プロモーション
Eペイス、Fペイス、Iペイス、それぞれどんな違いがある?【ジャガーSUV全車種を解説】
ジャガーのSUVには、Eペイス、Fペイス、Iペイスというラインアップがあります。プレミアムスポーツカーとして有名なジャガーが作るSUVだけあって、スポーティなデザインやオンロードでも高い走行性能が特徴のモデルばかりです。他のプレミアムブランドとは一味違う、ジャガーSUVの魅力に迫ってみましょう。
更新日2020/10/20スポーティなデザインと日常的な実用性を両立させた、ジャガーのSUV
ジャガーのSUVラインアップは、エンジンモデルのコンパクトモデルである「Eペイス」とミドルクラスの「Fペイス」、そしてEV(電気自動車)の「Iペイス」という構成になっています。
ジャガーではSUVを「パフォーマンス・クロスオーバー」と呼んでおり、ファミリー向けのスポーツカーという位置づけとしています。ジャガーが長年にわたり伝統的にスポーツカーを作り、レースの世界で数々の実績をあげてきたブランドイメージが、SUVモデルにも反映されています。
もちろん、オンロードでの走行性能を追求するだけでなく、クリーンディーゼルやEVをラインアップさせることで、実用性と環境性能も両立させているのが特徴です。
日常使いでも便利なプレミアムコンパクト、Eペイス
Eペイスは2017年に発売された、ジャガーのコンパクトSUVです。ボディサイズは全長4,410mm×全幅1,900mm×全高1,650mm、ホイールベースは2,680mmです。日本で販売されているコンパクトSUVよりやや大きいサイズではありますが、全長が比較的短いため、街乗りでも使いやすいでしょう。
Eペイスは、ジャガーのピュアスポーツクーペ「Fタイプ」のデザインイメージをまとわせたエクステリア(外装)が特徴で、塊感のあるフォルムにグロスブラックのハニカムメッシュグリルとボトムインテーク、ホイールアーチモール、ウインドウフレームによって、力強さを強調しています。
パワートレインは、クリーンディーゼルエンジンとガソリンエンジンが用意され、2.0L 直4ディーゼルターボの最高出力は132kW(180PS)、2.0L 直4ガソリンターボの最高出力は147kW(200PS)、トランスミッションはどちらも9速ATが搭載されています。駆動方式はAWD(全輪駆動)で、前後輪のトルクを路面状況に応じて適切に配分する電子制御式となっています。
車両価格は456万円〜571万円です。
【SUV映えを探しに行こう!】 リゾートに似合う英国生まれのSUV。ジャガー Eペイスで軽井沢へ
ピュアスポーツカー、ジャガーのパフォーマンスをSUVで味わうなら、Fペイス
Fペイスは2015年に発表された、ジャガー初のパフォーマンス・クロスオーバーです。
エクステリアはジャガーのプレミアムセダン「XF」を思わせるようなラグジュアリーな雰囲気があり、ドラマチックな美しさと、走りを予感させるスポーティなデザインが特徴です。ボディサイズは全長4,740mm×全幅1,935mm×全高1,665mm、ホイールベースは2,875mmとなっています。
搭載されるエンジンには、出力の異なる2.0L 直4ガソリンターボが2種類用意されます。一つは最高出力182kW(250PS)、もう一つは221kW(300PS)となります。さらにEペイスと同様、2.0L 直4ディーゼルターボ(132kW/180PS)も用意されます。スポーティグレードには、3.0L V6スーパーチャージドガソリンが搭載されます。こちらは最高出力280kW(380PS)です。
さらに高いパフォーマンスを求める方のために、5.0L V8スーパーチャージドガソリンを搭載した「SVR」グレードが用意されています。こちらの最高出力は405kW(550PS)、0-100km/h加速は4.3秒、最高速度は283km/hというパフォーマンスを発揮します。トランスミッションは全車8速AT、駆動方式は全車AWDとなっています。
車両価格は678万円〜1,306万円です。
ジャガー初の電動パフォーマンスSUV、Iペイス
Iペイスは、2018年に発表されたジャガー初の電動SUVです。Iペイス専用に開発されたアルミニウム・アーキテクチャーの採用により、すぐれた剛性とパッケージングを両立させています。
フロントの大きなグリルから取り入れられた空気はボンネット上の大きなエアスクープを通ってルーフに向かって流れるようになっており、空気抵抗を大きく低減させています。EVならではの設計の自由度を生かし、優れたパフォーマンスと電費性能に役立てています。
ボディサイズは全長4,695mm×全幅1,895mm×全高1,565mm、ホイールベースは2,990mmです。ボディサイズに対して全高はかなり低く抑えられており、SUVというより、スポーティクーペに近いスタイリングです。
搭載されるバッテリーの容量は90kWh、駆動用モーターはフロントとリアにそれぞれ1基ずつ搭載され、駆動方式はAWDとなります。モーターの最高出力は294kW(400PS)で、0-100km/h加速は4.8秒、最高速度は200km/hというパフォーマンスを発揮します。航続距離は438kmです。
ジャガーとして初めてのインフォテインメント・システム「Touch Pro Duo」を導入しており、先進のコネクティッド技術が搭載されているのもトピックとなっています。
価格は976万円です。
ジャガーのSUVは、オンロードでの高い性能も追求したパフォーマンスモデルです。スポーティなエクステリアと実用性を手軽に楽しみたい方にはEペイス、ピュアスポーツカーとしての資質を十分に堪能しながら、ファミリーカーとしての実用性も両立させたい方にはFペイス、ジャガーのドライビング・パフォーマンスを先進の電動パワートレインと最新コネクテッド技術で体感したい方にはIペイスがおすすめです。
高い人気を誇るプレミアムSUV市場において、自動車業界で長い歴史を持つジャガーが今後どんな存在感を見せていくのか、ぜひ注目していきたいと思います。