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メルセデス・ベンツEV SUVエントリーモデル EQAとは?

2021年4月26日、メルセデス・ベンツ日本は、「EQC」に続くピュアEV(電気自動車)第2段となる「EQA」を発売しました。今後ガソリンエンジンを廃止して、電気自動車化が進んでいくと言われている自動車業界において、新型「EQA」がどのような役割を担っていくのか、各項目に分けて見ていきましょう。

更新日2021/06/08

エクステリアコンセプトは「プログレッシブラグジュアリー」

メルセデス・ベンツ EQA 2021

新型EQAのボディサイズは、全長4,465mm×全幅1,835mm×全高1,625mm、ホイールベースは2,730mmです。

AMGラインを装着すると、オーバーフェンダーが採用されるため全幅が1,850mmとなります。

プログレッシブ・ラグジュアリーをコンセプトとしたそのエクステリア(外装)は、滑らかな曲線に包まれた安定感溢れるフォルムを実現しています。

大面積の艶のある黒い面が印象的なグリル、ヘッドライト・テールライトをつなぐ横長のLEDライトは、先進のラグジュアリーを表現したエクステリアとなっています。

 

メルセデス・ベンツ最新のインテリア

メルセデス・ベンツ EQA 2022

新型EQAのインテリアは、先進的な電気自動車にふさわしいデザインを採用しています。

車速や出力&回生レベル、バッテリー残量などの走行状況をひとめで確認できる、コックピットディスプレイ。ワイドさを強調するデザインのダッシュボードやジェットエンジンのタービンを想わせるスポーティなエアアウトレット、未来を感じさせるバックライト付きのインテリアトリムが、最先端のeモビリティを表現しています。

また標準装備機能にはメモリー付きパワーシート(シートヒーター付)や、足をトランクの下にかざすだけで開閉ができる、フットトランクオープナーなどが装備されています。

 

電気自動車の常識を覆す走行性能

メルセデス・ベンツ EQA 2022

パワートレイン

最高出力140kW(190PS)/3,600~10,300rpm、最大トルク370Nm(37.7kgm)/1,020rpmを発生させる、非同期式高性能モーターをフロントアスクルに搭載しています。

アクセル操作時に瞬時に反応するレスポンスと力強いトルクで、ドライバーの思いのまま、スムーズで爽快な加速を実現します。

総電力量66.5kWhのバッテリーを搭載、最大航続距離422km

新型EQAは総電圧367V、総電力量66.5kWhの容量を持つリチウムイオンバッテリーを搭載したことにより、長距離ドライブも安心して楽しめるようになりました。

また、この高電圧バッテリーは、効率的な冷却でバッテリー温度を常に適正に保つ水冷システムを採用しています。

さらに、8年または16万km(いずれか早いほう)の電気自動車特別保証が適応されることも、安心です。

フル充電での航続距離は422km(WLTCモード)。数値上では東京都と愛知県間(約350km)をゆうに走れる十分な航続距離を備えています。

急速充電では、最速45分でフル充電

メルセデス・ベンツ EQA 2022

新型EQAでは、自宅などで使う普通充電(AC200V)と、高速道路のサービスエリアなどに設置されている長距離移動に便利な急速充電(CHAdeMO)に対応した充電システムを採用しています。

90kWタイプの急速充電では、目安ではありますが約45分でのフル充電が可能。また、自宅などで使用する、メルセデスベンツが提供する充電用ウォールユニット(30A)であれば、約11時間でフル充電ができます。

そして、メルセデス・ベンツの電気自動車に用意されている、スマートフォンのアプリで全国約21,00基の充電ユニットを検索できる、Mercedes me Chargeを使用することで、出掛け先でも近くに充電環境があるか確認することができます。

疲労度の少ない走行を実現する、しなやかな足回り

それらの走行性能を支える足回りには、長時間走行でも疲労の少ない高度な快適性を実現するコンフォートサスペンションを標準装備。

AMGライン装備車には、アダプティブダンピングシステムを設定し、走行状況に合わせた各輪のダンピングを可変制御します。

 

高電圧システムにもセーフティを

高電圧バッテリーを搭載するEQAですが、万が一の事故の際は乗員と高電圧バッテリーを守る構造を採用しています。

バッテリー周囲を強固なフレームで囲み、フレームとバッテリーの間には側面衝突時の衝撃を吸収する衝撃吸収素材を配置しています。また、高電圧システムは事故の際に自動的に停止され、感電の危険を未然に防ぎます。

走行安全性としては、メルセデス・ベンツの安全技術レーダーセーフティパッケージを標準装備とし万全の安全性を用意しています。

【EVモデル戦国時代!】各メーカーEVモデルのSUVを一挙公開

 

今回はメルセデス・ベンツより発売のコンパクトSUV電気自動車EQAを紹介してきました。2021年6月現在、車両本体価格は640万円にて販売されております。

電気自動車のパワフルな走りと、未来を先取りできるデザインの先進的SUVのEQA。この機会に一度試乗をしてみてはいかがでしょうか。

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