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CX-3とCX-30ならどっちを選ぶ?

2019年9月、マツダのラインアップに新たなSUV「CX-30」が加わりました。CX-30はCX-3とCX-5の中間に位置するモデルとなりますが、サイズやパッケージングからするとCX-3にほど近い、コンパクトなSUVです。価格帯もそれほど大きな違いがないようですが、それぞれどんな違いがあるのでしょうか?本記事では、CX-3とCX-30それぞれのモデルの違いと特徴を解説いたします。

更新日2020/08/11

スタイリングはどう違う?

マツダ CX-3CX-3もCX-30も、近年マツダが提唱するデザインコンセプト 魂動デザインに基づいたエクステリア(外観)となっています。

魂動デザインは、まるで生き物のような生命力と躍動感をデザインとして表現するというコンセプトで、流れるような美しいスタイリングとスポーティでエモーショナルなフォルムが特徴です。

CX-3のボディサイズは全長4,275mm×全幅1,765mm×全高1,550mm、ホイールベース2,570mm、CX-30は全長4,395mm×全幅1,795mm×全高1,540mm、ホイールベース2,655mmとなり、全長はCX-30の方が120mm長くなっています。

ボディサイズが小さいと、彫りの深い躍動感のあるデザインは難しくなると思いますが、CX-3のような小さなボディサイズでものっぺりした印象はありません。ただ、CX-30の方が少しボディサイズにゆとりがあるせいか、より魂動デザインの造形が際立っています。

マツダ CX-30特にCX-30はDピラーが寝ていてクーペスタイルになっていることや、リアのコンビネーションランプが立体的になっているあたりが、CX-3とは大きく異なっている点です。また、ホイールベースもCX-30の方が85mm長く、幅も31mm広いため、安定感とゆとりを感じさせるスタイルとなっています。しかし、両車の最小回転半径は5.3mと取り回しは変わりません。

CX-30のエクステリアを印象付ける装備の一つに、ディミングターンウィンカーというものがあります。これはウインカーの光り方のことなのですが、点灯するときはパッと素早く、消えるときはスウッと減光(ディマー)しながら消灯するという特徴あるウインカーです。まるで心臓の鼓動のように動きがあることから鼓動ウインカーなどと呼ばれているそうですが、非常に斬新で、光り物好きの方なら見入ってしまうほど魅力的な演出です。

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インテリアやラゲッジルームにはどんな違いが?

マツダ CX-30(上記写真:CX-30)

インテリアのデザインはどちらも機能的で質感の高いものですが、CX-30は車幅の広さを生かして、上位クラスのCX-5と同等の乗員間の距離を確保しています。これは数値以上にゆとりや広さを感じさせるものとなっています。

さらにCX-30は、見た目の質感はもちろんのこと、触った感触や自然な運転姿勢をとったときに上質で使いやすい仕上げになっています。ドアトリムの肘置きや、センターアームレストの質感や幅のゆとりなど、直接体に触れる部分にこだわりを感じます。

また、後席の居住性もCX-3よりCX-30の方が膝まわりに余裕があり、窮屈には感じません。クーペスタイルなので頭上もあまり余裕がないようなイメージを持ちますが、実際は頭上のゆとりもあります。

マツダ CX-3 XD Exclusive Mods(クロスディー エクスクルーシブ モッズ) 内装

(上記写真:CX-3)

ラゲッジ容量は、CX-3が350L(Bose未装着者サブトランク含む)であったのに対し、CX-30は430Lと広く、地面からゲート開口部までの高さを731mmとすることで積載性を向上させています。

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パフォーマンスについて

CX-3 北米仕様 2014CX-3もCX-30も、2.0Lガソリンエンジンモデルと、1.8Lディーゼルターボモデルが用意されており、スペックもそれぞれほぼ同じものです。ただし、組み合わせられるトランスミッションが異なり、CX-3はガソリンモデルに6ATしか設定されず、ディーゼルモデルには6MTと6ATが用意されます。CX-30はその逆で、ガソリンモデルに6MTと6AT、ディーゼルモデルに6ATのみというラインアップとなります。

マツダ CX-30注目すべき点なのは、CX-30には、2020年1月より発売予定となっている次世代のガソリンエンジン「SKYACTIV-X」がエンジンラインアップの一つとして加わる予定ということです。

SKYACTIV-Xがこれまでのガソリンエンジンと異なるのは、非常に高圧縮であるということです。通常ガソリンエンジンで圧縮比を強くしすぎると、異常燃焼(ノッキング)を起こし、うまく混合気を燃やすことができなくなります。しかし、SKYACTIV-Xはこの異常燃焼をあえて逆手に取り、強い力で混合気を圧縮し、ちょうど良いタイミングで点火プラグに火をつけることで多数の火種をシリンダー内で発生させ、穏やかな異常燃焼状態を作り出して、効率の良い燃焼を行うという技術です。

この燃焼方式により、低回転ではディーゼルエンジンのような粘り強いトルク感と、全域にわたる高レスポンスと高回転での伸び、そして低燃費と優れた環境性能を発揮できます。

新世代エンジンSKYACTIV-Xによる新感覚のパフォーマンスが味わえるのも、CX-30の魅力の一つであると言えます。とはいえCX-30の魅力はエンジンだけではありません。通常のガソリンモデルとディーゼルモデルでもバランスが良く走りも軽快ですし、取り回しの良いサイズとゆとりのある居住性、高い質感のインテリアとエモーショナルなエクステリアが最大の特徴と言えるでしょう。

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