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あのシュワちゃんも乗っていたフルサイズSUV!GMC ユーコンとは?

「コマンドー」や、「ターミネーター」などで、マッチョな役柄を演じてきたアーノルド・シュルワルツェネッガー氏ですが、その愛車遍歴は、ハマーH1や、メルセデス・ベンツ ウニモグ、M47パットンなど、ワイルドなクルマばかりです。そんな今回、シュルワルツェネッガー氏の愛車のひとつGMC ユーコンについて解説していきます。

更新日2022/02/28

シュワちゃんの愛車GMC ユーコンとは?

ユーコンはGMCの最高級SUV

GMC ユーコン AT4 2021

GMCは、アメリカのゼネラル・モーターズ(GM)のサブブランドであり、北米や中東を中心に、商用車やピックアップトラック、SUVを手掛けています。

ユーコンはGMCの最高級SUVであり、シボレー タホやシボレー サバーバン、キャデラック エスカレードとは兄弟車の関係にあります。

オフロード仕様AT4、豪華仕様デナリも用意

GMC ユーコン デナリ/AT4 2021

※画像は左からAT4とデナリです。

グレード構成は、エントリーグレードであるSLE、インテリア(内装)の機能を中心に充実させた上級グレード仕様のSLT、オフロード仕様のAT4、豪華仕様のデナリの4種類が用意され、オフロード仕様から高級路線まで幅広いラインアップが魅力です。

乗車乗員はデナリが7人で、その他のグレードでは8人。多人数乗車が可能なモデルとなっています。

 

全長5mごえのフルサイズSUV

通常モデルとロングボディ版を用意

GMC ユーコン デナリ 2021年モデル

ユーコンのボディタイプには通常モデルとロングボディ版のXLが用意されています。

ボディサイズは、通常モデルが全長5,334mm×全幅2,057mm×全高1,943mm。ロングボディ版のXLは全長5,720mmとボディが延長されています。全長5m以上、全幅2m以上。

あのランドクルーザー300系(ZX)でも全長4,985mm、全幅1,980mmですから、その堂々たるサイズであることが分かります。

存在感がある大きなバンパー

GMC ユーコン デナリ 2021

また、大きなフロントグリルを備えており、正面からも存在感が感じられるデザインです。さらに、GMCシグネチャーC型LEDヘッドライトとテールランプを標準装備しており、視認性も高められています。

AT4はオフロード仕様の装備が満載

GMC ユーコン AT4 2021

オフロード仕様のATは、スキッドプレートと約32度のアプローチ角度を備えており、悪路走破性を高めています。さらに、フロントに赤い牽引用のフックが付いているので、悪路にはまって走れなくなっても脱出できます。

さらに、カーボングレーのメタリックアクセントと、グッドイヤーのオールテレインタイヤを備えた20インチ6スポーク機械加工アルミニウムホイールを装備。さまざまな路面に対応するタイヤとなっています。

サテンクロームで高級感がアップしたデナリ

GMC ユーコン デナリ 2021

高級仕様のデナリのフロントグリルは、サテンクローム仕上げとなる洗練されたデザインです。さらには、ガソリンエンジンモデルのリアには、デュアルエキゾーストシステムが搭載されており、パワフルさも感じられるのが魅力。

ホイールも20インチ 6本スポークマルチディメンショナルアルミホイールが装備され、高級感が高められており、現地のセレブの人気も高いモデルとなっています。

 

インテリアは機能充実 高級感もばっちり

10.2インチのGMCプレミアムインフォテインメントシステムを搭載

2021 GMC ユーコン AT4

※画像はAT4です。

ワイルドな見た目とは裏腹に、インテリア(内装)は先進性が高いものとなっています。

インパネには、Googleが組み込まれた10.2インチのGMCプレミアムインフォテインメントシステムが用意されており、大画面で見やすいナビとなっています。Apple CarPlay、AndroidAutoもスマホとの連携が可能です。

メーターには12インチのカラー液晶のカラードライバーインフォメーションセンターが搭載されており、こちらも視認性が高く、さまざまな情報が確認できるようになっています。

シートヒーターやベンチレーション機能も搭載で快適。

※画像はAT4です。

機能性だけでなく、インテリアの質感も高められています。ステアリングはエントリーモデルのSLEでも本革巻きステアリングホイールを標準装備。

上級モデルのSLTは、エントリーモデルのSLEに加え、ステアリングヒーター、フロントシートに10ウェイパワーシートや、シートヒーターやベンチレーション(換気)機能が加わります。

さらに、ワイヤレス充電、Boes 9スピーカーオーディオシステム、ハンズフリーのリヤゲートが装備され、快適性が向上しています。

AT4・デナリは、加熱されたステアリングホイール、暖房付き2列目シートが加わり、寒い冬でのドライブや、ウィンターレジャーなどでも活躍できるグレードとなっています。

Bose14スピーカー、本物の木のトリムなどデナリは機能充実

2021 GMC ユーコン XL デナリ

さらにデナリには、CenterPointオーディオシステムを備えたBose14スピーカーサラウンドオーディオシステム、15インチ マルチカラーヘッドアップディスプレイも用意されており、視線移動が少なく安全に運転できるのが魅力です。

GMC  ユーコン XL デナリ 2021

それに加え、デナリのインパネには、デナリ独自の4つのインテリアカラーテーマが用意されており、すべてのテーマにプレミアムレザーのシート面、デナリ独自のフラクタルステッチ、トリムに本物の木を使用するなど、最上級グレードにふさわしいモデルとなっています。

 

パワートレインは?

ランクルよりもハイパワー

2021 GMC ユーコン AT4

パワートレインは3種類。6.2L V8 エンジン、5.3L V8エンジン、Duramax 3.0L ディーゼルターボエンジンが用意されています。

もっとも排気量が大きい6.2L V8 エンジンは最高出力313kW(420hp)と、最大トルク624Nm(460 lb.-ft)を発揮します。デナリに標準装備、オプションはAT4に搭載されます。

こちらはランドクルーザーのディーゼルエンジンである最高出力305kW(415PS)、最大トルク650Nm(66.3kgm)を比べても、ハイパワーであることがわかります。さすが、アメリカのSUVですね。

 

GMC ユーコンはやはり、シュワちゃんが乗っているだけあって、ワイルドな一台でした。日本で正規販売されていませんが、気になる方は並行輸入で狙ってみてはいかがでしょうか?

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文・SUV FREAKS編集部

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