また、道路に順路を示すブルーラインが整備されているので、ラインに沿って迷わず走行でき、カーブも多くコーナリング好きには面白いコースとなっています。ただし、河口湖は富士山周辺のメインとなる観光スポットなので、観光客や車の交通量も多く走行には注意が必要です。富士山パーキングまでのアクセスは中央自動車道・河口湖ICから約5分となっています。

住所:富士吉田市上吉田

 

4.ウェスタンラインコース(うぇすたんらいんこーす)


ウェスタンラインコースは、富士川西部広域農道のウェスタンラインを走り、甲府盆地を周遊する、全長51.6キロのパノラマコースとなっています。JR中央本線・韮崎駅を起点とし、曽根丘陵公園が終点となります。駐車場は釜無川河川緑地を利用しましょう。

コースは標高500~600メートルでアップダウンが連続し、コース上に休憩ができる公園があるため、休憩しながら周囲の景色を楽しめます。天気が良ければ富士山も見れて、四季ごとに景色が変化するので走って楽しいサイクリングコースとなっています。

利用者のアクセスによっては曽根丘陵公園を起点とする逆回りコースも楽しめます。釜無川河川緑地までのアクセスは、中央自動車道・八王子IC~中央自動車道・双葉スマートICから約25分で、曽根丘陵公園までは中央自動車道の甲府南ICから約5分となっています。

住所:韮崎市水神

 

5.フルーツラインコース(ふるーつらいんこーす)


フルーツラインコースは、笛吹市から山梨市へ甲府盆地特有の果実園帯を抜けるフルーツラインを走る40.4キロのコースです。そして、起点と終点ともに笛吹川フルーツ公園という周回コースとなっています。ここからは、富士山の壮大な姿を眺めることができ、春には桃の花のカーペットが見られます。さらに、石和温泉郷を通り笛吹橋を越えるなど、適度なアップダウンがあり、単調ではないことでサイクリストにはおすすめコースです。

また、フルーツラインの名称の通りに、道沿いに連なる観光農園では、桃やぶどう、さくらんぼなど、季節のフルーツを楽しむことができます。起点となる笛吹川フルーツ公園までのアクセスは、中央自動車道・一宮御坂ICから約30分です。

笛吹川フルーツ公園は、山梨の産物や風土を五感で楽しめるテーマパークで、子供から大人まで一年を通して楽しめ、さらに公園からの富士山と甲府盆地の景色は、新日本三大夜景のひとつとなっています。

住所:山梨市江曽原1488

 

6.富士川流域眺望コース(ふじがわりゅういきちょうぼうこーす)

富士川流域眺望コースは、道の駅とよとみを起点に富士川の流域を走ってJR身延線・十島駅を目指す延長約56キロのコースです。コース前半では平均斜度約6%の坂を約6キロ上るヒルクライム、そして峠付近では日本三大急流の富士川のほか、富士山や南アルプス、八ヶ岳などを見渡すことができます。

コース中盤から後半にかけては、間近に雄大な富士川を眺めながらの下りと、距離が長くアップダウンが激しい走行となります。このコースは周回コースではないので、駅から輪行でお帰りの場合以外は起点にもどることを考えて、体力と時間によっては途中で折り返すことも頭に入れておきましょう。

起点となる道の駅とよとみまでのアクセスは、中央自動車道・八王子IC~中央自動車道・甲府南ICから約10分です。

住所:中央市浅利

 

7.富士五湖満喫コース(ふじごこまんきつこーす)


県立富士北麓駐車場を起点・終点にして、本栖湖・精進湖・西湖・河口湖・山中湖の富士五湖すべてを踏破する延長が約110キロの周回コースです。ロングコースであってもアップダウンは激しくなく、走りやすいコースとなっています。

富士五湖のほかにも、名水百選や新富嶽百景に選定されている忍野八海や、樹海の原始林や、文学の森、夕焼けの渚、交流プラザきらら、長池親水公園といった富士山の眺望ポイントを通るなど見どころがたくさんあるのも特徴です。長距離コースなので、無理せず数回に分けてチャレンジするという計画もおすすめです。

県立富士北麓駐車場までのアクセスは中央自動車道・河口湖ICから約5分となります。

住所:富士吉田市上吉田字剣丸尾5597-84

 

8.御勅使南公園クロスカントリーコース(みだいみなみこうえんくろすかんとりーこーす)


御勅使南公園は、山梨県南アルプス市にある東京ドーム7個分の広さを持つ県立都市公園です。目的別に7つのゾーンに分かれた施設があり、遊具の数は山梨県でナンバーワンを誇ります。そして、その中でも健康の森ソーンには、1キロ、1.5キロ、2キロ、3キロ、5キロ、及び2.15キロ周回コースというアカマツ林を駆け抜けるクロスカントリーコースが6コース用意されていて、ウォーキングから本格的なトレーニングまで、自分のスタイルに合わせて利用できます。

高低差のある公園の特徴を最大限生かした走路には、天然芝やウッドチップを敷くことで足への負担を少なくし、敷地内にはシャワールーム・ロッカールームも完備されています。

御勅使南公園までのアクセスは中央自動車道・甲府昭和ICから約20分となります。

住所:南アルプス市六科1588-2

 

9.大弛峠ヒルクライムコース(おおだるみとうげひるくらいむこーす)


大弛峠ヒルクライムコースは、日本最高標高の車道峠である大弛峠をゴールとした、2,000メートル近い標高差を持つ、国内屈指の約30キロの超上級者向けの本格的ヒルクライムコースです。

道の駅 花かげの郷まきおかを起点とし、乙女湖を通り、森の中のつづら折れを上ると、大弛峠から続く標高2,599メートルの金峰山の頂上が見え、富士山の姿もみることができます。終点付近では、元自転車ロードレーサーに「ツール・ド・フランスのカテゴリー超級として知られるガリビエ峠に匹敵する」と形容されるほどの険しく美しい峠があります。

距離が長く標高差が大きいハードなコースなので、起点と終点の温度差が大きいため、体を冷やさないような装備も必要です。また、消費カロリーも激しいので飲み物のほか、食べ物の準備も必須となります。起点の道の駅 花かげの郷まきおかまでのアクセスは、中央自動車道・勝沼ICから約15分となります。

住所:山梨市牧丘町室伏2120

 

10.釜無川サイクリングロード(かまなしがわさいくりんぐろーど)


南アルプス市の三郡西橋と韮崎市の穴山橋を約30キロで結ぶのが釜無川サイクリングロード。路面は荒れていますが、河川敷ののどかな景色を眺めながら走ることができます。

このサイクリングロードは長距離でありながら休憩できる場所が少ないため、遊・湯ふれあい公園や信玄堤公園、釜無川スポーツ公園、釜無川河川公園などで休憩を取るのがおすすめです。

駐車場はコース途中の公園を利用して、起点にこだわらずにスタート地点にすると利便性が良いでしょう。釜無川河川公園までなら中央自動車道・韮崎ICから約5分です。

住所:南アルプス市東南湖

 

本格的なヒルクライムコースやロングコースから、観光地を巡るサイクリングコースまで豊富なコースが用意されている山梨県。通常の観光では味わえない魅力を、自転車で思いっきり感じてみてはいかがでしょうか?

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