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【SUVに自転車を積んでいきたい】石川県のおすすめサイクリングコース10選
兼六園や21世紀美術館などの観光スポットが充実している金沢市街地や、白米千枚田や見附島などの景観スポットがある能登半島など、南から北に至るまで足を運びたいところがたくさんある石川県。そんな石川県にあるサイクリングコースを10ヶ所紹介します。自然の堪能したい方にオススメのスポットが満載です。
更新日2020/06/11初心者向け
犀川自転車道(さいがわじてんしゃどう)
犀川緑地サイクリングロードは金沢市にある延長8.1キロのサイクリングロードです。犀川神社を起点として、犀川沿いを走りながらゴール地点である健民海浜公園を目指すルートとなっています。
短いコースとなっているので購入した自転車を一度走らせてみたい、気分転換に川沿いを走りたいという方や、観光で金沢を訪れた際にショッピングや観光地巡りと合わせて街の雰囲気を味わいたい方におすすめです。
ゴール地点である金沢市内の健民海浜公園は広大な面積に豊かな自然を持ったスポットとなっています。バーベキューやボートレンタルも可能で、日本海に面する地域の雰囲気を垣間見ることもできます。
スタート地点の犀川神社は北陸自動車道・金沢西ICからクルマで10分となっています。市内にあるパーキングエリアの利用がおすすめです。
住所 : 金沢市中央通町16-1(犀川神社)
公共シェアサイクルサービス まちのり(こうきょうしぇあさいくるさーびす まちのり)
公共シェアサイクルサービス まちのりは金沢市内で提供されている、サイクルポートを用いたシェアサイクルサービスです。ライムグリーンの電動アシスト自転車で、歴史を感じさせる金沢市の中心市街を巡ることができます。
自転車を借りて目的地周辺に到着したら最寄りのサイクルポートに返却するだけでよい利便性の高さが魅力的です。自転車は20インチタイヤを採用で程よく走って取り回しに優れている点もポイントとなっています。
登録なしで利用する場合には1日利用で1,300円からとなっています(コンビニ・webサイト支払い)。
市街地にある金沢駅に1つサイクルポートがあります。金沢駅へのアクセスは北陸自動車道・金沢西ICからクルマで約10分です。
住所 : 金沢市木ノ新保町1番1号(金沢駅)
中級者向け
加賀海浜自転車道(かがかいひんじてんしゃどう)
加賀海浜自転車道は金沢市内にある健民海浜公園を起点として終点である小松市の安宅海浜公園を目指す大型自転車道です。延長25.5キロで中級者向けのコースとなっています。
日本海とその海岸線を見て潮風を聞きながらのサイクリングを味わうことができます。
経由地点である加賀舞子公園からは健康ロードへ、そして松任海浜公園から山島用水親水ロードへ移動できるようになっているので本コースの距離が物足りなかった際にはそちらも走ってみてはいかがでしょうか。
健民海浜公園へのアクセスは北陸自動車道・金沢西ICからクルマで約10分です。
住所 : 金沢市普正寺町11字1番地 1(健民海浜公園)
羽咋健民自転車道(はくいけんみんじてんしゃどう)
羽咋健民自転車道は羽咋市街地から能登半島外浦にある海岸線を経由して、羽咋郡志賀町にある巌門を目指す延長32.9キロの大規模自転車道です。特に巌門にある浸食よって生まれた洞門は自然によって生み出された産物であり、この地を訪れた際に必ず目にしておきたいスポットとなっています。
起点とされている羽咋休憩所から4つの休憩所を経由して巌門休憩所を目指します。終点手前の三明休憩所から巌門休憩所にかけのセクションのコースは起伏が激しくなっているので最後の一踏ん張りが必要です。起点から2.5キロ走行したところには能登海浜自転車道に続く分岐点があるので、その余裕のある方はこちらの自動車道も走ってみましょう。
羽咋休憩所へのアクセスは、のと里山街道・千里浜ICからクルマで約10分となっています。駐車場は、吉崎・次場弥生公園や千里浜レストハウスなどがおすすめです。
住所 : 羽咋市東川原町(羽咋休憩所)
能登海浜自転車道(のとかいひんじてんしゃどう)
河北郡内灘町向粟崎をスタートしてから白尾海水浴場や高松サービスエリアなどを経由して、終点となっている羽咋健民自転車道への分岐点を目指す大規模自転車道です。内灘海岸を横目に見ながらの走行となり、美しい海岸線や夕日はサイクリングの充実度を高めてくれます。能登海浜自転車道と羽咋健民自転車道を合わせると延長約133キロとかなりのロングコースへと変貌します。長距離を走りたい方や脚力に自信のある方におすすめです。
国指定重要文化財に指定されている喜多家住宅や、石川県が世界に誇る哲学者 西田幾多郎記念哲学館などの観光スポットもあります。千里浜なぎさドライブウェイはクルマで走ることのできる砂浜のドライブウェイとしても有名なので、帰りに立ち寄ってみましょう。
駐車場は内灘海水浴場の周辺にあるパーキングエリアの利用がオススメです。道の駅からのスタートや、内灘町サイクリングターミナルをする方であればそこからスタートするのも良いでしょう。北陸自動車道・金沢東ICから約15分でアクセス可能です。
住所 : 河北郡内灘町字千鳥台5丁目(内灘海水浴場)
手取キャニオンロード(てどりきゃにおんろーど)
白山市にある道の駅 瀬女をスタート地点として能見市にある終点の道の駅 しらやまさんを目指す大規模自転車道路です。
この自転車道ではコース中盤から、旧北陸鉄道金名線で使われていた廃線敷が再利用されています。過去に電車が通っていた道を今自分が自転車で走行していると考えると感慨深いです。道幅も広く、舗装も綺麗に整備されています。
世界中の昆虫を見ることができるふれあい昆虫館の他、遊具・地元の物産館があるパーク獅子吼に植物園のある白山ろくテーマパークなどの観光スポットもあります。寺院に興味のある方は白山比咩神社もおすすめです。
起点の道の駅 瀬女にはもちろん駐車場が完備されています。アクセスは北陸自動車道・加賀ICからクルマで約60分です。
住所 : 白山市瀬戸163−1(道の駅 瀬女)
七尾湾ルート(ななおわんるーと)
七尾湾ルートは七尾駅を起点/終点として七尾湾を巡る延長70.4キロのサイクリングコースです。七尾西湾の西側から北上し、七尾北湾を沿って八ヶ崎海水浴場を通過したら南下。七尾南湾と七尾西湾の間を通る能登島大橋を経由して七尾駅に到着する流れです。
七尾湾を一面に見渡すことができる景観がこのコースの醍醐味となっています。その他、能登島で採れた旬の野菜や加工品などのお土産を購入できる道の駅 のとじまや、食事・バーベキュー・釣りもできるねやフィッシングパークなどの観光スポットも満載です。
コース後半では和倉温泉を経由します。ここを起点にしてゴールしたらそのまま温泉でゆったりして帰宅するのもおすすめです。和倉温泉観光会館ではレンタサイクルプランも行われています。
七尾駅へのアクセスは能越自動車道・七尾城山ICからクルマで約10分です。駅周辺のパーキングか、ルート上にある駐車場の利用をおすすめします。
住所 : 七尾市御祓町イ−28−2(七尾駅)
奥能登ルート(おくのとるーと)
奥能登ルートは石川県の最北端にある能登島を外浦(日本海側)から内浦(富山湾側)に向かって走行するサイクリングコースです。延長163キロというかなりのロングコースで、日帰りで走るなら脚力に自信のある上級者向けとなっています。
観光案内所や飲食店がたくさんある輪島マリンタウンを起点/終点としていて、白米千枚田、国定公園特別地域に指定されている木ノ浦ビレッジ、見附島などを巡ります。奥能登最北端にあたる禄剛埼灯台(ろっこうさきとうだい)から見える朝日や夕日は絶景スポットの1つです。他にも日本百景の1つとなっている九十九湾や立戸の浜(海水浴場)があります。
輪島マリンタウンへ能登里山海道・のと里山空港ICからクルマで30分です。輪島マリンタウン周辺は利用可能な駐車場もあります。
住所 : 輪島市マリンタウン4-1(輪島市マリンタウン)
日本遺産・加賀四湯いでゆルート(にほんいさん・かがしゆいでゆるーと)
日本遺産・加賀四湯いでゆルートは小松空港を起点/終点として日本海沿いや加賀市・小松市内を走行しながら、尼御前岬や那谷寺、加賀四湯に石川県立航空プラザといった観光施設を巡るサイクリングルートです。
コース名にもなっている加賀四湯とは加賀温泉郷にある片山津・山代・山中・粟津という4つの温泉を言い表したものになります。日帰り温泉や足湯が提供されていて、宿泊を検討している方であれば宿泊施設としての利用もおすすめです。
木場潟公園から白山の雄大な景観を見ることができます。道の駅 山中温泉ゆけむり健康村の物産コーナーでは地元物産品を購入可能です。
小松空港へのアクセスは北陸自動車道・安宅ICからクルマで約5分です。空港にある駐車場の利用や、木場潟公園中央園地のような駐車場の観光スポットからのスタートをおすすめします。
住所 : 小松市浮柳町ヨ50(小松空港)
いしかわ里海めぐりルート
いしかわ里海めぐりルートは小松空港をスタートして海岸線に沿って北上したら禄剛埼灯台を経由して、のと里山空港あるいは羽咋駅を終点とするサイクリングコースです。
延長373.3キロとかなりのロングコースで、奥能登ルートや七尾湾ルートなどのこれまで紹介したサイクリングコースも使用しているなど、石川県のサイクリングコースを凝縮させた内容の濃いものとなっています。
長距離のコースのため身体への負担は大きいですが、加賀や奥能登の自然や文化・歴史などにまとめて触れることができるのは魅力的です。
住所 : 小松市浮柳町ヨ50(小松空港)
石川県の自然・文化を堪能することができる大型自転車道や、その大型自転車道を組み合わせることでロングサイクリングもしやすくなっているなど、日帰りから宿泊でのサイクリングまで幅広く楽しむことができそうです。今年は石川県でサイクリングをしてみてはいかがでしょうか。