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100万円7人乗りSUV対決、トヨタ ヴァンガード vs 日産 3代目エクストレイル

今回は中古価格100万円前後で狙える7人乗りSUVのトヨタ ヴァンガードと日産 3代目エクストレイルを、価格、パワートレイン、インテリアなどの観点から徹底比較していきます。 新車ではなかなか手が出しにくいクルマでも、中古車なら新車より断然安く手に入れることができます。ぜひ今後のクルマ選びの参考にしてください。

更新日2021/04/13

中古車価格:ヴァンガードの方がお手頃

3代目(T32型)エクストレイル

日産 3代目エクストレイルは2013年に発売されたミドルサイズのSUVで、中古車だと約120万~250万円(2013年12月発売~生産中)で購入することができます。

3代目エクストレイルは歴代のエクストレイルに採用されていたスクエア型のボディデザインではなく、全体的に丸みを帯びたデザインに変化しており、より街乗りでも映えるようなクルマになっています。

トヨタ ヴァンガード 2011

一方のトヨタ ヴァンガードは2007年に発売されたクロスオーバーSUVで中古車なら約70~120万円(2007年8月発売~2013年11月販売終了)で購入できます。

「Active&Luxury」というコンセプトで開発された高級クロスオーバーSUVで、見た目だけでなく質や機能・装備をより高めて高級感を実現したクルマです。

どちらも魅力的なクルマであることに変わりはないですが、より低予算で狙うなら発売時期や年式の関係から、ヴァンガードがおすすめです。

 

パワートレイン比較:燃費ならエクストレイル、パワーがあるのはヴァンガード

日産 エクストレイル オーテック 2019

今からは日産 3代目エクストレイルの発売モデルとトヨタ ヴァンガードの2010年マイナーチェンジ後のモデルをパワートレインで比較していきます。

3代目エクストレイルは2.0L 直列4気筒エンジンを搭載したガソリンモデルを用意。駆動方式には2WD/4WDが設定されています。ちなみに、5人乗りモデルにはハイブリッドモデルがありますが、7人乗りモデルには用意されていません。

3代目エクストレイルのエンジンスペック(2013年12月発売時)は最高出力108kW(147PS)/6,000rpm、最高トルク207Nm(21.1kgm)/4,400rpm、燃費はJC08モードで15.6km/L~16.4km/Lとなっています。

トヨタ ヴァンガード 240S 2012

そしてトヨタ ヴァンガードは2.4L 直列4気筒/3.5L V型6気筒ガソリンモデルの2種類を用意。駆動方式は発売時は4WDのみの設定でしたが、2008年に2.4Lモデルのみ2WDが追加されました。

2.4L ガソリン車のエンジンスペック(2012年12月発売モデル)は最高出力125kW(170PS)/6,000rpm、最高トルク224Nm(22.8kgm)/4,000rpm、燃費はJC08モードで11.6km/L~12.2km/Lとなっています。

以上の事から燃費に優れているのは3代目エクストレイル、パワーがあるのはヴァンガードということがわかります。

 

エクストレイルの方が広い

エクストレイル 2017

今からは日産 3代目エクストレイル(2013年12月発売時)とトヨタ ヴァンガード(2012年12月発売モデル)それぞれのボディサイズや室内の広さを見ていきます。

3代目エクストレイルのボディサイズは全長4,640mm×全幅1,820mm×全高1,715mm。室内の広さは室内長2,005mm、室内幅1,535mm、室内高1,270mm。

ヴァンガードのボディサイズは全長4,570mm×全幅1,815mm×全高1,690mm、室内の広さは室内長2,445mm、室内幅1,495mm、室内高1,240mmとなっており、エクストレイルの方がボディサイズも大きく、室内が広いので、よく3列シートを使うならエクストレイルの方がおすすめです。

トヨタ ヴァンガード 2011

またエクストレイルの2列目シートは4:2:4分割可倒式、3列目シートは5:5分割して倒すことができるので用途に合わせてさまざまなシートアレンジが可能です。

ヴァンガードは2列目シートが6:4分割可倒式、3列目シートは5:5分割となっています。

 

それぞれどんな方におすすめ?

日産 3代目エクストレイルはフロアや荷室や天井に防水加工が施されているので、アウトドアなどのレジャーユースにおすすめです。

さらに荷室はラゲッジボードで仕切られた2段構造になっており、ボードは取り外しが可能で1段で使用することも可能ですし、2段で使用する際右半分は引き出しになっているので小物などの収納にも便利です。

ヴァンガード

一方のトヨタ ヴァンガードはブラウン基調の内装で本革シートやブロンズ調の装飾、クロムメッキ処理、木目調のドアスイッチ・シフトノブなどを採用しており、高級感のある室内空間を実現しているので、特に都会で映えるクルマになっています。

キャンプや釣りなどのアウトドアによく出かけるという方は3代目エクストレイル、どちらかというと街乗りすることが多く、高級感を重視してクルマを選びたいという方はヴァンガードがおすすめです。

ヴァンガードの中古車情報を見てみる

エクストレイルの中古車情報を見てみる

 

今回は中古価格100万円前後で狙える7人乗りSUVのトヨタ ヴァンガードと日産 3代目エクストレイルを徹底比較しました。

基本的に安全性能やインパネなど全体的な装備が新しく後発モデルのエクストレイルがおすすめですが、出来るだけ車両価格を抑えたい方、高級感を重視する方はヴァンガードがおすすめです。

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