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トヨタ ヤリスクロスと日産 キックス、荷室が広いのはどっちだ!?

日産自動車の日本市場における約10年ぶりの新型車として話題のキックス。そしてトヨタ自動車が世界に誇るコンパクトカーの傑作ことヤリスをベースにしたヤリスクロス。いずれもコンパクトSUVの目玉として注目を集めていますが、今回はそんな両車の使い勝手の良さを荷室の広さから紐解いていきましょう。果たして荷室が広いのはヤリスクロスなのかキックスなのか。いったいどっち?

更新日2021/03/16

荷室の広さが広いのは?

トヨタ ヤリスクロスの荷室容量は371L

トヨタ ヤリスクロス 2019

ヤリスクロスのボディサイズは、全長4,180mm×全幅1,765mm×全高1,590mmで、室内の広さは室内長1,845mm、室内幅1,430mm、室内高1,205mmという大きさ。プラットフォームはヤリスと同じ「GA-B」というBセグメント向けのプラットフォームを採用しています。ヤリスよりも全長で240mm、全幅で20mm、全高で90mmほど拡大されているため、ヤリスよりも室内が広々と使えるのが特徴です。

荷室の容量(アンダーラゲッジボックス含まず)は、通常時(5人乗車時)で351L(デッキボード下段時)となり、デッキボード非装着車は371Lという大きさ(いずれも2WD車の場合)。フロア下のアンダーラゲッジボックス容量は仕様やスペアタイヤの有無によっても異なりますが最大で19Lの容量となっています(2WD車の場合)。

ヤリスクロス 2020

またリアシートを前倒しにした状態にすると最大で1,083Lにまで拡大します(デッキボード非装着車/2WD車の場合)。

荷室寸法は、通常時で荷室長が820mmとなり、リアシートを倒すと1,475〜1,740mmにまで拡大。荷室幅は1,000mm(タイヤハウス部)/1,400mm(デッキサイドトリム両側掘りこみ部)となり、荷室高はデッキボードの有無等によって732〜871mmとなっています。

ちなみにヤリスクロスの荷室には、デッキボードの有無によっても異なりますが9.5インチのゴルフバッグを最大2個まで収納することができるようになっています。

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日産 キックスの荷室容量は423L

日産 キックス 2代目 2020

対するキックスのボディサイズは、全長4,290mm×全幅1,760mm×全高1,610mmで、室内の広さは室内長1,920mm×室内幅1,420mm×室内高1,250mmという大きさです。ヤリスクロスと比較するとボディサイズは全長が少しだけ大きいのに対し、室内の広さはキックスの方がゆとりがある感じです。

日産 キックス 2代目 2020

荷室の容量は通常時が423Lで、ヤリスクロスのようなアンダーラゲッジボックスはありません。またラゲッジボードのような装備はありませんが、その代わり使いやすいトノボード(トノカバー)を標準で装備。これを使うことで荷室内の荷物が外から見えないようになり、セキュリティ効果も期待できます。

荷室寸法は通常時で荷室長が900mm、リアシートを倒すと最大で1,565mmにまで拡大。荷室幅は980〜1,270mm、荷室高は925mmとなっています。

キックスの場合、9インチのゴルフバッグは3個まで積載が可能で、大型のスーツケースであれば2つ積み込むことができます。

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シートアレンジ対決、4:2:4の3分割式 vs 6:4の2分割式

トヨタ ヤリスクロス 2019

ヤリスクロスのリアシートは4:2:4の分割可倒式。左右のリアシートだけでなく肘掛け部分も独立して倒すことができるので、4名乗車時でもセンター部に長尺物を車内収納することができます。リアシートの背もたれ部分はラゲッジ側からでもワンタッチで可倒させることができ、気軽なシートアレンジが楽しめます。

日産 キックス 2020

対するキックスのリアシートは6:4分割可倒式を採用。シングルフォールディング式のため後席の背もたれを前方に倒せばそのままラゲッジフロアが出現します。乗員人数や荷物の量に応じて6:4のリアシートを自在に倒し、その場に合わせた荷室をつくることができるようになっています。こちらもヤリスクロス同様に荷室側からでもリアシートを倒せる可倒レバーがついています。

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荷室の装備面ではヤリスクロスが一枚上手

トヨタ ヤリスクロス 2020

ヤリスクロスのフロアに搭載されるデッキボードは、6:4分割にして利用することが可能(2WD車のみ)。たとえば片側だけを下段にしてもう片方を上段にすることで、高さのある荷物を安定させて運ぶことができるようになっています。

また荷室に積み込んだ荷物が動かないよう固定できるフレックスベルト(オプション)が左右両サイドにあり、ラフロード走行時も安心して荷物を守ることができます。またオプションでハンズフリーパワーバックドアにすることができ、両手がふさがったままでもリアゲートを足だけの操作で自由に開閉することができます。

日産 キックス 2020

対するキックスには全車標準装備のトノボードが付属しており、自由な使い方が可能。またオプションで荷室の汚れを防ぐラゲッジソフトトレイを選ぶこともでき、プロテクションパッケージを選ぶとラバーマットも一緒に付属します。水に濡れた荷物や泥汚れなどから車内を守ることができ、アウトドアやスポーツシーンなどで汚れを気にせず荷室を使うことができるようになっています。

 

いかがでしたでしょうか。荷室の広さという点においてはキックスの方に軍配が上がるものの、使い勝手のきめ細やかさや装備面での工夫ではヤリスクロスの方が便利といえそうです。しかしユーザーによってそれぞれ基準は異なるもので、どちらにも一長一短があることは間違いなさそう。いずれも便利な国産コンパクトSUVのヒットモデルということは確実ですので、これらの結果を参考してお好みの1台をチョイスしてみてはいかがですか。

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