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運転初心者ならどんなSUVがおすすめ?
念願の運転免許取得!クルマを買って、海や山にドライブに行きたい!と夢は膨らみますね。せっかく買うなら流行りのSUVに乗ってみたいという方は多いと思いますが、SUVはボディが大きくて運転が大変そう、不慣れな自分には自信がない…というイメージがあるかもしれませんね。でも実際には、SUVは車高が高いため見晴らしがよく、運転がしやすいクルマです。近年のSUV人気でメーカーもしっかりクルマを作り込んでいるので、安全装備や機能が充実しているのもポイントです。逆に初心者にとっては安心して乗れるクルマだと言えるでしょう。そこで今回は、どんな条件を押さえて探すと良いのか、という点をふまえながら、初心者におすすめのモデルをピックアップしてみたいと思います。
更新日2020/08/20条件①:取り回ししやすいコンパクトなSUVがおすすめ。
運転が不慣れな状況で安全に運転するには、まず車両感覚をつかむのが大切です。車両感覚がつかめるようになれば、車庫入れや縦列駐車、狭い場所でのすれ違いといったシーンでもゆとりを持って運転することができ、これは安全にもつながります。
ですからクルマを初めて運転するという方には、コンパクトなSUVがおすすめです。日本は道路が狭いところや、駐車スペースの周囲が狭いところもたくさんあります。
これらのポイントを踏まえると、全長4,400mm以下、全幅1,800〜1,850mm以下のSUVが良いでしょう。コンパクトSUVは世界的に人気カテゴリーですから、国産・輸入問わずこの条件に当てはまるモデルはたくさんあります。
条件②:こんな安全装備があるといい
誰も事故を起こしたくはありませんが、初心運転者(免許取得後1年以内)が事故を起こす確率は、全運転者の割合よりも高いというのが現状です。
しかし自動車事故を少しでも減らすため、クルマの予防安全技術は日進月歩で進化しています。ですから初心者だからこそ、最新のテクノロジーに頼って安全にドライブを楽しみましょう。
まず予防安全、衝突被害軽減機能として、センサーで前方車両や歩行者を認識して警告・場合によってはブレーキアシストを行う衝突回避支援ブレーキ、ペダル踏み間違い防止装置、死角にいる車両を検知してインジケーターを点灯させるBSM(ブライド・スポット・モニター)はぜひ欲しい機能です。
また駐車支援の装備として、後方の状況を確認できるバックモニター、もしくはクルマを真上から見ているように表示するカメラビュー、自車の周囲の状況をドライバーに知らせるパーキングセンサーがあると便利です。さらに最近では、車庫入れや縦列駐車のステアリング操作をアシストしてくれる駐車支援機能も登場しています。
どんなSUVが当てはまる?
これらの条件①、②を満たすSUVをピックアップしてみましょう。特に衝突回避支援ブレーキ、ペダル踏み間違い防止装置、BSMが搭載されているモデルです。
トヨタ ライズ/ダイハツ ロッキー
5ナンバーサイズのコンパクトなボディサイズに力強いSUVスタイル、充実した装備にお買い得価格と、魅力満載のライズ/ロッキー。発売以来大人気のモデルとなっています。
もちろんライズのトップグレードを買えば至れり尽くせりの装備で満足できますが、そこまで必要のない余分な装備がついてきたり、価格も高くなってしまいます。ですから条件に合う装備のあるグレードを選ぶことで、価格をなるべく抑えることができます。あとは欲しい装備に合わせてグレードやオプションを検討しましょう。
ライズの場合は中間グレードの”G”(189万5000円/2WD)、ロッキーの場合は”X”(184万8000円/2WD)に、オプションのBSMをつけると条件に合致します。このオプションは「リヤクロストラフィックアラート(後側方車両検知警報システム)」がセットで付くパッケージオプション(6万6000円)となりますので、駐車スペースからバックで出る時の安全性を高めます。
また、パノラミックビュー対応ナビレディパッケージ(4万8400円)、スマートパノラマパーキングパッケージ(パノラミックビュー、9インチディスプレイオーディオ、スマートパノラマパーキングアシスト、ステアリングスイッチがセットになったオプション・2WDのみ)(14万7400円)を付けると、もっと装備が充実します。
マツダ CX-3
マツダのSUVは、ベーシックなグレードでも先進安全技術が充実しています。マツダで最もコンパクトなSUVであるCX-3も例外ではなく、ガソリンモデルのエントリーグレード”15S”(189万2000円/2WD)、ディーゼルモデルの”XD”(249万2600円/2WD)でも条件を満たしています。
バックガイドモニターは全車標準装備となりますが、これを「360°ビュー・モニター(クルマを真上から見たように表示する機能)」にしたい場合は、ガソリンモデルの場合はグレードを一つ上げて”15S ツーリング”(199万1,000円/2WD)を選び、オプションで付けることができます。XDの場合はそのままオプションで選ぶことができます。このオプションはフロントパーキングセンサー(センター/コーナー)とのセットオプション(4万4000円)です。
三菱 RVR
三菱のコンパクトSUVであるRVRは、エントリーグレードのMと上級グレードのGの2グレードという、シンプルな構成です。
安全装備に関してはどちらのグレードも同じ仕様になっていますので、ベーシックなM(214万3900円/2WD)を選んで、後側方車両検知警報システム(BSW)+後退時車両検知警報システム(RCTA)のオプションを選択すると条件に合致します。
ただしオプション価格はグレードにより異なっており、Mの場合6万1600円、Gの場合5万5000円となります。これは「LEDターンランプ付電動格納式リモコンドアミラー」がセットで装備されるためで、すでにこのドアミラーが標準装備となっている”G”の方が、オプション価格が安くなります。
BSWには斜め後ろに接近車両がいる状態で車両のいる方向にウインカーを出すと、警報ブザーとインジケーターの点滅で注意を促す「レーンチェンジアシスト機能(LCA)」も搭載されています。
周囲の状況、特に死角にある障害物の把握や、経験不足からくる判断ミスなどを適切にサポートしてくれる機能は、初心者にとって心強い味方になるはずです。もちろんこれらはあくまでもドライバーの操作を支援する機能ですので、周囲の安全確認や状況確認を十分行いながら使用する必要があります。これらの機能を活用して、少しでも早く運転に慣れて、楽しいドライブができると良いですね!