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【トヨタ 新型カローラクロスのライバル!?】同じ価格帯で狙える国産・輸入SUV5選
2021年9月、カローラシリーズ初のSUVモデルであるトヨタ カローラクロスが発売されました。その価格は199万9000円〜319万9000円と購入しやすい価格帯で、充実した機能から今後の人気車種となることが予想されます。この記事では、そんなカローラクロスのライバルになりそうなSUVを5台紹介します。
更新日2022/04/27トヨタ カローラクロスについておさらい
ボディサイズは全長4,490mm×全幅1,825mm×全高1,620mm、ホイールベースは2,640mm。ちょうどC-HRと5代目RAV4の中間にあたるサイズです。プラットフォームにはC-HRと同じGA-Cプラットフォームを採用しています。
パワートレインは1.8 L 直列4気筒ガソリンエンジンと、1.8 L 直列4気筒ガソリンエンジン+モーターのハイブリッドを用意。駆動方式はガソリンモデルが2WDのみ、ハイブリッドモデルが2WD/4WDとなっています。
1.8L 直列4気筒ガソリンエンジンのスペックは、最高出力103kW(140PS)/6,200rpm、最大トルク170Nm(17,3kgm)/3,900rpm、WLTCモード燃費は14.4km/Lです。
1.8L 直列4気筒ガソリンエンジン+モーターのハイブリッドは、エンジンの最高出力が72kW(98PS)/5,200rpm、エンジンの最大トルク142Nm (14.5kgm)/3,600rpmというスペック。フロントモーターの最高出力は53kW(72PS)、最大トルク163Nm(16.6kgm)で、リアモーターの最高出力は5.3kW(7.2PS)、最大トルク55Nm(5.6kgm)となっています。また、WLTCモード燃費は24.2〜26.2km/Lです。
ガソリンモデルの価格は199万9000円〜264万円。ハイブリッドモデルの価格は259万円〜319万9000円となっています。
【ホンダ 新型ヴェゼルのライバル!?】同じ価格で狙える輸入コンパクトSUV5選
首位陥落の危機?トヨタ ヤリスクロス
2020年8月にコンパクトカー・ヤリスの派生車として発売され、2021年8月時点の販売台数でも1万303台とSUV販売台数1位を記録しているトヨタ ヤリスクロス。ボディサイズは全長4,180mm×全幅1,765mm×全高1,590mmと、カローラクロスよりもコンパクトなサイズです。
都会派のSUVで、スタイリッシュなエクステリア(外装)は幅広い年齢層の方に支持されています。また、コンパクトSUVながら先進装備や快適装備が数多く搭載されており、インテリア(内装)の質感が高いのも魅力です。
リアシートは4:2:4分割式。中央の席を倒すことにより、リアシートに2人乗車しながら長尺物の積載できるなどユーティリティ性も高くなっています。
また、マルチテレインセレクト(ガソリン4WDに標準装備)を搭載。これはRAV4にも搭載されている4WDシステムで、都会派のSUVながら少々の悪路ならものともしない高い走行性能も魅力です。
日常も休日も、都市部からアウトドアまでやりたいことを全て出来てしまう、オールラウンドプレーヤーな一台といえます。
価格帯は、ガソリンモデルが179万8000円〜244万1000円。ハイブリッドモデルは228万4000円〜281万5000円です。
WLTCモード燃費はヤリスクロスが最大30.8km/Lと有利ですが、最上級のハイブリッドモデルでも約30万円ほどしか価格が変わらないので、ちょっと車格の高いクルマに乗りたいという方にはカローラクロスの方が魅力的に映るでしょう。
上級グレードの価格がかぶるトヨタ 5代目RAV4
また、同じく競合として挙げられるのがトヨタ 5代目RAV4です。ボディサイズは全長4,600〜4,610mm×全幅1,855〜1,865mm×全高1,685mm〜1,690mm。前述したようにカローラクロスもボディサイズが大きくなっています。
5代目RAV4の価格帯はガソリンモデルで274万3000円〜353万9000円。ハイブリッドモデルで334万3000円〜402万9000円となっています。
カローラクロスの最上級グレードがガソリンモデルで264万円、ハイブリッドモデルで319万9000円なので、5代目RAV4のエントリー価格でカローラクロスの最上級グレードが購入できるということになります。
5代目RAV4はアウトドアメインでも使えるようになっている一台で、荷室容量(セカンドシート標準時)は最大580L。荷室長はセカンドシートを倒した状態で最大2,060mm(前席最前端、前席背面からバックドアトリムまで)もあり、荷物の積載量は申し分ありません。さらに、デッキボードを裏返すと樹脂製で汚れにくいのも特徴です。最低地上高は190mm〜200mmと十分で、悪路走破性も高められています。
一方で、カローラクロスも5代目RAV4ほどではありませんが十分な荷室の広さを備えています。荷室容量(セカンドシート標準時)は最大487L確保されており、荷室長もセカンドシートを倒した状態で最大1,885mm(前席最前端、前席背面からフィニッシュプレートまで)あります。トヨタはこの状態でもロードバイクを積載可能としていますから、日常使いや2人でのアウトドアなら困ることはないでしょう。
またラゲージアクティブボックスという、荷室をフラットにして車中泊を可能とするキットも用意されていますので、5代目RAV4ほど大きくなくてもいいという方には十分です。ただし、最低地上高は160mmと5代目RAV4の方がゆとりがあるので、悪路走破性を重視するなら5代目RAV4をおすすめします。
WLTCモード燃費は5代目RAV4は最大20.6km/L、カローラクロスは最大26.2km/L。都市での利用がメインでアウトドアにはほとんど行かないのであれば、カローラクロスの方が低燃費で経済的です。
どちらも新型モデル、どっちが売れる!?:ホンダ 新型(2代目)ヴェゼル
上記2台は同じトヨタのライバルでしたが、2021年4月に発売されたホンダ 新型(2代目)ヴェゼルもライバルに挙げられます。どちらも新型モデルということで注目されています。
新型(2代目)ヴェゼルのボディサイズは全長4,330mm×全幅1,790mm×全高1,580〜1,590mmと、カローラクロスの全長4,490mm×全幅1,825mm×全高1,620mmと比べるとやや小さめです。
ガソリンモデルは227万9200円〜249万9200円。ハイブリッドモデルも265万8700円〜329万8900円となっており、カローラクロスと価格帯がかぶっています。
また、新型(2代目)ヴェゼルも前席と荷室の端までの長さが約190cmもあります。広報資料でも、ヴェゼルは車中泊が可能と明記されているほか、ハイブリッドモデルで最も価格が高いPLaYにはパノラマルーフという名称のサンルーフを標準装備。カローラクロスもメーカーオプションにパノラマルーフを用意しているなどの共通点があります。
しかし、カローラクロスのハイブリッドの最上級モデルは319万9000円。パノラマルーフは11万円で付けられるので、装備しても330万円9000円と、新型(2代目)ヴェゼルのPLaYとほぼ価格は変わりません。
同じ価格ならばボディサイズが大きいほうが良いと考える方にとっては、カローラクロスの方が魅力的に映るでしょう。また、新型(2代目)ヴェゼルのWLTCモード燃費は最大25.0km/L。カローラクロスは最大26.2km/Lを記録しており、燃費でも新型(2代目)ヴェゼルを上回っています。
ライオンの牙が印象的 プジョー 2代目2008
カローラクロスのハイブリッドモデルの価格帯になると、プジョー 2代目2008にも手が届きます。 2代目2008のエントリーモデルであるアリュールは306万8000円となっています。
ボディサイズは全長4,305mm×全幅1,770mm×全高1,550mm。カローラクロスよりもコンパクトで、全高も都市の機械式立体駐車場に収まる1,550mm以下に抑えられています。その反面、最低地上高は205mmと悪路走破性も高められているのが特徴です。
また、ライオンの牙をモチーフにした特徴的なLEDデイタイムランニングライトも魅力の一つ。ヘッドライトの下からバンパーの下側に向かって伸びるライトは、エンブレムにライオンを採用しているプジョーらしさを感じさせてくれるデザインです。
WLTCモード燃費は17.1km/L。2代目2008 アリュールは1.2L 直列3気筒ガソリンターボを搭載しており、さすがに燃費はカローラクロスのハイブリッドの方が優れています。
カジュアルなデザインが魅力 VW T-Cross
また、286万7000円から狙えるVW T-Crossもカローラクロスの競合となります。VW最小のSUVとして2019年11月に日本に正規輸入が開始されたT-Crossは、日本でも乗りやすいサイズ感やカジュアルなデザインが人気を博し、2020年1月〜12月の新車販売台数で8,930台を記録し、輸入車全体では4位と一躍人気車種となっています。
ボディサイズは全長4,115〜4,125mm×全幅1,760〜1,785mm×全高1,580mmと、カローラクロスよりもコンパクト。一方で荷室容量はセカンドシート使用時でも455Lと、カローラクロスの487Lに匹敵するなど使い勝手のいいモデルです。
WLTCモード燃費は16.9km/L。カローラクロスのハイブリッドモデルの方が低燃費ですが、T-Crossは1.0L(0.999cc) 直列3気筒ガソリンターボを搭載しています。自動車税は1.0L超~1.5L以下が3万4500円に対し、1.0L以下は2万9500円と、自動車税がカローラクロスより年間5000円安くなります。
もちろん、燃料がハイオクになることもあり、カローラクロスのハイブリッドモデルより維持費は安くならないのですが、輸入車のなかでは維持しやすい一台となっています。
今回はカローラクロスのライバル車を5台紹介しました。カローラクロスはエントリーモデルが200万円以下という価格設定で、かつ荷室などの機能性も高いなど魅力が詰まった一台です。今回紹介したライバル車と各要素を比較しながら、購入を検討してみてください。
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文・SUV FREAKS編集部
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