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SUVで行く!九州地方のおすすめ温泉地20選
温泉王国・九州には、泉質も豊富で解放感のある露天風呂や絶景風呂など、日帰り温泉の種類も多くあります。また、温泉ファンも納得するレベルの高い秘湯も多くあるエリアです。今回はどんな季節も快適にドライブができる、走破性能抜群のSUVで行きたい九州のおすすめ温泉地を巡ってみたいと思います。
更新日2021/01/21各都道府県の温泉地
福岡県
鉄分多めの湯治場 福岡県筑後市「船子屋温泉(ふなごやおんせん)」
船子屋温泉は、筑後広域公園が隣接し、スポーツと温泉が楽しめる温泉地です。
船小屋は昔からわき水が吹き出ており、この上を飛ぶ雀がよく落ちていたため、雀地獄と呼ばれていました。その昔、難病で苦しんでいた老人が湧き出ていたこの地の水を飲んだところ長年の病気が治ったのが船小屋温泉の始まりとされています。
その後この泉は含有量日本一の含鉄炭酸泉で、飲用して胃腸病・貧血症・浴して婦人病・神経痛などに効果があることが分かり、湯地場として利用されるようになりました。
最新の調査の結果では、泉質は含鉄・二酸化炭素-マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉となっています。また、日帰り入浴施設の「川の駅船小屋 恋ぼたる温泉館」は「美人の湯」と呼ばれ、「和のくつろぎ」と「都会的なスパ」をイメージした2つのタイプの内湯と露天風呂があり、無料で楽しめる足湯もあります。
清流と情緒あふれる田園風景は、懐かしくて心地よい気持ちになる温泉郷です。
住所:〒833-0014 福岡県筑後市尾島398-2
問い合わせ先:0942-52-8866
アクセス:九州自動車道・八女ICより約8分
アクセス抜群の本格温泉と名水 福岡県うきは市「筑後川温泉(ちくごがわおんせん)」
福岡市内からクルマで約1時間の筑後川の中洲に位置する筑後川温泉は、昭和28年におきた筑後川の大洪水から2年後に湧き出た温泉です。泉質は全国有数のアルカリ泉で、リウマチ、痛風に効能があるとされ、良質な温泉は、温泉で療養と保養目的とした本格温泉となっています。
浮羽町は、日本書紀にも登場する歴史深き町であり、国の重要文化財 くど造り 民家や日本棚田百選にも選ばれたつづら棚田などのある心鎮まる山里です。また、1日700tの水が湧き出てる日本名水100選のひとつである清水湧水が清水寺の境内にあり、さらに浮羽の渓谷には、調音の滝、魚返りの滝、斧渕の滝からなる調音の滝公園もあります。
住所:〒839-1405 福岡県うきは市浮羽町古川
問い合わせ先:0943-77-7444(筑後川温泉旅館組合)
アクセス:大分自動車道・杷木ICより約1分
長崎県
橘湾の絶景を観ながら古湯に浸かる 長崎県雲仙市「小浜温泉(おばまおんせん)」
小浜温泉は肥前風土記にも記されている古湯で橘湾に面した日本屈指の名湯です。海岸線沿いに20軒近くの宿が建ち並ぶ賑やかな温泉街ながらも、昔ながらの風情ある街並みも広がる温泉地です。
また、小浜温泉の湯は、全国でも熱量、温度ともにトップクラスで、約30ヶ所の源泉からは100度近くの湯が1日に約15,000tも湧出し、温泉街に湯けむりを上げています。飲泉も可能で、まろやかな塩味が飲みやすいと評判です。泉質は塩化物泉で、効能は神経痛、リウマチ、婦人病などとなっています。
小浜温泉はその眺望も魅力で、多くの露天風呂や温泉施設からは美しい橘湾が楽しめます。特に茜色に染まる夕陽を観ながらの入浴は極楽です。そして名物「湯せんぺい」や海産物加工品はその場で食べてもお土産にも最適です。
住所:〒854-0514 長崎県雲仙市小浜町北本町14-39
問い合わせ先:0957-74-2672
アクセス:長崎自動車道・諫早ICより約50分
天草四郎もこよなく愛した長崎県雲仙市「雲仙温泉(うんぜんおんせん)」
雲仙岳をはじめとする山々に囲まれた標高700mの地に湧く、約350年の歴史を誇る古湯が雲仙温泉です。雲仙地獄周辺の37本の源泉から1日約400tが湧出し、硫黄の香りが漂う乳白色の硫黄泉は、効能は、神経痛、リウマチ、肩こり、疲労、冷え性、皮膚病、美肌とされ、肌に優しく身体を芯から温めてくれます。
情緒ある宿や共同浴場がある温泉街には、名物温泉たまごや天草四郎が考案したという郷土料理 具雑煮など、噴煙上げる大自然と雲仙の大地がもたらす恵みが自慢の名湯とともに感動をもたらしてくれます。
住所:〒854-0621 長崎県雲仙市小浜町雲仙
問い合わせ先:0957-73-3434(雲仙温泉観光協会)
アクセス:長崎自動車道・諫早ICより約60分
大分県
石畳と極上の湯が五感を刺激する 大分県由布市湯布院町「湯平温泉(ゆのひらおんせん)」
湯平温泉は、湯の町で知られる湯布院町の中心、花合野川沿いにある小ぢんまりとした昔ながらの温泉地です。 江戸時代に作られた500mほどの石畳の坂道に軒を連ねる宿に下駄の音が響きます。この石畳の上を歩くのも湯平温泉の楽しみ方です。
鎌倉時代に発見された古湯は、飲用にも極上の湯とされるその泉質は、ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉で、フランス・ヴィシー鉱泉と並ぶ胃腸薬効果でも知られています。湯平温泉には、立ち寄り湯ができる共同浴場が5ヶ所あり、気楽に入浴することもできます。
温泉以外の見どころとしては、金鱗湖は、湖に清水と温泉が流れ込んでいるといわれる由布院を代表する観光スポットなので、湯平温泉への道中にぜひ立ち寄ってみましょう。
住所:〒879-5112 大分県由布市湯布院町湯平356-1
問い合わせ先:0977-86-2367(湯平温泉観光案内所)
アクセス:大分自動車道・由布院ICより約20分
冷泉に浸かったり飲んだり 大分県玖珠郡九重町「寒の地獄温泉(かんのじごくおんせん)」
寒の地獄温泉の一軒宿である山の宿 霊泉 寒の地獄旅館は、江戸時代の嘉永2年の開湯という歴史のある温泉です。どこか懐かしい木造建築の温泉宿は、昔ながらの趣ある雰囲気で日常から離れたひと時が過ごせます。寒の地獄温泉には、温かい温泉の切石・檜風呂のほか、源泉13、14度の冷たい源泉の冷泉浴場があるのが特徴です。
毎分2tを超える豊富な湧出量の源泉かけ流し温泉の泉質は、単純硫黄冷鉱泉で、湯の中の成分が角質を分解して肌がつるつるになる美肌効果の他、アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患にも効用があります。また、冷泉は飲むことも可能で、整腸作用あります。
日帰り入浴も出来ますが、旅館でのメイン料理はご当地牛の「豊後牛」を溶岩焼きが楽しめます。
住所:〒879-4911 大分県玖珠郡九重町田野257番地
問い合わせ先:0973-79-2124
アクセス:大分自動車道・九重ICより約30分
日本一の打たせ湯と自然の恵みが魅力 大分県玖珠郡九重町「筋湯温泉(すじゆおんせん)」
筋湯温泉は、九重連山の山里にある、1,000年以上の歴史を誇る温泉地です。”日本一の打たせ湯“として有名で、白壁造りの共同浴場 うたせ大浴場には、あんまいらずの湯と呼ばれる18本の打たせ湯が並んでいます。
また、露天風呂の岩ん湯にも滝湯が流れ落ちていたり、野趣あふれるせんしゃくの湯や檜造りの薬師湯といった個性的な共同浴場があります。
にごり湯(乳白色)が特徴の泉質は、硫黄泉で効能は神経痛、リウマチ、肩こり、疲労、冷え性、皮膚病、美肌とされています。
飯田高原にも近く、壮大な大自然とのどかな温泉情緒の中、地鶏に野菜を詰め込んで小松地獄の地熱で蒸した名物料理 極楽温鶏といった自然の恵みを全身で堪能して日頃の疲れをリフレッシュしましょう。
住所:〒879-4912 大分県玖珠郡九重町筋湯温泉
問い合わせ先:0973-3-5055
アクセス:大分自動車道・九重ICより約40分
さすが本場!むし湯も楽しめる大分県別府市鉄輪「鉄輪温泉(かんなわおんせん)」
鉄輪温泉は、温泉県大分を代表する別府温泉郷の中でも最も温泉源がある温泉地です。湯治場としての面影が残ったレトロな街並みや別府地獄めぐりで、地上に吹き上げる高温の沸騰泉は湯けむりとなって排出され、温泉場らしい雰囲気が演出されています。
鉄輪温泉には、単純温泉、塩化物泉、硫酸塩泉、含鉄泉さまざまな泉質があり、塩化物泉は保温効果が高く湯冷めしにくく、よく温まり、湯冷めもしにくい熱の湯とも呼ばれています。
おすすめは市営の鉄輪むし湯で、独特の形式をとっており、 温泉で熱せられた床の上には石菖という薬草が敷きつめられていて、 その上に人が横たわる独特の方法で入ります。熱せられた湯気と石菖のすばらしい香りで体の芯から温まります。
住所:〒874-0041 大分県別府市鉄輪
問い合わせ先: 0977-67-6877(鉄輪旅館組合)
アクセス:大分自動車道・別府ICより約10分
佐賀県
ぬるゆが芯から温まる 佐賀県佐賀市「熊の川温泉(くまのがわおんせん)」
古湯とともに、古湯・熊野川温泉郷を形成する熊の川温泉は、嘉瀬川の上流標高200mの所にある湯治場の雰囲気を充分に漂よわせる静かな山峡の秘湯です。泉質は単純温泉ですが、ラドン(ラジウム)含有量は九州一という放射能泉でもあり、ぬる湯と呼ばれる約38度のぬるめの温と、ぬるぬるした心地良い肌触りが特徴です。ぬるいお湯なので長湯によって体の芯から温まり冬場でもすぐに体が冷えることがありません。
日帰り入浴のできる熊野川浴場は、熊の川温泉で一番歴史のある浴場で、湯量豊富な源泉かけ流しが楽しめます。
周辺の見どころとしては、観世音菩薩信仰で知られる清水の滝の降り口に位置する清水観音があり、食事処ではあつあつの瓦に盛られた”瓦そば”が絶品の田舎がおすすめです。
住所:〒840-0501 佐賀県佐賀市富士町大字古湯2665-2
問い合わせ先: 0952-51-8126
アクセス:長崎自動車道・佐賀大和ICより約10分
文化人御用達の古湯 佐賀県佐賀市「古湯温泉(ふるゆおんせん)」
熊の川温泉とともに古湯・熊の川温泉郷を形成する古湯温泉は、標高200mの山峡、嘉瀬川沿いに位置しています。古湯温泉の開湯の歴史は古く、約2200年前に秦の始皇帝の使者・徐福が不老不死の霊薬を求めて発見したといわれる古湯です。
一年を通じて豊かな自然が感じられ、特に初夏には河鹿蛙や幻想的な蛍が乱舞するなど、いかにも山の温泉場といった情緒があり、画家の青木繁や歌人の斎藤茂吉など多くの文化人も訪れています。
アルカリ性単純温泉の湯は別名「美人の湯」とも呼ばれるほど美肌があるとされ、他にも神経痛、筋肉痛、肩こり、関節痛、疲労、冷え性、打撲、痔疾、美肌などに効能が期待されています。また、飲用もできて神経衰弱や不眠症などにも効能を発揮するそうです。
住所: 〒840-0501 佐賀県佐賀市富士町大字古湯
問い合わせ先: 0952-20-2200(富士見町観光協会)
アクセス:長崎自動車道・佐賀大和ICより約20分
熊本県
30軒全てが一つの旅館 熊本県阿蘇郡南小国町「黒川温泉(くろかわおんせん)」
黒川温泉は、阿蘇山の北に位置し、30軒の宿と里山の風景すべてを、一つの旅館として考えており、黒川温泉一旅館として温泉街全体の風景が、まるで一つの旅館のように
自然へと溶け込み、和風旅館が建ち並ぶ落ち着いた雰囲気を見せています。
ほとんどの旅館に露天風呂があり、泉質は、単純温泉、硫黄泉、塩化物泉、硫酸塩泉、炭酸水素塩泉、含鉄泉とさまざま。旅行者は杉の木を利用した入湯手形を入手すれば3ヶ所まで入浴することができ、効能別に湯を楽しめます。
また、12月下旬〜3月には竹あかりが温泉地を照らす「湯あかり」や、飲み歩きができる「黒川かっぽ」などといったイベントも開催されます。
住所:〒869-2402 熊本県阿蘇郡南小国町大字満願寺黒川
問い合わせ先:0967-44-0076
アクセス:九州自動車道・熊本ICより約90分
日本最大級の足湯のある熊本県玉名市「玉名温泉(たまなおんせん)」
熊本県の北西部に湯けむりを上げる玉名温泉は、疋野長者が発見したという伝説がある1,300年間湧き続ける古湯です。温泉地内のほとんどの温泉旅館が自家源泉を有しており、泉質は日本屈指のラジウム含有量を誇る無色透明の単純泉で、リウマチや神経痛をはじめとした疾病に効果があり、飲用すれば胃腸病に効くとされています。
日本最大級の大きさを誇る、約41℃の泉源を湛えた しらさぎの足湯を中心に、周辺には縄文~弥生時代の古墳や史跡が残り、菊池渓谷や熊本城などの見どころも多数あります。また温泉で疲れを癒した後は、有明海の新鮮な魚介類に舌鼓を打つことができます。
住所:熊本県玉名市立願寺
問い合わせ先:0968-74-2961(玉名温泉観光旅館組合協同組合)
アクセス:九州自動車道・菊水ICより約15分
平安時代から湧き続ける古湯 熊本県山鹿市「山鹿温泉(やまがおんせん)」
豊富な湯量を誇る山鹿温泉は、平安時代に書かれた和名抄に温泉郷として1000年以上前に記されているほどの歴史ある温泉です。源泉の深さは平均200mと浅く「山鹿千軒タライなし」と唄われるほどの豊富な湯量を誇っています。
江戸期の建築様式を取り入れた九州最大級の木造温泉である共同浴場 さくら湯では、源泉かけ流しの柔らかなお湯は、乙女の柔肌と呼ばれ、泉質単純温泉効能神経痛、リウマチ、筋肉痛、腰痛などに効用があります。また、湯の端公園にある山鹿温泉足湯では、足先からじんわり温まり体がぽかぽかになります。
また、味噌に酒蔵、手焼きの煎餅など、山鹿の米にまつわるグルメも見逃せません。
住所:〒861-0516 熊本県山鹿市中央通510-2(山鹿温泉観光協会)
問い合わせ先:0968-43-2952(山鹿温泉観光協会)
アクセス:九州自動車道・菊水ICより約15分
宮崎県
析出物ってこんなに溜まるんだと関心 宮崎県都城市「湯穴温泉(つあなおんせん)」
都城市の北西部、吉之元地区に位置する湯穴温泉は、泉質は炭酸水素塩冷鉱泉で保湿効果があり、褐色の湯が特徴となっています。神経痛や傷などや疲れを癒せる他、飲泉は炭酸が強くて独特な味ですが 胃腸によく効くため、地元では古くから魔法の水と呼ばれています。
22.5度の源泉風呂と大き目の浴槽が40度くらいある加温風呂でで、浴槽が長年のお湯の析出物の堆積で原型側からないほどです。蛇口をひねって源泉を入れつつ熱水をいれて温度を調整し身体があたたまったら源泉水風呂で身体を冷ます交互浴をするのが秘訣です。
特別なサービスもない湯治場風の温泉ですが、それが逆に穴場感があって心地良い湯と言えます。
住所:〒885-0223 宮崎県都城市吉之元町4518-9
問い合わせ先:0986-33-1380
アクセス:宮崎自動車道・高原ICより約30分
上湯と下湯の両方入りたい宮崎県えびの市 「白鳥温泉(しらとりおんせん)」
白鳥温泉は上湯と下湯があり、上湯は、えびの高原から市街地に向けて下る途中にある、西郷隆盛が心身を癒しに訪れたという歴史ある温泉です。
また、情緒豊かな木製の天然の蒸気を利用した蒸し風呂や木の香漂う風呂は昔懐かしい風情を醸し出していて、展望露天風呂からは、えびの市が眼下に広がります。そして、遊歩道を登っていくと温泉地獄があり、卵を持参すれば、蒸し器に入れて天然温泉卵がいただけます。湯上がりに食べる温泉卵は格別です。
下湯は上湯より少し下ったところにあり、自然の中に遊び心をに取り入れた温泉となっています。また、フィールドアスレチックやアウトドア感覚いっぱいのケビンなど宿泊施設も充実しています。
上湯下湯ともに泉質は単純酸性泉で、効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進とされています。
住所:
上湯 〒889-4302 宮崎県えびの市末永1470
下湯 〒889-4302 宮崎県えびの市大字末永
問い合わせ先:
上湯 0984-33-1104
下湯 0984-33-3611
アクセス:九州自動車道・えびのICより約18分(下湯)~20分(上湯)
鹿児島県
西郷隆盛も訪れた 鹿児島県姶良郡湧水町「栗野岳温泉(くりのだけおんせん)」
栗野岳の標高約700mの中腹に湧く温泉が、西郷隆盛も訪れたと伝えられる栗野岳温泉です。そこにある温泉宿「南州館」には、白濁した泥湯の「竹の湯」、と胃腸病や神経痛にいい「桜湯」、飲む温泉の「ラムネ湯」、そして宿の裏にある八幡大地獄の蒸気を利用した珍しい「蒸し風呂」があります。
この地方特有の凝灰岩を積み上げて造った浴室の竹の湯には打たせ湯もあり、灰色に濁った湯は泥湯で浴槽の底に泥が堆積しています。また、天然の噴気を利用した蒸し風呂は、強烈な硫黄臭のなかで、身体を芯から暖めることができます。
宿の裏手には、蒸気を吹き上げる九州一の噴気孔である八幡地獄があるので、一見の価値あり。また、八幡大地獄の蒸気で蒸す「鶏の地獄蒸し」と、シシ鍋が名物料理となっています。
住所:鹿児島県姶良郡湧水町木場6357
問い合わせ先:099-574-3511
アクセス:九州自動車道・栗野ICより約15分
マグマからの贈り物 鹿児島県鹿児島市桜島「桜島マグマ温泉(さくらじま まぐまおんせん)」
桜島マグマ温泉は、今もなお噴煙を上げる桜島の麓に湧く温泉です。その名のとおり、温泉は地下1,000メートルのマグマ層から湧き出しています。国民宿舎 レインボー桜島では日帰り入浴も楽しめます。
泉質はナトリウム塩化物泉で、源泉温度が51.4度と高めなので加水されており、効能は切り傷や神経痛、五十肩や消化器病、さらに冷え性や疲労回復にも効果が期待できます。
また、桜島港から徒歩約5分の桜島溶岩なぎさ公園には、全長101メートルの日本最大級の足湯があり、レインボー桜島同様に地下1,000メートルより湧出する天然温泉の赤褐色の足湯で身体がポカポカになります。
錦江湾に面し、周りは溶岩原に囲まれており、付近の溶岩なぎさ遊歩約道では錦江湾と溶岩原の雄大な風景の中を散策できます。
住所:〒891-1419 鹿児島県鹿児島市 桜島横山町1722‐16(国民宿舎 レインボー桜島)
問い合わせ先:099-293-2323(国民宿舎 レインボー桜島)
アクセス:九州自動車道・鹿児島ICより約15分、その後フェリーで約15分
ミネラル分をたっぷりの湯に浸かったり飲んだり 鹿児島県霧島市「妙見温泉(みょうけんおんせん)」
妙見温泉は、中津川と天降川が合流する辺りに湧き出る、深い緑に囲まれた露天風呂を楽しめる温泉です。泉質はナトリウム炭酸水素塩泉で神経痛、筋肉痛、関節痛、皮膚病、冷え性、病後回復、疲労回復、やけど、きりきずなどに効能があり、飲める温泉としても知られています。
温泉はミネラル分をたっぷりと含んでいるので野菜を食べるのと同じとも言われ、効能は慢性消化器疾患、糖尿病、痛風、肝臓病などです。妙見温泉では温泉街を散策して温泉が飲めるように飲泉場があります。
また、多くの宿が自家源泉とかけ流しの湯が楽しめ、源泉ごとに成分や色合いが少しずつ異なるので、温泉手形「湯~路(ゆ~ろ)」を購入して7軒の宿の湯巡りを楽しむのも楽しいでしょう。
周辺には吊り橋、えのき公園、犬飼滝、熊襲の穴、また、中津川をさらに上れば、坂本龍馬が新婚旅行で訪れたという日本一古い天然露天風呂「和気湯」もあり、散策も楽しめます。
住所:〒899-5113 鹿児島県霧島市隼人町嘉例川
問い合わせ先:0995-77-2818(妙見温泉観光協会)
アクセス:九州自動車道・溝辺鹿児島空港ICより約15分
霊験あらたかな神の湯 薩摩郡さつま町「紫尾温泉(しびおんせん)」
紫尾温泉は紫尾山南東麓の丘陵に囲まれた盆地内にあり、紫尾神社境内に源泉を持つことから、「神の湯」とも呼ばれる名湯です。泉質はpH9.4のアルカリ性単純硫黄泉で、湯船に入った瞬間肌がヌルヌルになり、湯上がり後はしっとりとした肌触りに変わりなど美肌効果がある「美人の湯」としても知られています。
2つの自噴泉があり、約41℃のぬるめと約52℃の熱めが楽しめる 旅籠 しび荘、豊富な湯量が自慢の くすのき荘など特徴ある宿がありますが、おすすめは、源泉の沸く紫尾神社前の公衆浴場 紫尾区営温泉 神の湯です。
神社拝殿下の神の湯からもっとも近いために新鮮な温泉が満喫でき、足湯や飲泉のできる飲泉場、紫尾温泉名産「あおし柿」を扱う売店も併設されています。
住所:〒895-2103 鹿児島県薩摩郡さつま町紫尾
問い合わせ先:0996-53-1111(さつま町観光協会)
アクセス:九州自動車道・横川ICより約50分
世界遺産の島で浸かれる湯 屋久島「尾之間温泉(おのあいだおんせん)」
世界遺産の島、屋久島の本富岳南西側山麓に位置する温泉地が尾之間温泉です。集落の住民によって作られた温泉地であったため、住民の中には毎日のように訪れる方も多い温泉です。泉質はかすかにに硫黄臭が感じられる49℃と高めの単純温泉、硫黄泉で、効能は神経痛、リウマチ、疲労、婦人病、冷え性、美肌とされます。そして、かけ流しの湯は浴槽からあふれるほどの湯量を保っています。
奥岳への登山道が近くにあり登山の疲れを癒やしに訪れる観光客も多く、周辺で野生の動物に遭遇することも珍しくありません。
屋久島では、ゴマサバを釣り上げた直後に血抜き処理を施す鮮度抜群の首折れサバ。また珍しい形状のカメノテや、食べる魚としては珍しいトビウオなど、島内観光がメインとなるでしょうが、せっかくなので温泉と共にここでしか味わえない一品を楽しみましょう。
住所:〒891-4404 鹿児島県熊毛郡屋久島町
問い合わせ先:0997-47-2872
アクセス:屋久島宮之浦港より約50分
おんせん県大分を筆頭に多くの温泉地帯を抱える九州だけに、名湯、秘湯は数知れません。さらに泉質も豊富だからどこに行くべきか迷ってしまいますね。まずはSUVに乗って走りながら気が向いた温泉地に行きましょう。きっとそれが正解です。