メルセデス・ベンツから新たなSUVが登場!GLBってどんなクルマ?

メルセデス ベンツのSUVといえばGクラスを筆頭にして、GLA、GLC、GLE、GLSと各カテゴリーに軒並み揃っていましたが、ここにきて新たなSUVモデルがラインナップされました。ほかのライバルメーカーの影響を受けたともいえるGLBとはいったいどのようなSUVに仕上がっているのでしょうか。

更新日2019/09/13

GLBはGLAとGLCの中間をとるモデル

メルセデス ベンツ GLBメルセデス ベンツが2019年に新しく追加ラインナップしたGLBというSUVモデル。2019年の上海モーターショーでアンベールされた「GLBコンセプト」がベースになっており、カテゴリー的にはGLAとGLCの中間に位置するモデルです。ボディサイズは全長4,634mm×全幅1,834mm×全高1,658mm、ホイールベース2,829mmとなっており(欧州値)、オフロードモデルらしく前後のオーバーハングが短く設定されています。GLAが全長4,430mm×全幅1,805mm×全高1,505mm、GLCが全長4,660mm×全幅1,890mm×全高1,645mmとなっており、この3モデルを比べるとGLAよりもすべての寸法においてはGLBが大きく、GLCよりも若干コンパクトながら全高のみGLBが上回っていることが分かります。

メルセデス ベンツ GLBプラットフォームには最新型のAクラスやBクラスなどで採用されている「MFA2」を一部延長したものを使用しています。パワーユニットは1.3Lと2.0Lの直4ガソリンターボエンジンと2.0L直4のディーゼルターボエンジンが用意され(欧州の場合)、さらにプラグインハイブリッドも開発中。
トランスミッションはベースグレードが7速DCT、上位モデルには最新の8速DCTが用意され、6速MTも用意されています(欧州の場合)。駆動方式はFFと4MATIC(フルタイム4WD)が設定され、4MATICモデルにはスイッチ操作によって3つの走行モードを選ぶことが可能な「ダイナミックセレクト」を搭載しています。

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2列シート?3列シート?お好みで選べます

メルセデス ベンツ GLBGLBの大きな特徴となっているのが、メルセデス・ベンツのコンパクトSUVとしては初の3列シートを採用していること。通常は2列5名乗車になっていますが、オプションで3列7名乗車を選ぶこともできるようになっています。3列シートにもサイドウィンドウエアバッグが装着され、チャイルドシートを取り付けるためのISOFIXアンカーも付いているので、最大4つのチャイルドシート(2列目×2、3列目×2)を取り付けることが可能です。家族の多いユーザーでもフレキシブルな使い方ができるようになっていますよ。室内は2,829mmというホイールベースを活かし、各列とも広々としたレッグスペースを確保。2列5名乗車モデルのラゲッジルーム容量は560Lで、リヤシートを折り畳めば最大1,755Lにまで拡大することができ、3列7名乗車モデルも3列シートを倒すことで十分な荷室を確保できるようになっています。

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ハイ、メルセデス!など最新機能はもちろん装備される

メルセデス ベンツ GLBまた3列シート以外にもGLBのインテリアはさまざまな特長が用意されています。そのひとつが新型Aクラスでも採用している横長の液晶デュアルディスプレイを用意したインスツルメントパネルで、最新の「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)」によってさまざまなインフォメーションを表示および操作することが可能となり、AIによって音声でも操作できる「ハイ、メルセデス!」も備えています。
インテリアのみならずその外観にもまた大きな特長がありました。

メルセデス ベンツ GLBこのGLBは「ベビーG」とも呼ばれているように、他のどのモデルよりも武骨な雰囲気に仕上がっているのが特長です。フロントおよびリヤにはアンダーガードが付き、フロントグリルの加飾パネルやサイドプレートなどにもオフロードテイストを強調するデザインが使われています。

GLAやGLCではフロントウインドウの傾斜がなだらかなのに対し、GLBではGクラスを彷彿とさせるような立ち上がった角度になっていて、Cピラーからテールにかけてのルーフラインも同様にスクウェアに立ち上がっています。この効果によって視覚的にSUVらしく見せるとともに、7名乗車の際でもヘッドクリアランスを確保できるようになっています。

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ライバルとはどんな関係?

BMW X2 2018メルセデス・ベンツにはすでにGLAやGLCといったSUVモデルが存在していたのに、新しくその中間グレードとなるGLBをラインナップしたのには理由があるのでしょうか。そのきっかけになったと思われるのがライバルメーカーの存在です。BMWではX1とX3の間に新しくX2をラインナップし、アウディもまたQ3の下に新しくQ2というモデルをデビューさせています。

すでにSUVのラインナップが揃っていたBMWやアウディが新しいSUVを追加投入したのを受け、メルセデス ベンツでもその中間クラスに新しくSUVを揃えたのがGLBといえるのではないでしょうか。この流れは日本の自動車メーカーでも同様で、レクサスではRX、LXに続きUXを発表しています。

ただしボディサイズを比較するとX2やQ2、UXよりはひとまわり大きく見た目も武骨なので、実際のライバルとなるのはBMW X1やアウディQ3、レクサスNXあたりとなり、さらにジャガーEペイスやボルボXC40も車格的にはライバルといえるでしょう。

GLA、GLC、GLCクーペ、GLE、GLEクーペ、GLS、Gクラスに続いて登場した、メルセデス ベンツの新型SUVであるGLB。その絶妙な大きさは日本の道路事情に適したものでありつつも、ほかのどのSUVとも「かぶらない」キャラクターによってヒットするのは間違いなさそうです。ドイツ本国ではすでに車両価格も発表されており、日本では2019年秋にその上陸が予定されています。

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