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メルセデスのサブブランド、マイバッハが手がけた、G650ランドレー、GLS 600 4MATICとは?

メルセデス・ベンツ マイバッハは、高級自動車メーカー、メルセデス・ベンツをベースに、さらに高みを目指したサブブランドです。贅を尽くした特別な装備と仕様、ため息が出るような価格、そんな究極のブランドが手がけたSUVを紹介しましょう。

更新日2020/06/17

究極のプレステージを目指すメルセデスのサブブランド「マイバッハ」とは?

メルセデス・ベンツ マイバッハマイバッハは、もともと1909年に創業したドイツのエンジン製造会社です。有名な飛行船ツェッペリン号のV12エンジンを手掛け、1920年代には高級車を設計、販売していました。

戦争を挟んだ1960年代、マイバッハはダイムラー・ベンツ(現ダイムラー)の傘下に入ります。その後、1997年にメルセデスSクラスをベースとしたラグジュアリーな超高級車を発表。しかし、思うように販売が伸びず、2011年にはブランドの廃止が発表されました。

ところが2014年になると、メルセデスのサブブランドとして復活。Sクラスの後席部分を200mm延長し、豪華な装備を施した高級ストレッチ・リムジンは、ラグジュアリーなデザインと威厳のある佇まい、最高級のマテリアルを使用し贅を尽くしたインテリア(内装)、メルセデスの最高のテクノロジーとクラフトマンシップが息づく快適性と安全性など、後席に座るエグゼグティブのために仕立て直された、プレステージ・カーでした。

マイバッハ初のSUV「G650ランドーレット」とはどんなクルマ?

 

究極のラグジュアリー・オフローダー、マイバッハ G650ランドレー

Mercedes-Maybach G 650 Landaulet (W463)Mercedes-Maybach G 650 Landaulet (W463) 20172017年、マイバッハブランドでは初のSUVモデルとなる「G650 ランドレー」が発表されました。

名前からわかる通りG650 ランドレーは、本格オフローダー、Gクラスをベースにしています。マイバッハといえば後席重視のラグジュアリー・ショーファー・ドリブンを手がけるブランドですから、そうしたブランドイメージとクロカンSUVという意外な組み合わせが驚きです。

Mercedes-Maybach G 650 Landaulet (W463)Mercedes-Maybach G 650 Landaulet (W463) 2017エクステリア(外装)デザインはGクラスのそれですが、G650 ランドレーは、後席部分だけがオープンタイプになっています。車名の”ランドレー”とは、このようなボディタイプの名称のことで、その特殊な形状ゆえに市販車ではほとんど見かけることのないスタイルです。

ボディサイズは、全長5,345mm×全幅2,110mm×全高2,235mm。ホイールベースは、標準のGクラスより578mm延長された3,428mmです。最低地上高はポータルアクスル(ハブリダクション)によって、450mmを確保。起伏が大きい路面でも、下回りを気にすることなく走ることができます。タイヤサイズは、325/55 R22と巨大です。

マイバッハを名乗るだけに、オフローダーといえども後席には徹底的なこだわりがあります。まず、長いホイールベースによって後席はSクラス並みに広くなっています。シートもSクラスと同様、レッグレスト付きのリクライニング、マッサージ機能付きのファーストクラス仕様です。

Mercedes-Maybach G 650 Landaulet (W463)Mercedes-Maybach G 650 Landaulet (W463) 2017左右の座席の間には、空調や照明のコントロールスイッチ類が備わるセンターコンソールに冷温蔵も装備、パッセンジャーは冷えたシャンパンをいつでも飲むことができます。また個別に10インチのエンターテインメントシステムディスプレイも備わります。

エンジンはメルセデスAMGの、6.0L V12ツインターボで、最高出力は463kW(630PS)、最大トルクは1,000Nm(102kgm)。価格は約6,000万円、世界で99台の限定生産というまさに究極のラグジュアリー・オフローダーです。

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メルセデスのフラッグシップSUVを極めた、マイバッハ GLS 600 4MATIC

マイバッハGLS 600 4MATICは、メルセデスのフラッグシップSUVである、GLSをベースにしたラグジュアリーモデルです。

エクステリアデザインのシルエットはGLSと同じですが、細い縦型ルーバーの大型グリルやメッシュのアンダーグリル、スキッドプレート、ドアサッシュ、サイドシルパネルなどがクロームパーツとなり、煌びやかな雰囲気です。

ボディサイズは、全長5,205mm×全幅2,030mm×全高1,838mm、ホイールベースは3,135mm。独立した後席シートは上質なナッパレザーが仕様され、マッサージ機能、空調コントロール、エンターテインメントディスプレーなど、他のマイバッハモデルと同様の快適性が与えられています。

パワーユニットは、4.0L V8ツインターボに、48VのISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)を搭載したもので、最高出力は410kW(558PS)/6,000〜6,500rpm、最大トルクは730Nm(74.4kgm)/2,500〜5,000rpm、ISGによるEQブーストの最高出力は16kW(22PS)となっています。

サスペンションシステムは、エアサスのエアマチック。オプションでは、路面の状況に合わせながらサスペンションの動きを個別にコントロールすることを可能にするEアクティブ・ボディ・コントロール機能が設定されています。

マイバッハGLS 600 4MATICの日本導入時期、販売価格はまだ発表されていませんが、価格はおよそ20万ドル(日本円でおよそ2150万円)からと予想されています。

マイバッハがいよいよSUV市場へ。マイバッハ GLSはどんなクルマ?

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我々庶民には手の届かない、選ばれた人だけが手にすることのできるブランドのSUVは、ベントレーやロールス・ロイスと並ぶことができる数少ないモデルです。今後もSUV人気が続けば、究極のラグジュアリー・ブランドとして、さらなる高みを目指したSUVの登場も期待できるかもしれません。

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