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【キャンプ、災害時にお役立ち】電源として使えるSUV5選
近年、大型台風などの自然災害で大規模停電が起こった際など、もしもの時のくらしを支える機能として注目されている、AC100V 1,500Wの外部電源を備えたSUVを紹介していきます。 また、キャンプなどのアウトドア時にも利用できる外部電源付きの車はとても便利です。 今回は、外部電源付きの車種紹介とどのような機能が使用できるのかを解説していきます。
更新日2021/08/25AC100V 1,500Wの外部電源で何が使える？
AC100V 1,500Wの外部電源がクルマについていると言われても、実際にどんな家電が使えるのかイメージが湧かない方がほとんどではないでしょうか。
そこで実際にどんな家電が、一般的にはどれくらいのワット数で使用できるのかを紹介していきます。
電子レンジ
電位レンジのワット数は600W〜700W前後が主流となっています。
1,500Wの供給に充分収まっていますので、クルマの外部電源にて使用することが可能です。
キャンプや災害時に、電子レンジで温めた食事が取れることは非常に安心ですね。
炊飯器
炊飯器のワット数も一般的には600Wと言われています。
従って外部電源で使用できることはもちろん、電子レンジとのワット数を足しても1,500W以下に収まるため、炊飯器でご飯を炊きながら、電子レンジで食事を温めることが可能です。
電気ストーブ
電気ストーブのワット数はサイズにより幅がありますが、クルマに積み込みができるコンパクトなモデルなら300W前後から販売されています。
冬のキャンプでもそうですが、突然の自然災害の際、一番身を守らなければいけないのが寒さとの戦いです。
もしもの時に、クルマから暖を取れるのはとても安心です。
プロジェクター
近年人混みを避ける習慣が馴染んできたこともあり、週末はキャンプに出かけるファミリーが増えています。
日中子どもと遊んだ後、子どもたちが寝てからの夫婦の時間に、プロジェクターはとても役立ちます。
ワット数はコンパクトなモデルなど様々ですが、平均的には300〜400Wと言われています。
スマホ充電
もしもの災害の際に、外からの情報を得る手段として一番必要となっているのがスマートフォンかと思います。
もちろんスマホの充電も可能で約10Wほどの消費電力で充電が可能なため、複数台充電することができます。
外部電源を備えたSUV5選
トヨタ ハリアー ハイブリッド
4代目となる現行型ハリアー ハイブリッドには、メーカーオプション4万4000円にてアクセサリーコンセント(ラゲッジ右側1個)AC100V・1,500W(非常時給電システム付)を装着可能です。
ハイブリッドモーターを活用した外部電源となり、周囲への騒音が気になるキャンプ場などでもエンジン稼働を最小限に止めることができます。
また、広い荷室が非常時やキャンプで使用する家電等の積み込みを助けます。
トヨタ RAV4 PHV
RAV4 PHVには、アクセサリーコンセント(AC100V・1500W コンセント1/ヴィークルパワーコネクター付)が装着されます。
エンジンと充電式のモーターの動力で走行する、RAV4 PHVでは、大容量のバッテリーに備えた電力を、外部電源として使用できます。
荷室に装置されたコンセントによる車内での使用に加え、付属のヴィークルパワーコネクターを普通充電インプレットに差し込めば、100Vの外部給電用コンセントとして使えます。
トヨタ C-HR ハイブリッド
トヨタ C-HR ハイブリッドも、メーカーオプション4万4000円にてアクセサリーコンセント(ラゲッジ右側1個)AC100V・15W(非常時給電システム付)を装着可能です。
ガソリンを電気に変換するこの機能は、C-HRの場合、ガソリン満タン/消費電力400W時で、約4.5日の電力供給時間となっています。
停電などが長期化することもあるので、万が一の備えとしてとても安心です。
三菱 アウトランダー PHEV
アウトランダー PHEVでは、バッテリーの電気が使える100V AC電源が装備されます。最大出力は他のモデルと同様に1,500Wとなっています。
コンセントはフロアコンソールボックス背面と荷室の合計2ヶ所に設定されていますが、2つ同時に使用する際は、消費電力が1,500Wを超えないよう注意が必要です。
レクサス NX300h
レクサス NXは2021年秋に新型が発売されると発表されましたが、現行型NXにも、外部電源用アクセサリーコンセントが用意されています。
バージョンLでは、AC100V・100Wのアクセサリーコンセントが標準装備されており、メーカオプションにて5万7200円でAC100V・1,500Wを選択可能です。
その他のグレードでは、AC100V・100Wのアクセサリーコンセントが8,800円、AC100V・1,500Wのアクセサリーコンセントが6万6000円で選択可能です。
高燃費と維持費の安さから人気を得ている、ハイブリットやPHEV車ですが、家族でキャンプに出かけた際や、自然災害の時に緊急で家電を使える外部電源が備わっているクルマもあります。
SUVなら車内も広く、万が一の際にも安心ではないでしょうか。
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文・SUV FREAKS編集部
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