プロモーション

【SUVで行きたい】北海道の海釣りスポット10選

北海道は、自然豊かで広大な海岸線を有しています。そんな北海道には多彩な魚を狙って釣りができる釣りスポットがたくさんあります。今回はそんな魅力ある北海道の海釣りスポットを、道央、道南、道東、そして道北の4つのエリアごとに紹介します。

更新日2021/06/01

北海道地方の海釣りの特長

カジカ

北海道は、日本海、オホーツク海、太平洋と3つの海に囲まれ、黒潮と親潮の海流が入り混じり、豊富な魚が狙えるエリアです。また、投げ釣りが盛んに行われ、釣りものはカレイやホッケ、コマイ、ハモ、アイナメ、ソイ、カジカといった根魚が豊富に釣れます。さらに、秋には北海道ならではのサケ釣りが人気ターゲットとなるなど、北海道ならではの魚が釣れるのもが大きな特長です。

 

道央

北海道といえばやっぱりホッケ狙いでしょ! 岩内郡岩内町「岩内港(いわないこう)」

岩内港は、積丹半島の西の付け根の岩内郡岩内町にある大きな港です。釣り場は広く、西防波堤、中央埠頭、東防波堤、旧フェリー埠頭、東外防波堤、そして沖堤などポイントが多数があります。

周辺の港の中でも最も好釣果が期待でき、足場も良いので、家族連れの釣りにも人気の高い釣り場です。

投げ釣りでカレイ、アブラコ、ソイ、ウキ釣りでのホッケ、エギングでのイカ釣り、サビキ釣りではチカやサバ、ルアーフィッシングではヒラメ、夜釣りではヤリイカ、マメイカ、マイカなど、魚種と釣り方は豊富にあります。

特にホッケは4~5月にかけて、旧フェリー埠頭周辺などから狙うことができ、30cmクラスのホッケの数釣りが楽しめます。

住所:〒045-0021 北海道岩内郡岩内町大和
アクセス:後志自動車道・余市ICから約48分

 

えりもの春は何でも釣れる春でした 幌泉郡えりも町「えりも岬(えりもみさき)」

北海道の東南端に位置し岩礁が連なるえりも岬は、全体的に険しい磯場で流れも速い釣り場ですが、岬に広がる磯場からは釣りができます。カジカやアブラコ(アイナメ)の魚影が濃く、チカやキュウリなどの回遊魚狙えます。特にアブラコが人気で50cm級の大型も期待できます。

えりも岬の東側に位置する漁港のえりも岬漁港では、漁港の左右から伸びる防波堤の外側で、釣れる魚種も豊富で、カジカやアブラコ、ソイなどロックフィッシュの魚影が濃く、足場良く釣りしやすい漁港中央の突堤はコマイが狙える人気ポイントです。また、港右岸にある磯の夕陽ケ丘平盤周辺でもカジカやアブラコが釣れます。

えりも岬は暖流と寒流のぶつかることから霧が名物で風も強いので、十分な準備で釣りに臨む必要があります。

住所:〒058-0342 北海道幌泉郡えりも町
アクセス:帯広広尾自動車道 ・忠類ICから約89分

 

噴火湾の海釣りが楽しめる 虻田郡洞爺湖町「虻田漁港(あぶたぎょこう)」

通称噴火湾ともいわれる内浦湾に面した虻田漁港周辺は、砂地が多く、カレイの良型が狙えるポイントが多くあります。

虻田漁港の中で一番のおすすめポイントが西防波堤です。特に先端部ではマガレイやイシモチ、夏から晩秋にかけてハモも狙えます。また、先端部から陸側の消波ブロックではアブやソイが釣れています。夜釣りで狙うと数も型も期待できるポイントです。

北防波堤では防波堤先端部でソイやチカ、ハモの狙えますが、西防波堤ほど期待はできません。また、基部突堤は先端部に排水があり、排水周辺にチカが寄ってくる他、秋口にはアブラコやカジカもついている場合があります

クルマで12分のところには洞爺湖、17分で有珠山、昭和新山の熊牧場などの観光地が多くがあるエリアなので、せっかくですから釣行の前後に訪れることをおすすめします。

住所:〒049-5603 北海道虻田郡洞爺湖町
アクセス:道央自動車道・虻田洞爺湖ICから約9分

 

道南

恵山の麓でババガレイ 函館市「椴法華港(とどほっけこう)」

恵山の麓にある椴法華港は海底が砂地なので投げ釣りに向いたポイントで、ババガレイが釣れる人気の釣り場となっています。その他、アブラコやホッケ、カジカ、ソイもよく釣れています。また、エサ釣り、ウキ釣り、ルアーなど色々な釣り方で楽しめ、東防波堤には綺麗なトイレがあり、函館市街からならクルマで約60分というアクセスの良さもあって、ファミリー釣りでも安心して楽しめます。

ババガレイ、ホッケがは東防波堤、ロックフィッシュは東防波堤の先端部や外海側が良く釣れ、初冬からは特に良型のアブラコやカジカが、そしてチカや小・中のサバ、小アジは港内一帯で狙えます。また、基部岸壁や荷揚げ場では、家族連れもサビキ釣りで楽しめます

住所:〒041-0604 北海道函館市元村町
アクセス:道央自動車道・落部ICから約206分

 

津軽海峡を望むヤリイカ釣り 松前郡松前町「松前港・弁天島(まつまえこう・べんてんじま)」

津軽海峡に面した松前港は、天然の湾と弁天島を利用してつくられた良港で、水深もあり様々な魚が狙える好釣り場となっています。赤灯から西側一帯のテトラが釣りポイントで、アジ、サヨリ、メバル、チヌ、スズキ、キス、カレイ、コウイカ、アオリイカ、タチウオ、ハマチ、サゴシなど豊富な魚類が釣れ、足場が良く釣りやすいポイントです。

おすすめポイントは弁天島から伸びる外防波堤で、投げ釣りではアブラコ、カレイ、ハゼ、冬場はホッケがターゲットとなり、特にババガレイは外側の堤防から良型が釣れるとして人気のポイントとなっています。

また、松前町では冬場のヤリイカ釣りが有名で、夜釣りでは港内側の岸壁前からの投げ釣りでヤリイカやソイがさかんに釣られており、地元の方はイカ用のハリを使った独特の釣り方で狙っています。

住所:〒049-1502 北海道松前郡松前町
アクセス:函館江差自動車道・北斗富川ICから約98分

 

ホッケが熱い!ロックフィッシュも熱い!久遠郡せたな町「太田漁港(おおたぎょこう)」

太田漁港は道道740号沿いのせたな町にある日本海に面した漁港です。

初冬と春のホッケが熱い釣り場で有名ですが、その他でも防波堤や河口付近のテトラ護岸から投げ釣りや探り釣りでアブラコ、カジカ、ソイなどの根魚が狙え、漁港内や河口は年によってサケが回遊することもあります。

港内一帯がポイントといって良く、特に西防波堤の中間部から先端までがおすすめです。また、漁港左岸の砥歌川の流れ込みでは良型のカジカも狙えます。

また、漁港の右岸には太田の大平盤と呼ばれている平磯が広がっていて、ここもホッケやクロガシラ、ロックフィッシュ等のポイントとなります。

さらに太田漁港からクルマで約3分ほどの場所にある、太田神社の周辺の地磯は最盛期にはも釣り人が多く訪れる人気スポットで、ホッケ、カレイ、ロックフィッシュが良く釣れています。

住所:〒043-0501 北海道久遠郡せたな町
アクセス:道央自動車道・八雲ICから約74分

 

道北

最北端の漁港はクロソイやカジカの好ポイント 稚内市「宗谷港(そうやこう)」

日本の本土最北端に位置し、宗谷岬の右隣の港が大岬漁港とも呼ばれる宗谷港です。全体的に水深が浅く、港内の岸壁、突堤、外側といった防波堤が釣り場となります。テトラ周りは好ポイントで探り釣りなどでクロソイやカジカが狙えます。

根掛かりが気になりますが、春と秋にはカレイ、秋から冬にかけては根魚狙いの釣りが中心になる他、夜釣は常夜灯まわりでイカが狙えるポイントです。

また、港の左にある防波堤は、全長265m、高さ7.6mの上下二層構造のてっぺんドームという施設があり、上部は展望台として開放されサハリンの島影や宗谷岬が見渡せます。

住所: 〒098-6758 北海道稚内市宗谷岬
アクセス:道央自動車道・士別剣淵ICから約202分

 

道東

オホーツク海を一望できる釣り場 斜里郡斜里町「ウトロ漁港(うとろぎょこう)」

鮭の水揚げ量が日本一を誇るウトロ漁港は、知床半島の西側中央部に位置する斜里町の港です。港内の岸壁や防波堤、そして地磯からも釣りが可能で、北防波堤の先端や三角岩がおすすめのポイントとなります。

好ポイントのひとつ三角岩の地磯は、足場が悪いのですが、水深が深くてしかも海底は砂地が多く、投げ釣りでカレイの数釣りも可能な釣り場です。また、ホッケが釣れることでも知られる人気ポイントで、秋には大型のホッケが狙えます。

春からチカのサビキ釣りが楽しめる他、夏はペレケ川河口付近の港内岸壁でカラフトマス、秋にサケのルアー釣りがさかんに行われています。

国道沿いにはウトロ温泉の温泉街が広がっていて、オホーツク海を眺めての露天風呂や、知床の海の幸が堪能できます。また、道の駅 うとろ・シリエトクでは知床の旬の味を提供するレストランがあります。

住所:〒099-4351 北海道斜里郡斜里町
アクセス:旭川紋別自動車道・北見東ICから約176分

 

日本本土最東端で磯釣り 根室市「珸瑤瑁漁港(ごようまいぎょこう)」

根室半島の先端に位置した日本本土最東端の港です。根室半島は大物釣りのカジカ、アイナメ、カレイ、アキサケが期待できる磯釣りが人気で、珸瑤瑁漁港周辺も例外ではありません。

漁港の左側から赤灯台までの北防波堤、右側から白灯台までの東防波堤があり、良防波堤からはカジカなどの根魚やカレイが投げ釣りで狙えるます。釣り場の近くには駐車場やトイレもあるのでファミリーフィッシングも楽しめる釣り場です。

クルマで約13分のところにある温根元漁港もおすすめで、ここでは、釣り場となるのは右側の防波堤と中央の岸壁周りで、投げ釣りでカレイや根魚、サビキ釣りでチカが釣れています。

非常に近いので、納沙布岬を挟んだふたつの釣り場を行き来するのも楽しいと思います。

住所:〒087-0164 北海道根室市珸瑤瑁
アクセス:道東自動車道・本別ICから約220分

 

花の湿原もある大自然の中の釣り場 浜中町「霧多布港(きりたっぷこう)」

霧多布港は、厚岸道立自然公園に属する浜中湾の南側の霧多布岬の付け根にある港です。チカ、クロガシラガレイ、コマイ、アイナメ、サケなどが釣れるポイントで、浜名湾のある北側の岸壁や小堤防が良釣り場となります。

投げ釣りでコマイやカレイ類、アブラコなどが狙え、コマイは初夏と秋、チカは秋がシーズンでサビキ釣りが楽しめますが、潮の流れが速い場合は苦戦しそうです。

普段は混み合うことのない漁港ですが、サケが釣れだすと一転し、多くの釣り人で賑わうことになります。

霧多布湿原は約300種の花が咲くことから“花の湿原”と呼ばれ、ムサール条約に登録されているなど、霧多布港のある浜中町は見どころも多いエリアです。また、浜中町はウニが有名ですが、豊かな大地の恵みで育った乳製品も特産品です。なんと、アイスクリームで有名なハーゲンダッツの原料になっているのです。浜中町に訪れたらぜひ味わってください。

住所:〒088-1561 北海道厚岸郡浜中町
アクセス:道東自動車道・釧路別保ICから約71分

 

サケにホッケなど、北海道の海の幸が釣れる北海道の海釣りスポットを紹介しました。しかし、北海道は何しろ圧倒的に広いので紹介しきれませんので、上記以外にも人気スポットや穴場のスポットが数多く存在しています。そして、アクセスが悪い場所もありますが、目的の釣り場までの道のりもまた北海道の魅力ですから、今度の釣行の予定にぜひ組み込んでください。

アウトドアにおすすめなSUVを見てみる