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【今が旬な新型SUVを比較】 トヨタ 新型ランドクルーザープラド vs スバル 新型フォレスター

衰えることを知らない、日本国内でのSUV人気。2021年6月には、中でも歴史が長く、根強い人気をもつ2台が、新型モデルを発表しています。トヨタ ランドクルーザープラドとスバル フォレスターです。今回は、ほぼ同じタイミングで改良モデルが発表された2台を比較し、それぞれの特徴を解説していきます。

更新日2021/07/26

トヨタ ランドクルーザープラド解説

トヨタ ランドクルーザープラドの改良点

トヨタ ランドクルーザープラド 2106

新型のランドクルーザープラドは6月1日に発表されました。今回の一部改良の目玉となるのは2点です。まずは、安全装備の充実を図るため、インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ 静止物)を標準装備し、安全性能を高めています。前進時や後退時に車両の前後の静止した障害物を検知し、衝突の危険性が大きくなった際に、クルマが緊急ブレーキをかける機能です。

また、TZ-Gに装着される(TX’Lパッケージではオプション装着)19インチアルミホイールのデザインを変更しました。
車両本体価格は366万6000円~554万3000円です。

さらにランクルシリーズ70周年を記念した、特別仕様車も登場しました。

ランドクルーザープラドの特徴

トヨタ ランドクルーザープラド 2017

都市型SUVが増える中、現在では数少ない、本格クロスカントリーSUVです。ボディサイズは全長4,825mm×全幅1,885mm×全高1,850mmで、パワートレインには2.8L直列4気筒ディーゼルエンジンと、2.7L直列4気筒ガソリンエンジンをラインナップします。乗車定員は5名~7名です。(選択グレードにより変更可)

強固なラダーフレーム構造を採用し、曲げやねじりに対する高い強度を誇り、路面状況が悪い中でも、衝撃をしっかりと受け止め、走行を可能にします。様々な路面状況に応じて、駆動力不足や失速を防ぎ、路面に対して適切な力を伝え続けられるマルチテレインセレクトを使えば、本格的な岩場や泥濘、砂地などでも圧倒的な走行性能を維持することができるでしょう。

高いボディ剛性は、オンロードの走行性能も高めており、高い静粛性や操縦安定を体感することができます。陸の王者と言われるランドクルーザーの系譜を受け継ぎ、舗装路でも悪路でも、道を選ばずに快適な走行を可能にするのが、ランドクルーザープラドです。

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スバル フォレスター解説

スバル フォレスター改良点

スバル フォレスター アドバンス 2021

6月14日に大幅改良モデルを発表したのがフォレスターです。現在は、8月の発売開始へ向けて、先行予約を受け付けている状況です。

今回の改良では、フロントフェイスにスバルのデザインコンセプト「BOLDER」を取り入れたデザイン施し、新デザインのアルミホイールを採用するなど、エクステリアの迫力を高めています。
走行性能では、全グレードで足回りを改良し、しなやかさとスポーティーさを両立しました。アダプティブ変速制御のe-アクティブシフトコントロールを、e-BOXER搭載車の全グレードに拡大展開しました。

安全性能では、新世代アイサイトを搭載しました。ステレオカメラの広角化やソフトウェアの改良により性能が向上したアイサイトは、幅広いシーンで、安全運転をサポートしてくれます。

フォレスターの特徴

スバル フォレスター アドバンス 2021
スバルのお家芸でもある水平対向エンジンを搭載し、低重心で振動が少なく、静粛性の高いドライブを体感することができるSUVです。ボディサイズは全長4,640mm×全幅1,815mm×全高1,715mm~1,730mmです。パワートレインには2.0L水平対向4気筒エンジン+モーターのe-BOXERと1.8L水平対向4気筒ガソリンエンジンを用意しています。乗車定員は、すべてのグレードで5名です。

卓越した走行性能を発揮するシンメトリカルAWDは、乾いた舗装路、踏み固めたられた雪道、雨に濡れた舗装路、砂や土などの未舗装路に至るまで、あらゆる路面状況で優れた駆動力を発揮します。さらに走破性を高めるX-MODEを搭載し、走りの良さに磨きがかかっています。
予防安全性能は、新世代アイサイトを全車に標準装備です。視野を広げたステレオカメラが、より緻密に交通環境を認識し、衝突回避をサポートする領域が拡大しています。さらに追従走行アシストの質感も高まり、ロングドライブ時の負担も一段と軽減されました。予防安全性能は、世界の中でもトップクラスの実力を誇ります。

アクティブライフを支える装備は、走行性能や安全性能、パワーユニットにとどまらず、室内装備にも反映されています。ツーリングとアドバンスには、撥水シートを採用し、Xブレイクには防水シートが採用されました。アウトドアレジャーなどで想定される、タフな使用を考え、より使いやすく、質感を高めたインテリアとなっているでしょう。

SUVの中でも、高い走行性能と、使い勝手を両立した、多彩な冒険を支える活躍をするのが、フォレスターです。

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改良モデルが登場した、ランドクルーザープラドとフォレスターを紹介してきました。両車ともにクルマの歴史は長く、長期にわたり正常進化を続けてきたクルマです。これまでの特徴をしっかりと残しながら、より長所を生かし、良質なクルマへと生まれ変わったランドクルーザープラドとフォレスター。同じSUVカテゴリーでも、キャラクターの異なる2台です。あなたはどちらの新型車を選びますか。

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文・SUV FREAKS編集部

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