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おんなじ3列SUV、GLBとGLE、それぞれどんな方におすすめ?

メルセデスからこのほどリリースされた新しいSUV「GLB」と、プレミアムSUVである「GLE」。どちらも3列シートを備えた7人乗りモデルが用意されますが、カテゴリーや特徴には違いがあります。多人数乗車のSUVが注目されつつありますが、それぞれどんな個性があるのか気になるところですよね。今回はメルセデスの3列SUV、GLBとGLEをそれぞれ紹介します。

更新日2020/08/11

Gクラスの力強さ×都会的なエッセンス、GLB

メルセデス・ベンツ GLB200d 2020

GLBは2020年6月に発売された新しいSUVです。メルセデスの本格オフローダー、Gクラスからインスピレーションを得たというスクエアなエクステリア(外装)が特徴ということですが、Gクラスのようなエッジの効いたデザインではなく、他のメルセデスSUVに近いデザイン要素を取り入れつつ、ドアパネルやリアフェンダーなどの面の張りで力強さを表現しています。

ボディサイズは全長4,640mm×全幅1,835mm×全高1,700mm、ホイールベースは2,829mm。日本ではミドルクラスサイズに相当する大きさで、普段使いでも扱いやすいサイズと言えるでしょう。

メルセデス・ベンツ GLB200d 2020

インテリア(内装)は近年メルセデスが採用するモダンな雰囲気のデザインで、特徴的なのはメータークラスター上方のカウルがなく、10.25インチのワイドスクリーンディスプレイが2枚横並びで配置され、開放感があるところです。

5つの円形アウトレット(空調ルーバー)は、ジェットエンジンのタービンを想わせるスポーティなデザインで、アウトレットの奥の部分に色のアクセントを施し、アフターバーナーを想起させる演出もなされています。アンビエントライトは全64色の設定があり、インテリアを気分に合わせて盛り上げてくれます。

スクエアなフォルムとロングホイールベースを生かしたパッケージングで、車内も広々と快適です。2列目シートは60:40の分割機構、そして140mmの前後スライドが可能で、快適なレッグスペースを確保。また、バックレストの角度は8段階の調整が可能で、快適性を向上させています。

メルセデス・ベンツ GLB200d 2020

GLBには対話型インフォテインメントシステムであるMBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)が搭載されています。「ハイ!メルセデス」と声をかけると、システムが起動します。「少し暑い」「カフェに行きたい」など、普段の会話のように話しかけるだけで、車両設定やインフォテインメント機能を操作できます。

Sクラスと同等のメルセデスの先進安全技術「インテリジェントドライブ」により、衝突回避アシストや、万が一の際の被害を軽減させる装備、ドライバーの疲労を軽減させる最新の装備が搭載されています。

メルセデス・ベンツ GLB200d 2020

パワートレインは、2.0L 直4ディーゼルと、2.0L 直4ガソリンターボが用意されており、どちらのエンジンも組み合わせられるトランスミッションは、8速デュアルクラッチトランスミッション「8G-DCT」となります。

GLB 250 4MATICに採用される四輪駆動システム「4MATIC(4マチック)」は、ダイナミックセレクトのスイッチを操作することで、基本の前後トルク配分比を変化させることができます。「ECO/コンフォート」モードでは80:20、「スポーツ」では70:30、「オフロード」では50:50となり、それぞれの路面状況での走行安定性に貢献します(「オフロード」モードはオプション選択時のみ可能)。

価格は512万円〜です。

メルセデス・ベンツから新たなSUVが登場!GLBってどんなクルマ?

 

プレミアムSUVのイメージリーダー、GLE

メルセデス・ベンツ GLE 2018

GLEはメルセデスのプレミアムSUVに位置するモデルです。エクステリアはメルセデスの高級モデルにふさわしい現代的でラグジュアリーな雰囲気があり、SUVならではの力強さを感じつつ、エレガントで知性にあふれるデザインになっています。

ボディサイズは全長4,930mm×全幅1,950mm×全高1,770mm、ホイールベースは2,995mmの堂々としたサイズではありますが、全長が5メートルを切りますので日本の道路事情でも困るような大きさではありません。

メルセデス・ベンツ GLEクラス

インテリアは高級モデルらしい、上質さとマテリアルへのこだわりを感じさせるものです。GLBと同様、メータークラスター上のカウルがなく、2枚のディスプレイが横並びとなるデザインですが、ディスプレイは12.3インチと大型になっています。

上質なレザーシートには前席にシートベンチレーター(グレードによってはオプション設定)を装備、また温冷機能付きカップホルダーも装備され、ロングドライブでの快適性を向上させています。

メルセデス・ベンツ GLE 2019

2列目シートはパワーシートを全車標準装備。それぞれのシートが約100mm前後にスライドし、40:20:40の分割可倒式バックレストは電動角度調整式、左右のヘッドレストの高さも電動調整式となっています。

また、各種ヒーターやパフュームアトマイザー、シート設定、照明、音楽等のシステムを統合的にコントロールし、3つのプログラムから選択することが可能な「エナジャイジング・コンフォート」も用意されています。(グレードによりオプション設定)

GLEもGLBと同様にMBUXが搭載されていますが、ディスプレイが大型になる分、インフォメーションは見やすく、操作性も高いと言えます。

先進安全運転支援システム「インテリジェントドライブ」も搭載。GLBにも採用された新技術ですが、高速道路上でウインカーを点滅させるだけで、安全を確認して自動で車線を変更する「アクティブレーンチェンジングアシスト」も搭載されています。

メルセデス・ベンツ GLE 2019

搭載されるエンジンは、2.0L 直4クリーンディーゼル、3.0L 直6クリーンディーゼル、3.0L 直6ガソリンエンジン+ISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)がラインアップされています。組み合わせられるトランスミッションは電子制御9速ATの「9G-TRONIC」となります。

GLEは全車四輪駆動システム「4MATIC」が搭載されますが、GLE 400 d 4マチック スポーツとGLE 450 4まチック スポーツにはエアスプリングと電子制御ダンパーの組み合わせによって極上の乗り心地を実現する「AIRマティックサスペンション」が搭載され、センターコンソールのスイッチで約60mm車高を上げ、ラフロードに対応することもできます。

4MATICモデルには専用に開発された「ESP(エレクトロニック・スタビリティ・プログラム)」が搭載されています。これは車両の横滑りやアンダーステア、オーバーステアをセンサーが感知し、エンジントルクや4輪個々のブレーキを自動的に制御して、安定したコーナリングやドライビングを楽しむことができる機能で、これはGLBには搭載されていません。

価格は954万円〜です。

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それぞれ、どんな方におすすめ?

メルセデス・ベンツ GLB 2020

GLBはミドルクラスサイズで3列目も決して広くはありません。メルセデスではGLBの3列目シートについて、「乗車時の安全確保のため、身長168cm以下の乗員のみが使用できます」としています。広さはもちろんのこと、安全上の観点からも、3列目を使用する機会はかなり限定されたものとなってしまいます。

ですからあくまでも3列目はエマージェンシー用として割り切る使い方ができ、メルセデスの最新メカニズムや安全性を味わいたい方にはGLBがおすすめ、3列目の居住性や高級SUVのラグジュアリーな雰囲気、装備の充実さを求めるならGLEがおすすめです。

どちらも3列シート7人乗りのSUVではありますが、車格や装備に違いがあります。とはいえメルセデスならではの上質な内外装や、全方位で感じられる卓越したドライバビリティ、信頼の安全性能を味わうことができるモデルとなっています。ぜひ実際に乗って確かめてみてください!

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