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【3年落ち200万円以下で狙うなら?】トヨタ C-HR vs ホンダ ヴェゼル
現在のSUV市場が大きな賑わいを見せているのは、この2台のおかげと言っても過言ではないでしょう。日本のSUVブームの火付け役となったトヨタ C-HRとホンダ ヴェゼルは、デビュー以来、絶大な人気を獲得しました。今回は、コンパクトSUVの二大巨頭を3年落ちの中古車で徹底比較です。比較的新しい個体でも値ごろ感が出てくる2017年式の両車には、どのような違いが出てくるのか、それぞれのおすすめユーザーも解説していきます。
更新日2021/02/15クーペスタイルコンパクトSUVの火付け役 トヨタ C-HRとは?
2016年12月にトヨタの世界戦略車として販売されたのがC-HRです。SUVでありながら、同社のプリウスのような燃費性能を備え、スポーツカー開発に使われるニュルブルクリンクで磨かれた高い運動性能も併せ持ったクルマでした。
ボディサイズは全長4,360mm×全幅1,795mm×全高1,550~1,565mmで、1.2L ターボのガソリンモデルと1.8L ハイブリッドモデルの2種類のエンジンが設定されました。JC08モード燃費はガソリンターボが15.4km/L、ハイブリッドが30.2km/Lと、当時のコンパクトSUVの中では高い燃費性能を誇ります。
2017年上半期SUV新車販売台数一位を獲得し、コンパクトSUVと言えばC-HRという地位を確立しました。新しいトヨタのフロントデザインであるキーンルックを採用し、後方へとのびやかに伸びるボディラインは、これまでのSUVのボディ形状とは一線を画し、さながらSUVのシャシーにスポーツクーペのボディが載っているようなスタイリングです。
舗装路を軽快に気持ちよく走れるSUVとして人気を集め、ニュルブルクリンク24時間レースやラリーに参戦するなど、モータースポーツの分野でも活躍しました。
多彩なバリエーションと価格帯で売れまくるコンパクトSUV ホンダ ヴェゼルとは?
2013年12月、ホンダが新しいコンセプトのクルマを発表しました。SUVの力強さにクーペのあでやかさ、ミニバンの使いやすさを加えたヴェゼルは、現在のコンパクトSUVを人気ジャンルに引き上げた一台です。
SUVの中にクーペライクなスタイリングを融合させ、ファミリーよりもパーソナルを意識したクルマ作りは、若年層はもちろん、年齢層の高いユーザーにも受け、登場から2017年までの間、最も売れたSUVとして君臨し続けます。
ボディサイズは全長4,295mm×全幅1,770mm×全高1,605mmで、1.5L i-VTECのガソリンエンジンモデルと、1.5L i-VTEC+i-DCDのハイブリッドモデルの2種類のエンジンを設定(2019年1月には1.5L ターボも追加)。燃費性能は当時としてはSUVクラス最高の27.0km/L(ハイブリッド)を記録しています。
SUVの力強さや、クーペスタイルのスポーツ感もありながら、取り回しのしやすいコンパクトなボディと、スクエアで広さを感じるインテリアが絶妙にマッチし、幅広いユーザーから支持を受け、都市型コンパクトSUVという新たなカテゴリーを確立させました。
C-HRとヴェゼルのおすすめポイントと価格帯
C-HRとヴェゼルの現行モデルの新車価格は、C-HRが238万2000円~314万5000円、ヴェゼルが211万3426円~352万8800円。両車ともマイナーチェンジを経ており、中古車としての価格は落ち着きを見せている状態です。
現在、3年落ちとなるトヨタ C-HRでは3年落ちとなる2017年式で見ると、価格は150万円~250万円前後で、全国に約1,000台の在庫があります。
モデルとしては、登場当時から先進装備を多数装着しており、予防安全技術のトヨタセーフティセンスを標準搭載しています。プリクラッシュセーフティシステムやレーダークルーズコントロールなど十分な安全装備を備えており、現行型にも劣らない魅力を備えているでしょう。
中古車としての中心グレードはハイブリッドのエントリーグレードのSの在庫が豊富。また、1.2Lターボ搭載モデルが割安です。1.2Lターボは4WDモデルでも200万以下で狙えます。4WDを狙っている方には非常におすすめできるのがC-HRです。
ホンダ ヴェゼルでは、2017年式で見ると、価格は130万円~240万円前後で、全国に約350台の在庫があります。2016年2月の一部改良により、予防安全技術のホンダセンシングを標準装備するグレードを設定し、スポーツグレードのRSも設定されました。
狙い目はハイブリッドのホンダセンシング搭載車です。ヴェゼルの場合、中古車市場ではハイブリッドとガソリンの価格差が大きく出ず、比較的ハイブリッドが割安に販売され、200万円以下で狙えます。台数としてもハイブリッドは多く、選択肢も十分に確保できます。
両車を比べた時に、中古車としての価格を一つの選択基準とすると、4WDが必須であればC-HRのガソリンターボ、ハイブリッドが好みであればヴェゼルを選ぶと良いでしょう。
中古車3年落ちで、C-HRとヴェゼルを比較しました。両車とも、コンパクトSUVとして人気の1位、2位を争ってきたクルマです。その素性は高く、魅力度の高いクルマであることは間違いありません。3年落ちの中古車でも、現行型の新車に近い機能性やデザインを選べる点でもおすすめです。値ごろ感のある、3年落ちのコンパクトSUVを狙ってみませんか。