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トラ、空飛ぶ子犬など生き物の名前がついたSUV5選 part2
車名というのはそのクルマをイメージする大切な要素です。販売にも影響すると言って良いでしょう。近年人気のSUVにも力強さや俊敏さ、スタイリッシュなデザインなどを特徴としながら幅広くラインアップされていますので、ネーミングにもこだわりがあるわけです。 今回は、生き物の名前がついたSUVの紹介、第二弾をお届けいたします。
更新日2021/01/21VW ティグアン
ティグアンは、フォルクスワーゲン(以下VW)のミドルクラスSUVです。トゥアレグより一回りコンパクトなサイズで、日本の道路事情でも扱いやすいということと、都会でも映えるスタイリッシュなデザインで人気となっています。
ティグアンの車名は、ドイツ語の“Tiger”(虎)と“Leguan”(イグアナ)を合わせた造語だということです。虎の力強さとイグアナの粘り強さをあわせ持つという、SUVならではの特徴が車名に込められていますね。
スズキ クロスビー
クロスビー(XBEE)は、クロスオーバータイプのコンパクトSUVです。最近では珍しい5ナンバーサイズのボディ、そして1.0L直噴ターボエンジンにマイルドハイブリッドというパワートレインを搭載し、キビキビとした走りと高い燃費性能が特徴です。
クロスビーの車名の由来は、「ワクワクするクロスオーバー」を英訳した「X(CROSS OVER) to Be Exciting」からの造語ということですが、Beeには「蜂」という意味もあります。実際XBEEには蜂や蜂の巣をモチーフとしたデザインがちりばめられており、遊び心あふれるディテールを楽しむことができます。
たとえばフロントグリルのメッシュ部分やテールランプの形状、シート表皮、空調ルーバーの奥にはハニカムデザインが採用されていますし、アクセサリーオプションとしてエンブレム部分に蜂のキャラクターデザインが採用されていたり、内外装のデコレーションパターンにハニカムが選べたり…と蜂のイメージで固めることも可能です。
自由に飛び回る蜂のイメージが、気軽に遊びで使えるクロスビーのイメージにぴったりですね。
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ジープ チェロキー/コンパス/レネゲード ナイトイーグル
ジープの人気コンパクトSUV「レネゲード」と「コンパス」、そしてミドルクラスのSUV「チェロキー」には、ブラックアクセントが随所に施された特別限定車の「ナイトイーグル」が設定されました。
エクステリア(外装)は、フロントグリルやフォグランプベゼル、アルミホイールがブラック塗装となっており、コンパスとチェロキーは「Jeep」と車名のバッジもブラックとなり、精悍な印象です。インテリア(内装)カラーもブラックが基調で、ピアノブラックのアクセントが上質感を演出しています。
「イーグル」は“鳥の王者”とも呼ばれる「鷲(ワシ)」のことです。鷲は視力が良く、暗闇でも人間の使う暗視装置を遥かに超える性能を持っており、上空から獲物を探して一気に急降下して仕留めます。その勇敢で力強い印象は、まさに威厳のある精悍な雰囲気を持つジープの限定モデルにふさわしいと言えるでしょう。
ポルシェ マカン
カイエンよりコンパクトなサイズのSUV「マカン」は、2.0L 直4ターボエンジンをはじめ3.0L V6ターボや2.9L V6ツインターボなど様々なパワートレインをラインアップし、7速PDK(デュアルクラッチ式)とAWDという組み合わせにより、ピュアスポーツカーとしての高い性能を追求したモデルです。
「マカン」というのは聞き慣れない言葉ですが、これはジャワ語とインドネシア語の「虎」という意味です。これは、マカンが新しいオフロードモデルの核となる特徴である「しなやかさ、パワー、魅力、ダイナミクスを兼ね備えた」モデルであることに由来しています。
三菱 パジェロジュニア フライングパグ
2019年、三菱を代表する本格クロカンSUV「パジェロ」の国内販売が終了するという残念なニュースがありましたが、かつては軽自動車の「パジェロミニ」やコンパクトSUVの「パジェロジュニア」、その後継モデルの「パジェロイオ」など、パジェロファミリーがラインアップされていました。
1997年に、パジェロジュニアにインパクトのある変わり種が登場しました。その名も「フライングパグ」。訳すと「空飛ぶ子犬」という意味のネーミングです。
フライングパグは当時の三菱の販売チャンネルであった「カープラザ」の創立20周年を記念して企画された1,000台限定のモデルで、外観は1940年代のクラシックカーをモチーフにしたものです。前方に突き出したような円形のヘッドライトや大型の縦型メッキグリル、ボリューム感のあるフェンダーアーチ、メッシュタイプのアルミホイールなど非常に凝った造りが話題となりました。
シュコダ コディアック
日本には正規輸入されていないので知名度は低いのですが、チェコの自動車メーカー「シュコダ」が、「コディアック」というミドルクラスSUVを販売しています。シュコダは現在フォルクスワーゲン傘下にあり、コディアックはフォルクスワーゲンのプラットフォーム「MQB」を採用したシュコダ初の本格SUVモデルです。
車名の「コディアック」とは、アメリカ・アラスカ州の南部にあるコディアック島に生息する「コディアックヒグマ」が由来となっています。
三菱 コルトプラス Xスポーツ
コルトは2002年から2013年にかけて日本で販売されていたコンパクトカーですが、2004年にはコルトをベースに荷室を広くしたステーションワゴンタイプの「コルトプラス」が登場しました。日本ではあまり人気が出ず、コルトと共に販売終了となってしましましたが、台湾では今でも人気モデルとして販売が続いています。
2014年に追加された「Xスポーツ」という派生モデルには、ルーフレールやアンダーガード風の意匠、フェンダーアーチモールなど、人気のSUVスタイルに仕上げられました。
車名の「コルト」は英語で「仔馬」を意味する言葉です。
アクティブなレジャーに最適のSUVには、活発な動物の名前がイメージとして付けられることもあります。最近では車名に動物の名前を付けることは少ないようですが、特別仕様車や派生モデルで今後も登場するかもしれませんね。
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