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【トヨタ RAV4をワイルドに決めるなら】リフトアップはいかが!?

リフトアップとは、クルマを改造して車高を上げるカスタムのことを言います。現行型のRAV4はSUVらしい力強いスタイリングが人気の理由の一つですが、リフトアップによってさらにカッコよくワイルドに仕上げることができます。でも費用は?車検は通るのか?などいろいろ疑問もありますよね。 そこで今回は、RAV4をリフトアップするメリットや費用、車検についての情報を解説していきます。

更新日2021/08/06

リフトアップのメリット・デメリット

トヨタ RAV4 TAS2020

リフトアップは、ジムニーやランドクルーザーなどクロカン系のモデルでは定番のカスタムです。もともとは1970年代にアメリカで、悪路を走破しやすくするために車高を上げる改造をしたことから始まったと言われていますが、その後ドレスアップカスタムとしても広く普及しました。

RAV4は荷室にたくさんの荷物を積載することを想定してやや前下がりのスタイリングに設定されており(荷物を積んだ時に前後のバランスが良くなる)、オーナーの中にはこのバランスがあまり好きではない方もいるようです。しかしリフトアップによって前後の高さを調整しながら、迫力のある、ワイルドなスタイリングに変身させることができます。こうしたドレスアップ効果がこのカスタム最大のメリットと言えるでしょう。

またオフロード走行の際、車高が高い方がより大きな障害物を乗り越えられます。下回りのスペースが大きい(高い)方が、障害物に引っかかりにくくなるということです。RAV4の場合、最低地上高はハイブリッド車で190mm、ガソリン車のGとXで195mm、G ”Zパッケージ”とアドベンチャーが200mmと、ノーマルとしては十分な高さを確保していますので、ほとんどのラフロードは気にせず走行できるでしょう。しかしわずか数センチでも車高が上がれば、障害物によって車体を痛めるリスクも少なくなりますし、フェンダーとの干渉が避けられるため大きなタイヤを装着することもできるようになります。こうした「機能性」が確保されるというのも、リフトアップのメリットの一つです。

しかしデメリットもあります。

まず全高が上がると前面投影面積(クルマを正面から見た時の、車両全体の面積)が増えるため、空気抵抗によって動力性能・燃費性能に影響が出る可能性があります。また車高が高くなることで重心も高くなるため、コーナリングの際の安定性が悪くなります。オフロードで車体が大きく傾くような状況でも、重心が高いと転倒しやすくなるため運転が難しくなります。さらにリフトアップ量が大きければ乗り降りも大変になります。

また、運転席が高くなるので見晴らしも良くなりますが、その分直前直左の死角が増えます。クルマを発進させる際や巻き込み確認など、より安全意識を高める必要があります。

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なんのパーツが必要?交換費用は?

トヨタ RAV4 2020 TAS トヨタ RAV4 2020 TAS

RAV4の場合、次のような方法でリフトアップができます。

「リフトアップスペーサー」を装着する

これは、純正サスペンションと車体の間にスペーサーを入れることで、リフトアップできるというものです。サスペンションが純正なので乗り心地の変化がほとんどないというのがメリットです。車種専用設計のためリフト量もバッチリ決まっており、ドレスアップ効果は抜群です。費用は部品代、交換工賃、アライメント調整費用を合わせて約10万円程度を見ておけば良いでしょう。

リフトアップ用のサスキットを装着する

こちらは、純正のサスペンションを「アップサス」と呼ばれるリフトアップ用のものに交換する方法です。サスペンションの価格自体は約3万円前後と比較的安く、交換工賃、アライメント料金を入れても7万円程度で収まるでしょう。乗り心地はノーマルに比べてやや固くなるかもしれませんが、サスペンションにカラーリングが施されているものを選べば、リフトアップした車体からチラッと差し色が見え、ドレスアップ効果もあります。

リフトアップ用の車高調キットを装着する

「車高調」とは、専用の工具を使えば装着後にも車高の調整が可能なサスペンション・ショックアブソーバーキットのことです。ほとんどの製品は減衰力調整も可能となっており、ハンドリング性能や乗り心地にこだわりたい方、タイヤやホイールに合わせて自在に車高を変えたい方にオススメです。

デメリットは価格が高いことで、部品代だけで約10〜20万円は見ておく必要があります。

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車検は通るの?

トヨタ RAV4 2020 TAS

リフトアップしたクルマの車検については、「車検証に記載されている数値の±40mm以内」の変更でなければならない、という規定が関係してきます。逆に言えば、40mm以下のリフトアップ量であれば問題なくそのまま車検を通すことができるということです。

それ以上リフトアップしたいという場合は、「構造等変更検査」という手続きをすることで車検証の記載内容を変更することができ、この手順を踏めば車検を通すことができます。この審査は厳しく時間もかかるため業者に代行を依頼する方が多いようです。その場合は2万円〜3万円程度の費用がかかります。

 

リフトアップするなら「アドベンチャー」がおすすめ

トヨタ RAV4 2020 TAS

RAV4は現行型こそ力強いSUVスタイルの印象がありますが、もともとはシティユースをメインとしたクロスオーバーSUVとして登場したモデルです。そのため現行型には都会にも似合う洗練されたデザインのグレードと、オフロードイメージを象徴する「アドベンチャー」の二つのデザインを持つモデルがラインアップされています。

アドベンチャーは力強い押し出し感を表現する専用フロントグリル、専用大型スキッドプレート、専用フロントバンパーなどによって力強い表情を作り出しているほか、専用デザインの19インチホイールやアドベンチャー専用色となるアーバンカーキなど、タフなイメージを強調する仕様となっています。

アドベンチャーを選んでさらにリフトアップカスタムで楽しめば、アウトドアシーンで目立つこと間違いなし!ですね。

 

リフトアップは、力強いスタイリングをさらにタフでカッコいい印象にしてくれるドレスアップカスタムです。ゴツゴツしたブロックパターンのオフロードタイヤやワイルドなデザインのホイールを合わせれば、ノーマルのRAV4では寂しいと感じてしまうかもしれません。気軽に楽しめるカスタマイズなので、気になる方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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文・SUV FREAKS編集部

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