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【米国で発売された新型SUV】日産 パスファインダーを解説

日産自動車から2021年2月5日にフルモデルチェンジが発表されていた、大型SUVの新型日産 パスファインダーが北米で発売を開始しました。 NISSAN USAウェブサイトによるとスターティングプライスは、$33,410(日本円換算で約370万円)とされています。

更新日2021/08/06

パスファインダーってどんなクルマ?

日産 パスファインダーとは、1986年から主に北米や欧州にて販売されている大型SUVです。

日本では聞き慣れない名前ですが、初代WD21型系と2代目 R50型系は「テラノ」と名乗り日本でも発売をされていたクルマです。

北米でフルモデルチェンジされ、発売が開始された2022年モデル新型パスファインダーは、今回のモデルで5代目となります。

製造工場はアメリカ合衆国テネシー州にある日産スマーナ工場で製造されており、主に北米での販売がメインとなります。

日本での発売予定は今のところありませんが、4代目パスファインダーは株式会社ホシノインパルを通して発売していたこともあるため、購入のチャンスもあるかもしれません。

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頑丈かつモダンなデザインを復活させた、エクステリア

日産 5代目パスファインダー
日産 パスファインダーのボディサイズは、全長5,021mm(197.7インチ)×全幅1,979mm(77.9インチ)×全高1,801mm(70.9インチ)、ホイールベースは2,901mm(114.2インチ)、最低地上高は178mm(7インチ)となっています。

エクステリア(外装)の特徴は、力強さを増したフロントフェイスや厚みのあるブリスターフェンダー、より短くなったフロントオーバーハングによって力強さと性能を表現しています。

また、初代パスファインダーへのオマージュとして、スリースロットグリルと組み合わされたVモーショングリル、C字型のヘッドライト、流れるようなルーフラインなど、ひと目で日産と分かるデザインを取り入れました。

そして、Cピラーには歴代モデルで初となるツートンカラーを採用。リア部分にも初代モデルを想起させるスクエア型のデザインを採用しました。

ボディカラーは5種類のツートンカラーを含む合計14色の組み合わせによって多彩なバリエーションを用意しています。

 

初の2列目キャプテンシート、7人乗り設定も可能なインテリア

日産 5代目パスファインダー
インテリアは、NISSAN USAが「You might forget to go outside(外に出るのを忘れてしまうかもしれない)」と豪語するほど、快適さで広大なスペースを備えています。

ナビゲーションには、12.3インチの大型ディスプレイを装備し、様々な情報を表示することでドライバーの運転をサポート。それに加えて10.8インチのヘッドアップディスプレイも装備しています。

また、電動シフターが採用されるとともに、センターコンソールの下部に収納スペースを設けることで実用性が高まり、インターロッキングデザインのサイドベントとドアフィニッシャーで頑強さを印象付けています。

シートアレンジは、標準モデルの乗車定員は2+3+3の8人。

パスファインダーとして初となる2列目にキャプテンシートを採用した、7人乗りグレードも設定したことにより、多彩な使い方、ユーティリティー性がアップしました。

また、室内の静粛性が大幅に改善されエンジンの騒音吸収が60%向上。悪路を走ることも予想されるSUVにはありがたいですね。

 

3.5L V型6気筒エンジンと新型9速ATの組み合わせ

日産 5代目パスファインダー
エンジンには、3.5L V6気筒エンジンを搭載。最高出力は211kW(288PS)/6,400rpm、最大トルク351Nm(35.8kgm)/4,800rpmを記録しています。

トランスミッションには、新型の9速オートマチックを組み合わせることにより、滑らかかつ力強いレスポンスで走行します。

4WDモデルには油圧でクラッチを制御するダイレクトカップリング式の4WDシステムを採用。

ドライブ&テレインモードセレクターによって「ノーマル」「スポーツ」「エコ」「スノー」「サンド」「マッド/ラット」「トーイング」の中からモードを選べるようにしています。

北米では、トレーラーやレジャーに関する牽引として使用されることもあり、最大牽引能力は6,000ポンドを備えています。

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全車に日産セーフティシールド360を標準装備

日産 5代目パスファインダー
安全性能では、合計10個のエアバックに加えて、すべてのグレードに「日産セーフティシールド360」を標準装備。

その内容には、歩行者検知機能を備えたインテリジェントエマージェンシーブレーキやブラインドスポットワーニング、リアクロストラフィックワーニングなどが含まれます。

加えて、インテリジェント前方衝突予測やインテリジェントドライバーアラートも全車に標準装備。

また、上位グレードにはステアリング制御とインテリジェントクルーズコントロールを組み合わせた運転支援システム「プロパイロットアシスト」、またはナビゲーションの地図情報を活用してカーブや合流分岐点に合わせた車速調整や高速道路出口での減速などのアシストもできる「プロパイロットアシストwithナビリンク」を装備します。

今回は、アメリカで発売が開始された新型日産 パスファインダーについて解説していきました。

日本上陸予定は未定ですが、北米での人気が予想される一台です。

海を越えた日本車の活躍に期待しましょう。

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文・SUV FREAKS編集部

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