プロモーション

【ヤリスクロスついに首位陥落】2022年2月SUV新車販売台数TOP3

2022年2月の国産SUVの販売台数は5万7731台。昨年の2月の6万199台と比べると4.1％減少しています(自販連調べ)。その要因は、2021年のSUV販売台数TOPであったヤリスクロスの販売台数が落ち着き、順位が変動したことにあります。2月のランキングを見ていきましょう。

更新日2022/04/18

2022年2月SUV販売台数TOP3

トヨタヤリスクロス 2019

第3位にランクインしたのはトヨタヤリスクロス(5,820台)です。

1月は1万台の大台を超える販売台数を記録していましたが、2月は約半分程度になりました。しかし、3位にランクインしており、依然として人気の高いモデルとなっています。

その魅力はなんといっても燃費です。ハイブリッドモデルのWLTCモード燃費は27.8〜30.8km/L。ライバルの日産キックスが21.6km/L、2代目ヴェゼルが22.0〜25.0km/L(ハイブリッド)と群を抜いているのが分かります。

新車販売価格も179万8000円〜281万5000円と、ライバルのキックス275万9900円〜286万9900円、2代目ヴェゼル227万9200円〜329万8900円と比べて購入しやすくなっています。

このあたりの経済性の高さが人気を支えています。

トヨタカローラクロスハイブリッドZ 2021

第2位はトヨタカローラクロス(約6,600台)です。2022年1月より販売台数は減少しているものの、2位にランクインしました。やはり、2021年9月に発売されたばかりのモデルだけあって、注目度が高いのが特徴です。

トヨタカローラクロスの中でも人気が高いのはハイブリッドモデル。販売台数全体の6,600台のうち、ハイブリッドは5,010台と75.9％を占めている人気モデルです。

WLTCモード燃費は24.2〜26.2km/L。ヤリスクロスほどではありませんが、各社のコンパクトSUVよりも優れた燃費を備えています。

カローラクロスは、ボディサイズは全長4,490mm×全幅1,825mm×全高1,620mmと、家族で乗ってもゆとりがあるボディサイズがあるのがポイント。5人乗車時でも荷室容量487Lと、レジャーにも使える広い荷室も特徴です。

ヤリスクロスではちょっと小さいかも…?と感じているユーザーにおすすめできる一台となっています。

トヨタライズハイブリッド2021

栄えある1位に輝いたのはトヨタライズ(9,903台)です。2020年にSUV販売台数No.1を記録したSUVですが、2021年にはSUV販売台数No.1の座をヤリスクロスに明け渡していましたが、2022年に再びSUV販売台数首位に返り咲くかもしれません。

販売台数を伸ばしている背景には、2021年11月の一部改良で、商品力がアップしたことが挙げられます。この改良により、従来よりも燃費が高められた1.2L ガソリンモデルと、待望の1.2L ハイブリッドモデルが追加されました。

2WDに新たに追加された1.2L ガソリンモデルは、WLTCモード燃費20.7km/Lを記録。それまでの、18.6km/L(1.0L ガソリンエンジン FF)よりも燃費が11.3％向上しています。

1.2L ハイブリッドモデルはWLTCモード燃費28.0km/L。日産キックスと同じように、ガソリンで発電し、モーターで加速するシリーズ方式を採用しています。

そのため、EVのような加速が楽しめるのが魅力で、ガソリンモデルよりも低回転域で最大トルクを発揮。信号待ちからの加速が楽なのが特徴です。ストップ&ゴーが多い都会にあったパワートレインと言えます。

さらに、ハイブリッド車ではスマートペダル(S-PDL)を採用。回生ブレーキによって、アクセルから足を離すだけでブレーキが掛かるため、ワンペダル走行が可能。アクセルの踏み替え回数が減るので、運転中の疲労も軽減してくれます。

これらの特徴が都会で過ごすユーザーの琴線に触れた結果、1位となっています。

2022年2月はヤリスクロスが首位から陥落し、ライズが首位に輝きました。2022年はこのままライズが首位を飾り続けるのでしょうか？今後の動向からも目が離せませんね。
※ランキングは自販連のデータを元に作成。情報がないものはメーカーに問い合わせた数値を掲載しています。

—————————–
文・SUV FREAKS編集部

SUV専門のWEBマガジンです。
キャンプや釣りなどの用途や予算別のおすすめSUVの紹介、新型モデルの解説、ライバル比較など、SUVのご購入時にお役立ちの情報から最新ニュースまで幅広い情報を発信しています。