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価格差25万円なら…軽のスズキ 2代目ハスラーと普通車のトヨタ ライズどっちがおすすめ?

5ナンバーサイズで街乗りにも便利なトヨタ ライズ。2021年のSUV販売台数の2位につけており、今、人気の高い一台です。そのコンパクトなボディサイズから軽自動車と比較する方もいるでしょう。そこで、軽SUVのなかで人気が高いハスラーと比較していきます。

更新日2022/06/29

価格差約25万円の両車を比較

スズキ 2代目ハスラー 2019

今回比較するのは、スズキ 2代目ハスラーの最上級グレードであるXターボのFFと、ライズの中間グレードであるGのFFです。

トヨタ ライズ 2019

Xターボが161万2600円、Gは185万7000円とその価格差は、24万4400円しかありません。果たして、どちらが買いなのでしょうか?各項目を比べていきます。

 

ボディサイズ比較

大きく違うのは全幅!4人乗車ならライズがおすすめ

スズキ 2代目ハスラー 2019

軽SUVであるスズキ 2代目ハスラーのボディサイズは、全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,660mm。軽ハイトワゴンがベースとなっているため、天井が高くなっているのが特徴です。

一方、トヨタ ライズの全長3,395mm×全幅1,695mm×全高1,620mm。全長は意外にも同寸。全幅は普通車なだけあって、広く取られています。

スズキ 2代目ハスラー ハイブリッドX 2019

軽自動車のボディサイズの規格は、全長3.4m以下、全幅1.48m以下、全高2.0m以下、排気量0.66cc以下と決まっており、乗車人数も4人まで。必然的に、5人乗車をする機会がある方はライズを選択することになります。

トヨタ ライズ X "S" 2019

また、室内幅を見ても2代目ハスラーが1,330mm、ライズが1,420mmですので、4人乗車時にはライズの方が快適です。しかし、2代目ハスラーの方が天井が高いので、ほとんど2人〜3人乗車で運転するという方は、2代目ハスラーでも狭さは感じないでしょう。

 

ほとんど2人〜3人乗車なら2代目ハスラーがおすすめ

スズキ 2代目ハスラー ハイブリッドX 2019

むしろ、全幅が狭い分、より取り回しがしやすいというメリットがあります。また、取り回しのしやすさの指標となる最小回転半径も、2代目ハスラーが4.9m、ライズが4.6mと2代目ハスラーの方が上回ります。

特に住宅地などで、道が狭い、すれ違いが多いという方は2代目ハスラーの方がおすすめです。

両車とも最低地上高はしっかり確保

悪路走破性の基準となる最低地上高は2代目ハスラーでも180mmとしっかり確保されています。ライズも185mmとなっており、凸凹道でも安心して走行できます。

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パワートレイン比較

街乗りでは2代目ハスラーの方がおすすめ

スズキ 2代目ハスラー ハイブリッドX 2019

2代目ハスラーのハイブリッド Xターボは、660cc 直列3気筒インタークーラーターボを搭載。最高出力47kW(64PS)/6,000rpm、最大トルクは98Nm(10.0kgm)/3,000rpm、WLTCモード燃費は22.6km/Lとなります。

一方、ライズは1.2L 直列3気筒ガソリンエンジンを搭載しており、最高出力64kW(87PS)/6,000rpm、最大トルク113Nm(11.5kgm)/4,500rpm、WLTCモード燃費は20.7km/Lです。

当然、排気量が大きいライズの方が、スペックは上回りますが、2代目ハスラーの方が低速域で最大トルクを発揮します。街乗りがメインという方は、発進時の加速が楽に行えるハスラーの方がおすすめです。

高速道路ではライズがおすすめ

ホイールベースの長さを比べると、2代目ハスラーが2,460mm、ライズが2,525mm。ホイールベースの長いクルマの方が直進安定性は高まります。

そのため、高速道路を走る場合は、2代目ハスラーよりもホイールベースが長い、ライズがおすすめです。

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経済性はどうなの?

年間走行距離が長いなら2代目ハスラーの方が経済的

スズキ 2代目ハスラー ハイブリッドX 2019

燃費の差額は、レギュラーガソリンの172.8円(22年2月28日時点、経済産業省調べ)、年間走行距離が1万kmとすると、2代目ハスラーが、7万6460円、ライズは8万3478円。一年あたり7018円の差額が生まれます。

自動車税・軽自動車税は、2代目ハスラーは1万800円。ライズは3万500円の税金が発生します。その差額は1万9700円ほど。使い方によっては年間約3万円ほど維持費に差が生まれます。通勤にもクルマを使う方は2代目ハスラーがおすすめです。

年間走行距離が短いのならライズもあり

一方で、年間距離が5000km程度ならガソリン代は3,509円の差額に収まります。通勤などに使わずに距離を走らないならライズもおすすめです。

ランニングコストをどこまで押さえたいかを基準に選択するといいでしょう。

 

装備内容はどのぐらい差がある?

2代目ハスラーは本革ステアリング、ACCを標準装備

装備内容を見ていくと2代目ハスラーは最上級グレードなだけあって、軽自動車でも装備は充実。

灯火類がLEDになっているほか、衝突被害軽減ブレーキや誤発進抑制装置、ACC(アダプティブクルーズコントロール)など先進の安全装備も一通り標準装備されています。また、ステアリングが本革巻きになるなど、質感も高められています。

トヨタ ライズ G 2WD 2019

もちろん、ライズも灯火類にLEDを採用していたり、先進安全装備を標準装備していますが、中間グレードのGではACCや、本革巻きステアリングホイールが装備できません。

意外にも2代目ハスラーの方がやや装備が優れています。

 

荷室の使い勝手の違いは?

荷室の広さはライズに軍配!コンパクトSUVトップクラスの荷室容量

トヨタ ライズ 荷室

2代目ハスラーは軽自動車であるため、4人乗車時には荷物がほとんど積載できません。それに対し、ライズは5人乗車時でも369L(デッキボード下段時)とコンパクトSUVトップクラスの荷室容量を備えています。

 

2代目ハスラーは前席も倒せるので車中泊に便利

スズキ 2代目ハスラー ハイブリッドX 2019

一方、2代目ハスラーは、荷室とリアシートの背面に防汚加工が施されているため、汚れものを気兼ねなく搭載できるのが魅力。

さらに、前席も倒すことができるので、長尺物を搭載可能。車中泊にも便利です。

 

街乗り中心ならハスラー/ロングドライブも多いならライズがおすすめ

ここまで2車を比べてきました。ライズの方が室内の広さや、エンジンのパワーなどの走行性能は優れています。ロングドライブでも快適に移動できるでしょう。

一方で、2代目ハスラーは燃費が悪化しやすい街乗りで便利。豊富なシートアレンジや防汚加工が施されているので、レジャーでも頼もしい一台となっています。

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文・SUV FREAKS編集部

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