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【300万円で狙える】4年落ちのトヨタ 3代目ハリアーと7年落ちのレクサス NXどっち買う?

トヨタ 現行(3代目)ハリアーとレクサス 現行(初代)NXは、同じプラットフォームを使ったクルマです。中古車市場の価格帯も近く、どちらを選ぶべきかで迷う方も多いのではないでしょうか。今回は、300万円で狙える、4年落ちのハリアー(2017年6月マイナーチェンジ後モデル)と、7年落ちのNX(2015年一部改良前のモデル)を比較検証し、ベストバイを考えていきます。

更新日2021/05/28

高年式のトヨタ 3代目ハリアーは、装備の充実度が高い

ハリアー 2013

年式による差もありますが、3代目ハリアーは走行距離が2万〜3万キロと短い良質な個体が多数あり、選択肢も豊富なのが特長です。

2017年6月に行われたマイナーチェンジにより、2.0Lターボエンジンを搭載し、ターボ車専用装備として、パフォーマンスダンパーを装備。それにより、走りの面でグレードアップし、NXにも負けない車両剛性を手に入れています。

また、衝突回避支援パッケージのトヨタセーフティセンスPを全車に標準装備し、安全性能の面ではNXより頭一つ抜けています。(NX2014モデルでは、ハリアーに標準装備されるプリクラッシュセーフティシステム、レーンディパーチャーアラート[LDA](ステアリング制御付)はオプション設定)。

ちなみに、ハリアーのプリクラッシュセーフティシステムはミリ波レーダー+カメラ方式となっていますが、NXはミリ波レーダーのみと性能にも違いがあります。

灯火類にも手を加え、プレミアムとプログレスではLEDシーケンシャルターンランプ(流れるウィンカー)を装備し、エクステリアの華やかさも感じられる仕様となっています。(NX2014モデルには非搭載)

現行モデルの一つ前となりますが、非常に商品力の高いクルマです。

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完成度の高さ、質感はさすがレクサス NX

レクサス NX 2014

ハリアーと同じ形式のプラットフォームやサスペンションを使用するNXですが、レクサスプレミアムSUVの名に恥じない、専用設計が随所に見えます。

ボディには高張力鋼板やアルミニウムを効果的に使用することで、高剛性と軽量化を実現しました。ボディ溶接にはレザースクリューウェルディングという技術が用いられ、構造用接着剤を使用することで、ボディ剛性は、ハリアーよりも格段に高められています。

エクステリア(外装)には、もちろんスピンドルグリルが輝き、レクサス独自の美しい塗装面も魅力の一つです。インテリア(内装)では、メーカー純正のナビゲーション&オーディオシステムを標準装備し、レクサス独自のリモートタッチで、快適な操作性を実現しています。

細かな部分まで配慮の行き届いたレクサスでは、ボディとドアの間、ボディとボンネットの間の隙間(チリ)にまでこだわり、全てのチリが均一に、正確な取り付けを行っています。室内の質感も高く、一つ一つの部品の完成精度が極めて高いです。

パッと見ては感じ取れない部分ですが、乗ってタイヤをひと転がしすれば、ハリアーとの違いは歴然と感じられるでしょう。

また、NXはデビューからフルモデルチェンジを行っておらず、7年落ちといっても現行型を選べるところも魅力の一つになるのではないでしょうか。

 

結論:どちらを選ぶべきか

先進装備を重視するならハリアーがおすすめ

トヨタ ハリアー ターボ

最新のトヨタの装備をふんだんに使い、新しさを感じられるのがハリアーです。特に予防安全装備の充実度は、NXよりも高くなっており、衝突被害軽減ブレーキやレーダークルーズコントロールの精度を求める方は、迷わずにハリアーを選ぶべきでしょう。また、最近流行のシーケンシャルターンランプを採用し、見た目としても古さを感じないのはハリアーですね。

パワートレインもハリアーの方が、種類が多く、特にNXでは選べない2.0Lの自然吸気エンジンを選べる利点もあります。(2.0Lターボと2.5LハイブリッドはNXと同じ)

中古車としての数も多く、価格も安定しながら、自分の好みにあった一台を探すことができるので、装備やボディカラーなどにこだわりを持つ方も、選びやすいクルマになっています。

ハリアーの中古車情報を見てみる

 

長く乗り続けるならNXがおすすめ

レクサス NX 2014

レクサスブランドに裏打ちされた、高級SUVを求めるならNXです。走りの質感や静粛性、しっかり感はハリアーよりも優れています。

また、ボディ剛性が高いので、ハリアーより年式が古くても、クルマとしての作りが良い分、長く安心して乗ることができます。3年~5年といった、定期的にクルマを変える方ではなく、一つのクルマを長く大切に乗るオーナーにもNXがおすすめとなります。

ボディ剛性の高さは、走行距離が増え、年式が古くなればなるほど、良いところとして感じられるでしょう。長い距離を走っているクルマは、特に大きく衝撃を受け止める部分から、部品の疲労度合いが高まってきます。足回りにガタがきたり、ボディのヨレが大きくなって、運動性能や乗り心地が悪化してしまうのです。

しかし、ボディ剛性の高いNXは、一般に、クルマの寿命とも言われる、10年、10万キロを超えても、走行性能が悪化しにくく、元気に走ってくれます。クルマは壊れるまで乗り続けるという方は、NXに乗るとその信頼性の高さや作りの良さを、より実感できるでしょう。

NXの中古車情報を見てみる

 

300万円で狙える、ハリアーとNXの中古車について解説してきました。筆者が個人的に選ぶのは、選択肢の多さと年式の新しさ、そして装備の充実度を重視してハリアーとなります。NXのブランドも捨てがたいですが、先進装備が多く採用されるハリアーの方が、満足感が高そうです。あなたなら、どちらのSUVを選びますか。

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