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【走りも楽しめる】スポーツチューンが施された国産SUV3選
アウトドア向けのイメージが強いSUVですが、なかにはオンロードでの走行性能を高めたスポーツチューンが施されているモデルも存在します。今回は、そんなスポーツチューンが施された国産SUVを3台紹介します。
更新日2021/12/10トヨタ C-HR GRスポーツ
2016年12月に発売されたトヨタ C-HR。その2019年10月のマイナーチェンジ時に登場したのがGRスポーツです。
GRスポーツを含む「GR」シリーズは、トヨタのレーシングチームであるTOYOTA GAZOO Racing(トヨタ ガズー レーシング)が手がけたスポーツブランドモデル。
ニュルブルクリンク24時間レースなどにも参加してきたトヨタ ガズー レーシングのレースでの知見が市販車にフィードバックされており、気軽にスポーツドライブを楽しみたいというユーザーに向けて開発されました。
通常モデルとの違いは、フロア下にフロアセンターブレースを追加することで車体剛性をアップし、操舵応答の向上やフラットな乗り心地によりスポーティな走りを実現したこと。
さらに専用の19インチタイヤや、足回りについても専用のチューニングを採用。フロント/リヤサスペンションにコイルスプリング&ショックアブソーバー&スタビライザー、電動パワーステアリングが装備されています。
元々石畳が多い欧州の道やニュルブルクリンクで開発されたという経緯を持つC-HRの素養を、うまく引き出しているモデルと言えるでしょう。
C-HR GRスポーツは1.2L ガソリンターボを搭載。また同マイナーチェンジのタイミングで、ガソリンモデルにはCVTの他に6速MTも用意されています。より走りを楽しみたい方は6速MTも検討してみては?
ホンダ 初代ヴェゼル ツーリング モデューロX/ハイブリッド モデューロX
ホンダの子会社で、純正アクセサリーの制作を手がけるホンダ アクセス。同社によって開発された専用パーツを装着するコンプリートモデルがModulo X(モデューロX)です。
なかでも、SUVで初めてモデューロXブランドに加わったのが初代ヴェゼルでした。
エクステリア(外装)はブラックを基調とした存在感のあるデザインで、専用フロントグリルや専用エアロバンパー、専用LEDフォグライトを採用。
またリア周りに採用した専用エアロバンパーと専用エアロロアーガーニッシュによって、走行性能を高めています。
インテリア(内装)にも専用のフロントスポーツシートを採用。ホールド性が高い形状になっており、長時間のドライブでの疲労軽減にも寄与してくれます。
走行性能は、専用サスペンションおよび空力特性を考慮したエアロパーツが装備されており、直進・旋回において安定感のあるフラットな乗り味が追求されています。
ツーリングはガソリンモデルの1.5Lターボ、ハイブリッドは1.5Lガソリンエンジン+モーターを搭載。パワートレインの選択肢があるのも嬉しいですね。
日産 ジューク ニスモ/ニスモ RS
日産のスポーツブランドであるNISMO(ニスモ)が世に送り出したのが、日産 ジューク ニスモ/ニスモ RSです。
ジューク ニスモは2013年2月に発売。1.6Lターボエンジンを搭載した16GT FOUR タイプVをベースとしており、ニスモらしい白と赤のカラーリングが特徴でした。
日産 GT-RでスーパーGTに参戦していたニスモのモータースポーツでの知見を活かし、空力性能に優れたスタイリングと専用インテリアを装備。
また専用エクステリアも装備することで、ダウンフォースを約37%向上させ、走行安定性を高めています。
インテリアには、サポート性が高く滑りにくいスエード調の素材を使用したシートを採用。レッドステッチでデザイン性も高められていました。またステアリングには、当時の日産車では初の本革・アルカンターラ巻の専用ステアリングが採用されるなど、高級感も備えています。
さらに、出力とトルクを向上させ147kW、250Nm(200PS、25.5kgm)を発生する専用MR16DDTエンジンに、マニュアルモードのギア比をクロスレシオ化した7速マニュアルモード付エクストロニックCVTを組み合わせていました。
これらに加えて、スポーティな専用サスペンションも用意。石畳が多い欧州での走り込みを行い、スポーティなハンドリングと上質な乗り心地、高速安定性などを高めています。
2014年11月に発売されたニスモRSでは、最高出力を157kW(214PS)、最大トルクを259Nm(25.5kgm)までアップ。8速マニュアルモード付エクストロニックCVTとパドルシフトと組み合わせることで、走る楽しさも高められています。
さらに、ニスモを象徴する赤塗装が施されたブレーキキャリパーを備える、専用のブレーキシステムが搭載されていました。もちろん、サスペンションの強化やダウンフォースの最適化も行われ、それに伴いインテリアにはニスモ専用チューニングのRECARO(レカロ)製スポーツシートを採用。シート性能も向上するなど、ジューク ニスモよりも全体的に性能が高められています。
ちなみに、2018年8月にも15RX Vセレクション スタイル ニスモが発売。足回りやインテリアはカスタマイズされませんが、専用エクステリアが用意されました。空力性能が高められ、ニスモらしいデザイン性の高さを楽しむことができます。
これらの車種は、現在では新車販売されていないものもあります。スポーティなSUVが欲しいという方は、ぜひ中古車も探してみてはいかがでしょうか?
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文・SUV FREAKS編集部
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