プロモーション

【3ドア本格オフローダー対決】ジープ ラングラー vs ランドローバー ディフェンダー90 あなたはどっちを選ぶ?

本格的なオフロード性能を有する2台のSUV。それがジープ ラングラーとランドローバー ディフェンダーです。今回は、アメリカとイギリスをそれぞれ代表する最強オフローダーの実力を比較し、どちらに軍配が上がるのかを検証してみました。武骨でタフな2台のオフローダー、あなたならどちらを選びますか?

更新日2020/10/28

エクステリア比較:クラシカルなラングラー、現代風に生まれ変わったディフェンダー90

ジープ ラングラー 2018

1941年に誕生した初代ジープ ウイリスの血統を受け継ぐラングラー。丸みを帯びたSUVが増えているなか、今なお昔ながらのスクエアなフォルムを守り続ける稀有な本格オフローダーです。3ドア版のボディサイズは全長4,320mm×全幅1,895mm×全高1,835mmで、ホイールベースは2,460mmという大きさ。トレッドは前後とも1,600mm、最低地上高は200mmとなっています。

丸型ヘッドライト、7スロットグリル、そして台形ホイールアーチが息づくボクシーなフォルムは、ひと目でラングラーと分かるアイデンティティ。アイコニックであり続けながらも、LEDヘッドライトの採用(オプション)など機能面ではモダンな進化を遂げていることが分かります。また足もとには17インチのアルミホイールを標準装備。タイヤはオールテレインタイヤが装着されます。

ランドローバー ディフェンダー 2019

対するディフェンダーも、ラングラーに負けないほどの歴史を有するヘリテージSUVの金字塔。こちらもひと目で分かる丸型のヘッドライトを新型になっても継承し、前後の短いオーバーハングはオフロード走行時に最適なジオメトリーを実現します。またルーフサイドには伝統のアルパインライトと呼ばれるガラスルーフを備え、個性を演出しながらも車内に自然光を取り入れるという実用性も兼ね備えています。

3ドア版である90のボディサイズは、全長4,583mm(スペアタイヤ含む)×全幅2,105mm(ミラー展開時。ミラー格納時は2,008mm)×全高1,974mm(ルーフアンテナ装着時)、ホイールベースは2,587mmという長さ。トレッドは前1,704mm、後1,702mm、最低地上高は225mm(コイルサスペンション)です。

ランドローバー ディフェンダー

ピラーをブラックアウトさせるランドローバー伝統のフローティングピラー、真っ直ぐ伸びるショルダーラインとスクエアなホイールアーチ、リアの取り付けられたフルサイズのスペアホイールと横開きのテールゲートなども、ディフェンダーらしさを感じさせます。足もとはグレードによって異なり、ベースグレードには18インチのスチールホイールが奢られ、上級グレードでは19インチや20インチといった大径ホイールが標準装備となります。

今なお初代を面影を色濃く残すラングラーに対し、ディフェンダーは基本的なデザインを取り入れつつも現代風に解釈してアレンジし、21世紀にふさわしいSUVへとモダナイズドさせることに成功しました。

ジープ ラングラー(JL)グレード解説【スポーツ、サハラ、ルビコン、それぞれどんな違いが?】

 

インテリア比較:屋根が外せるラングラー、先進装備を備えたディフェンダー

ジープ ラングラー アンリミテッド 2019

ラングラーのインテリアは、エクステリア同様にヘリテージモデルをオマージュしながら、上質なデザインと便利な機能、多彩な先進テクノロジーでモダンに仕上がっています。またアコースティックウインドシールドの採用に加え、ダッシュボードとフロアの遮音部に消音材を追加するなど、ラングラー史上最も静かな室内空間を実現させました。

シートは布製のバケットシートを装備し、運転席は高さ調節機能付き。またマニュアルながら2ウェイのランバーサポートも備えています。センターパネルには7インチのタッチパネルモニターを備え、Bluetooth接続でのハンズフリー通話にも対応。またメディアハブとしてUSB、AUX端子が備わり、Apple CarPlay(アップル カープレイ)やAndroid Auto(アンドロイド オート)にも対応します。

そしてラングラーの最大の特徴でもあるフリーダムトップは3ピースモジュラーハードトップとなっており、取り外しが可能。ルーフパネルはボディカラーにかかわらずブラック色となっています。オープンカー以上の開放感が味わえるのはラングラーだけの特権と言えるでしょう。

一方のディフェンダーのインテリアは、すっきりしたミニマルなデザインで、コマンドポジションと呼ばれる見晴らしがいいドライビングポジション、機能的なインターフェースのレイアウトが特徴。シートはベースグレードでも8ウェイセミ電動フロントシートが、上級グレードでは12ウェイ電動パワーシートが標準装備となります。

シート素材はグレードによっても異なりますが、エントリーグレードでエボニーファブリックシート、S、SEで、エボニーグレインレザー、エイコーングレイン、カーキグレインレザーが無償オプションとして用意されるほか、オプションではさらに高級なエボニーウィンザーレザーやエイコーンウィンザーレザー、カーキーウィンザーレザー、エボニーDinamicaスエードクロス&スチールカットプレミアムテキスタイルシートなどを選ぶことも可能。センターパネルには10インチのタッチスクリーンが搭載され、Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応しています。

またドライバーディスプレイには、直感的な操作によって各エンターテイメントが操作できるPIVI PROが搭載されており、フルスクリーン3Dマップビューでのナビゲーションや電話、メディアの表示機能なども備えています。

先進装備の面ではディフェンダーが優勢ながら、オープンエアでのオフロード走行ができるラングラーの快適さはまた格別なもの。いずれも甲乙つけがたい魅力を放っています。

アングラー(釣り人)にラングラーをおすすめする5つの理由

ラングラーアンリミテッドの中古車情報を見てみる

 

パワートレイン&4WDシステム比較:ラングラーは3.6L V6、ディフェンダーは2.0L 直4を搭載

ジープ ラングラー 3.6L

ラングラーのパワートレインは3.6L V6DOHCエンジンを搭載し、最高出力209kW(284PS)/6,400rpm、最大トルク347Nm(35.4kgm)/4,100rpmを発生。トランスミッションは電子制御式8速ATを組み合わせています。

駆動方式は後2輪・4輪駆動によるオンデマンド方式4輪駆動を採用し、電子制御のセンターデフを搭載し手動でレンジ切り替えできる強固なトランスファーケースを備えています。クルーズ用の4×2レンジである「2H」や雪道などの未舗装路で有効な「4×4レンジ」、悪路や岩登り時に最大の駆動力を発揮するローギアモードの「4L」といったパートタイム式4×4にくわえ、自動的に前後輪のトラクションを配分し、オン・オフロード問わず4×4を使用できるフルタイム4×4の「4H AUTO」モードも搭載。これらセレクトラックフルタイム4×4システムによって、自由な冒険精神で走りが楽しめるようになっています。

ランドローバー ディフェンダー

対するディフェンダーのパワートレインは、2.0L 直4DOHCターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力221kW(300PS)/5,500rpm、最大トルク400Nm(40.8kgm)/1,500〜4,000rpmを発生。トランスミッションは電子制御式8速ATを組み合わせています。

駆動方式はAWDで、ランドローバー独自のテレイン・レスポンスシステムを採用。これは路面に合わせて「オンロード」「草地/砂利/雪」「泥/轍」「砂地」の4モードが設定可能で、これを設定するとエンジン、ギアボックス、センターディファレンシャル、シャシーシステムなどが最適化されるという画期的なシステムです。

さらにオプションで用意されるテレインレスポンス2では、テレイン・レスポンスをさらにグレードアップさせた、地形などをモニタリングして最適な車両設定を自動的に選択されるようになっています。

いずれも独自の4WD技術を備えていますが、パワートレインに関しては昔ながらの大排気量エンジンを搭載するラングラーに対し、ディフェンダーは環境性能を考慮したダウンサイジングターボを備えているのが両車の違いといえるでしょう。

ランドローバーの中古車情報を見てみる

 

安全装備比較:ラングラーは必要十分、ディフェンダーは充実した安全装備

ジープ ラングラー スポーツ 2018

クラシカルな雰囲気を持つラングラーの安全装備は必要かつ最小限のミニマムな機能を有しています。エアバッグはデュアル式はもちろんサイドエアバッグも搭載し、エレクトロニック・スタビリティ・コントロールやエレクトロニック・ロール・ミティゲーション、トラクションコントロール、ブレーキアシストなども標準装備。またParkSenseリアパークアシストといった運転支援機能も標準装備で備えています。ほかにも、アダプティブクルーズコントロール<STOP機能付き> や、前面衝突警報<クラッシュミティゲーション付>も標準装備となっています。

対するディフェンダーはエントリーグレードでも充実した標準装備。駐車の際に役立つ360度カメラ、エマージェンシーブレーキやクルーズコントロール&スピードリミッター、レーンキープアシストなどの運転支援機能やドライバーの疲れや眠気を検知するドライバーコンディションモニターなどの快適装備も用意。またドアミラーに装備された超音波センサーで現在の水深をリアルタイムでグラフィカル表示するウェイドセンシングなどは、ディフェンダーならではの安全装備といえるでしょう。

オプションにはアダプティブクルーズコントロールや、ブラインドスポットアシスト、クリアイグジットモニター(同乗者が降りるとき接近するクルマを検知する機能)、リバーストラフィックディテクション(左右両側からの接近車両を検知する機能)などの装備も用意されています。

キャンプ場に映えるカクカクしたSUV17選

 

似ているようで性格の違う2台のオフローダーの特徴がお分かりになったと思います。無骨さを継承し続けるラングラーと、洗練さを身につけたディフェンダー。機能的なのがいいのかシンプルイズベストこそ最適なのか? あなたの価値観が試される2台のはたしてどちらがお好きだったでしょうか。

SUV在庫台数日本一を誇るSUVLANDで中古情報をチェック!