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日本でも発売?トヨタの新しい3列シート7/8人乗りSUV「ハイランダー」

北米で人気のミッドサイズSUV、トヨタ ハイランダーの新型が話題です。すでに2020年型の販売が始まり、スポーツモデルXSEが2021年型として秋にもデビュー。3列シート7人乗りを基本として8人乗りもあり、北米のファミリーユースには最適です。好燃費でもありミニバンに対抗できるSUVとして、これなら日本にも…と期待したいモデルです。

更新日2020/05/12

全長5メートル以下のミッドサイズSUV

トヨタ ハイランダー1904スタイリングで目立つのはフロントビューで、大きな上下グリル、そして左右フロントフェンダー前のダクト状の凹み(LEDフォグライトを配置)などは最近のトヨタ車らしいデザインです。

新型は第4世代で、前作より全長が+60mmの、全長4,950mm×全幅1,930mm×全高1,730mmで、最低地上高203mmです(インチ表示から換算値)。トレッドや全幅もワイドになり、フェンダーも強調された感じです。

トヨタ ハイランダー1904日本で売られていたクルーガー(北米はハイランダー名)は、全長4,600~4,700mmクラス。全長を伸ばしたことで、セカンド(2列目)/サード(3列目)シートの余裕や、ラゲッジスペースの容量拡大につながっています。

全長を伸ばしたと言っても日本式に言うなら5メートル以下で、フォード・エクスプローラーより短く、北米でもフルサイズよりミッドサイズは取り回しが良いという評価はあるので、このへんはスペースを上手く工夫して収めたというところでしょう。

プラットフォームはRAV4と同じくTNGA-K(Toyota New Global Architecture)。現地価格は35,720~46,170ドルです(XSEを除く)。

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7人乗りに加え8人乗りも。室内は余裕の広さ・快適さ

トヨタ ハイランダー1904インテリア(内装)は、前作よりかなり上質な仕上げになっています。1~3列目のシートは7人乗りが2-2-3シート配列で、ベーシックモデルLや中間モデルLEの8人乗りが2-3-3配列。上級グレードにあたるXLEなどにも、今後は8人乗り仕様が登場する予定です。

7人乗りのセカンドシートはキャプテンシート呼ばれるほどゆったりと座れ、足元も余裕(スライド量+30mm)。サードシート後ろのラゲッジスペースの容量は、全シート使用時で390.1→453Lに拡大されました。

ランドクルーザーも8人乗りがあるように、北米のファミリーユースでは、家族はもちろん子どもたちのスポーツの送り迎え(野球とかサッカーです)などには8人乗りはとても便利で、北米市場のミッド~フルサイズSUVでは必須項目です。

ただこれだけ広く快適に進化したと思える新型ハイランダーですが、北米ではフルサイズSUVと比較されサードシートが…と辛口に批評されることもあります。

ミドルサイズSUVを超えた室内の広さなので、比較対象は1ランク上のクラスになったのでしょう。日本なら充分過ぎる広さを確保しているので、心配無用です。

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ガソリンV6もハイブリッドも最新電子制御4WDシステム

パワーユニットは、自然吸気ガソリン3.5L V6DOHC24バルブDS-4インジェクション(直噴+ポート噴射)と、ハイブリッドの自然吸気ガソリン直4DOHC16バルブDS-4インジェクション+2モーター(FF)・3モーター(4WD・フロント2個、リア1個)の2タイプです。いずれも電子制御可変バルブタイミング機構Dual VVT-iを備えています。

パフォーマンスは、V6が最高出力217kW(295PS)/6,600rpm、最大トルク 356.63Nm(36.36kgm)/4,700rpm、ハイブリッドが最高出力179kW(243PS)/6,600rpm(内エンジンが137kW(186PS))、最大トルク237.3Nm(24.2kgm)/4,400rpm(lb-ftの換算値)。

トランスミッションは、ガソリンV6が8速ATで、ハイブリッドがECVTで、ハイブリッドモデルの燃費は従来型より17%向上し、クラス最高水準となっています。

駆動方式はFFとフルタイム4WD(AWD)で、ガソリンV6のハイグレードモデルにはRAV4で実績のあるダイナミックトルクベクタリングAWD機構(TV-AWD)を採用。これは前後軸と左右後輪の駆動力を電子制御するもので、コーナリングや悪路でも最適なハンドリングとトラクション性能を発揮。FF走行時(舗装路で負荷が小さくなど)では後輪への駆動力を遮断し、燃費を向上させます(ディスコネクト機構)。

ハイブリッドの4WDシステムであるE-FOURは、走行状態に応じて後輪用モーターのトルクや、後輪へのトルク配分を自動制御して高い安定性、走破性、ハンドリングをもたらします。後輪用モーターは従来型から+30%トルクがアップしています。

 

安全性も親切さも増した第2世代のセーフティシステム

トヨタ ハイランダー1904セーフティパッケージは、全モデルに最新のToyota Safety Sense 2.0を標準装備。プリコリュ―ジョンシステム(PCS。昼夜の車両や歩行者、昼間の自転車を検知して衝突回避支援や被害軽減)、レーントレーシングアシスト(LTA。全速度域レーダークルーズコントロール時に車線維持のための運転支援)、ロードサインアシスト(RSA。カメラで認識した道路標識をディスプレイに表示)などが盛り込まれています。

ダッシュボード中央のマルチインフォメーションディスプレイは8インチで、上級グレードは12.3インチディスプレイ、Wi-Fi、JBL製オーディオシステム(スピーカー11個)を備えます。また、全グレードでAndroid Auto、Apple CarPlay、Amazon Alexaなどが利用可能です。

 

北米ではマツダCX-9やさらに大きなフルサイズSUVがライバルとされています。7人乗りでゆったり室内のミッドサイズSUVは、CX-8が好評なだけに日本でも待望のモデルになるでしょう。

ミニバンからこんなミッドサイズSUVに乗り換えたいと思うユーザーも多いのでは?世界でもっとも争いが厳しい北米SUV市場で、ここまで期待されるのですからやっぱり新型ハイランダーはホンモノなんです。

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