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【今日本で売れてるのはなに?】輸入車(外車)SUV人気ランキングTOP3位
自販連の発表している2021年8月の新車販売台数(SUV)を見ると、1位がトヨタ ヤリスクロスの1万303台。2位がトヨタ ライズの5,920台。3位がトヨタ 4代目ハリアーの4,987台となっています。国産SUVはこの3台が人気ですが、輸入SUVでは何が人気なんでしょうか?日本自動車輸入組合(JAIA)が発表している「外国メーカー車モデル別新車登録台数順位の推移 2021年上半期(2021年1月~2021年6月)」の結果をもとに、輸入SUV人気ランキングTOP3を紹介します。
更新日2021/10/04輸入SUVランキングTOP3
「外国メーカー車モデル別新車登録台数順位の推移 2021年上半期(2021年1月~2021年6月)」をもとに、人気の輸入SUVを3位から紹介します。ちなみにBMW ミニやボルボ 60シリーズなど、SUVモデル個別の販売台数が公表されていないものは本ランキングから除外しています。
第3位:ワイルドなデザインがカッコいい ジープ 4代目ラングラー(JL)
第3位にランクインしたのは2018年に発売されたジープ 4代目ラングラー(JL)で、2021年上半期(2021年1月~2021年6月)の販売台数は3,749台を記録しています。
4代目ラングラー(JL)は、最近主流である都会派のクロスオーバーSUVとは一線を隠す四角いボディが特徴の本格クロカンで、道なき道を走れるジープらしさを体現したワイルドな一台。この無骨でカッコいいデザインが人気の理由です。
また、元々軍用車をベースに開発されたという歴史もあり、優れた耐久性を備えているのも特徴です。1987年に発売された初代から変わらずラダーフレーム構造を採用し、ボディとフレームが分かれているため、ボディに損傷があっても問題なく走れます。
さらに4代目ラングラー(JL)では、伝統的なパートタイム4WDにフルタイム4WDの機能を加えたセレクトラックフルタイム4×4システムを採用。ぬかるみや雪道といったハードな環境でも優れた走行性能を発揮するので、アウトドアユーザーから高く評価されています。
それに加えて、天井を取り外したオープンエアー走行も可能で、他のSUVとは一味違った楽しみ方もできます。アウトドアで乗っても良し、都会で乗っても独自の存在感を放つなど、まさに、シーンを選ばないタフな1台です。
パワートレインには3.6L V型6気筒ガソリンエンジンと、2.0L 直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載。3.6L V型6気筒ガソリンエンジンは209kW(284PS)を発揮するので、パワフルな走りが楽しめます。
また2.0L 直列4気筒ガソリンターボエンジンは、3.6L V型6気筒ガソリンエンジンよりも自動車税が年間2万2000円も安くなり、経済性を重視する方におすすめです。
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第2位:使い勝手のいいボディサイズ VW T-Roc
第2位にランクインしたのは、2020年7月に日本でも販売が開始されたVW T-Rocで、2021年上半期(2021年1月~2021年6月)の販売台数は3,845台を記録しています。
元々ヨーロッパのコンパクトSUV市場で高い人気を博していましたが、日本でも扱いやすいボディサイズとスタイリッシュなクーペライクなデザインから、人気の高いモデルとなっています。
ボディサイズは全長4,240〜4,250mm×全幅1,825mm×全高1,590mm。VW ゴルフがベースとなっており、国産SUVでは日産 キックス(全長4,290mm×全幅1,760mm×全幅1,610mm)と同程度のサイズです。
コンパクトな車体でありながら、セカンドシート通常時で450L、セカンドシートを倒したときには1,290Lにも拡大できる広い荷室を備えており、使い勝手のいい1台と言えます。
デザインは飽きの来ないシンプルな意匠で、ボディカラーは9色(現在販売は7色)を用意。流行のツートーンルーフもVWのSUVとしては初めて採用されており、見た目がおしゃれなのも魅力です。
パワートレインには1.5L 直列4気筒ガソリンターボエンジンと、2.0L 直列4気筒ディーゼルターボエンジンをラインアップ。
注目したいのは2.0L 直列4気筒ディーゼルターボエンジンで、WLTCモード燃費で18.6km/Lを記録。ハイオクよりも軽油の方が維持費も安いので、経済性を重視する日本のユーザーにおすすめです。また、1,750〜3,000回転と低回転域で最大トルク340Nm(34.7kgm)を発生するので力強いトルクが得られ、加速がラクなのも魅力となっています。
VW T-Cross、T-Roc、ティグアン、それぞれどんな方におすすめ?
第1位:シティユースにぴったり VW T-Cross
トップに輝いたのが、T-Rocよりも一足先の2019年11月に日本上陸したVW T-Crossです。2021年上半期(2021年1月~2021年6月)の販売台数は5,193台を記録しています。
T-CrossはVWのSUVのエントリーモデルで、全長4,115〜4,125mm×全幅1,760〜1,785mm×全高1,580mm。国産SUVではトヨタ ヤリスクロス(全長4,180mm×全幅1,765mm×全高1,590mm)とほぼ同じサイズです。
コンパクトなサイズに加え、286万7000円〜350万3000円という国産コンパクトSUVの上級モデルと同じ価格帯で狙いやすいのも魅力。輸入車デビューにもおすすめな1台です。
もちろん、荷室容量もしっかり確保。セカンドシート通常時で455L、セカンドシートを倒したときには1,281Lものスペースがあります。
ボディカラーにはマケナターコイズメタリック、エナジェティックオレンジメタリック、リーフブルーメタリックなど目を引くカラーが用意されており、デザインもおしゃれ。
パワートレインには1.0L 直列3気筒ガソリンターボエンジンを搭載しています。小排気量ながら85kW(116PS)の最高出力と200Nm(20.4kgm)の最大トルクを発生し、排気量の大きさで決まる自動車税も安く抑えられるのが魅力です。
番外編:3列シートSUVの新しい選択肢 メルセデス・ベンツ GLB
TOP3には入りませんでしたが、2020年6月に発売されたメルセデス・ベンツ GLBは2021年上半期(2021年1月~2021年6月)の販売台数で4位となる3,123台を記録しています。
GLBは3列シートタイプの7人乗りを設定したことが話題となりました。また経済性の高いディーゼルエンジン搭載モデルを用意しており、ボディサイズも全長4,634mm×全幅1,834mm×全高1,706mmと扱いやすいサイズのため、3列シートSUVの新たな選択肢として注目を集めています。今後の売れ行きも楽しみな1台です。
ここまで、外国メーカー車モデル別新車登録台数順位の推移の2021年上半期(2021年1月~2021年6月)のTOP3を振り返ってきました。輸入車SUVを選ぶ際の参考にしていただけたら幸いです。
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文・SUV FREAKS編集部
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