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新幹線よりも速い!? 最高速度300km/hオーバーのSUV3選

東海道新幹線の最高速度は285km/hです。SUVブームが到来する以前、それよりも速いクルマは、一部の限られたスポーツカーだけでした。 ところが、スポーツカーメーカーがSUV市場に打って出るようになると、車高が高く、居住性に優れる実用的なモデルであるはずのSUVに、最高速度300km/hオーバーというスーパーなモデルが、マセラティ、ランボルギーニ、ベントレーから現れました。それぞれの最高速度と特徴を紹介しましょう。

更新日2022/03/30

新幹線より速いSUVを紹介

マセラティ レヴァンテ トロフェオ 304km/h

マセラティ レヴァンテ トロフェオ 2018

マセラティ レヴァンテ トロフェオ(Levante Trofeo)は、2016年に登場したレヴァンテのハイパフォーマンスモデルです。

最高速度は304km/h。2018年3月にニューヨーク国際オートショーで公開され、2018年9月から日本でも販売が開始されました。

【特別な装備によりスポーティさが際立つ内外装】

レヴァンテ トロフェオ 2018

レヴァンテのエクステリア(外装)は、ギブリやクワトロポルテに通じるボディラインを基本にした流麗なものです。センターにトライデントをあしらった縦格子のフロントグリルやフロントフェンダー上部に備わる3連のエアベントは、マセラティの伝統と格式をさりげなくアピールしています。

なかでも最強のトロフェオは、アルミニウム製のボンネット、カーボン製のフロントスプリッター、サイドスカート、バンパーアクセントなどで、スポーツ性を高めています。

レヴァンテ トロフェオ 2018

インテリア(内装)は、専用デザインの本革スポーツシートを中心に、3Dマットカーボンパーツが効果的に配されて、スポーティさと高級感を与えています。

ボディサイズは、全長5,020mm×全幅1,985mm×全高1,700mmです。

【存在感バツグンのサイズと非常にパワフルなエンジン】

レヴァンテ トロフェオ 2018

パワートレインは、3.8LのV型8気筒ツインターボエンジンに8速ATの組み合わせ。駆動方式はフルタイムAWDのQ4 インテリジェントAWDシステムです。

手作業で組み上げられているエンジンは、最高出力434kW(590PS)/6,250rpm、最大トルク734Nm(74.8kgm)/2,500rpmを発生。

日産 GT-Rの3.8Lツインターボが、最高出力419kW(570PS)/6,800rpm、最大トルク637Nm(65.0kgm)/3,300~5,800rpmであることを知れば、レヴァンテ トロフェオのエンジンがどれほど優れているのかわかるのではないでしょうか。

GTSモデルと同じ8速ATは、ローンチコントロール付きのCorsaモードを備え、エンジンレスポンスの変更と素早いギアシフトによって、ゼロスタートから100km/hまでわずか3.9秒で到達させます。

レヴェンテの中古情報を見てみる

 

ランボルギーニ ウルス 305km/h

ランボルギーニ ウルス(URUS)は、2018年2月に日本初公開されたSUVです。ランボルギーニ流にいえば、SSUV(Super Sports Utility Vehicle)となるウルスの最高速度は、前出のマセラティ レヴァンテ トロフェオよりも 1km/h速い305km/hです。

フェラーリ 365BBが最高速度300km/hを謳っていた際、後発のカウンタックが302km/hと公表した時代と変わってないのは、ちょっと微笑ましい感じがします。

【ランボルギーニだとわかる内外装デザイン】

六角形とY字を基本に形成されたエクステリアデザインは、大柄なSUVでありながら、ひと目でランボルギーニだとわかります。サイドビューは、傾斜するルーフによってクーペのようなスタイリングとなっています。

ボディサイズは、全長5,112mm×全幅2,016mm×全高1,638mmです。

ランボルギーニ ウルス 2017

インテリアにも、エクステリアと同様に六角形をモチーフとしたデザインモチーフを採用。

また、ナビ画面や操作パネルが集約されたセンタークラスターを中心に左右へ広がるインパネ、赤いふたを跳ね上げると現れるエンジンスタートスイッチ、飛行機の操縦桿のようなドライブモードセレクターなど、ドライバーの気持ちを高揚させる仕掛けがあるのもウルスのポイントです。

【スポーツカーと同等の性能を誇るウルスのパワートレイン】

ランボルギーニ ウルス 2017

パワートレインは、4.0L V型8気筒ツインターボエンジンに8速ATの組み合わせ。駆動方式はフルタイム4WDで、前後40:60を基本に状況に応じて70:30〜13:87で可変します。

エンジンスペックは、最高出力478kW(560PS)/6,000rpm、最大トルク850Nm(86.6kgm)/2,250~4,500rpmを発生。0-100km/h加速3.6秒、0-200km/h加速12.8秒、最高速度305km/hを実現しています。

また、時速100kmから停止までの距離が33.7mとブレーキング性能にも優れていることが、SSUVであるウルスの特徴でもあります。

ウラカンにも採用されているアクティブトルクベクタリングは、ドライブモード、 運転スタイル、路面のグリップに応じて、各輪へ適切なトルクを配分しドライビングをサポートします。

 

ベントレー ベンテイガ スピード 306km/h

ベンテイガ スピード 2019

英国の高級ブランド、ベントレーから2020年に投入されたベンテイガ スピード(BENTAYGA SPEED)は、最高速度306km/hを誇り、ベントレー伝統のネーミングである”スピード”にふさわしい豪華さと高い性能を備えていることが特徴です。

【上品で質感の高い内外装】

ベンテイガ スピード 2019

2015年にデビューしたベンテイガのエクステリアは、メッシュ状のフロントグリル、丸形のヘッドライト、膨らみのある前後フェンダー、楕円形のリアコンビランプなどにより、ベントレーであることがわかるデザインです。

ベンテイガ スピードでは、それにダークティントのヘッドライト、ボディ同色のサイドスカート、大型のテールゲートスポイラーなどを装備し、スポーティかつ差別化を図っています。

ボディサイズは、全長5,145mm×全幅1,995mm×全高1,755mm。レクサス LX(全長5,100mm×全幅1,990mm×全高1,895mm)に近い、存在感と迫力のあるものです。

ベントレー ベンテイガ スピード

インテリアは、スピードモデル専用の落ち着いたダークカラーを基調に、シートクッション、バックレストセンターパネル、ギアレバー、ステアリングホイール、下部ニートリムなどにアルカンターラを使用。

シートとインテリアトリムにプライマリーレザー、ドアまわり、シートクッション、バックレストボルスターの縁部分、ロアコンソールなどにコントラストカラーを配置して、上質感を高めています。

【けた外れの性能を誇るパワートレイン】

ベンテイガ スピード 2019

パワートレインは、6.0LのW型12気筒ツインターボに8速ATの組み合わせ。駆動方式はAWDです。

エンジンスペックは、最高出力467kW(635PS)/5,000rpm、最大トルク900Nm(91.7kgm)/1,750~4,500rpm。0-100km/h加速は3.9秒、最高速度は306km/hと、こランボルギーニ ウルスよりも1km/hだけ上回っています。

ベンテイガ スピードのオンロード向けドライブモードは、コンフォート、スポーツ、ベントレー、カスタムの4つが用意されています。

足まわりにはエアサスペンションを採用し、モード切り替えに応じてサスペンションのセッティングも変更されます。

 

優れたパフォーマンスを秘めたクルマに乗っているという気持ちのゆとりが魅力

レヴァンテ トロフェオ 2019

今回紹介した3台は、スポーツカーと同等もしくはそれ以上のエンジン性能を備えながら、オフロードの走行も可能なスーパーSUVです。

その秘めた性能を使いきるシーンは、日本ではクローズドコースぐらいです。とはいえ、4秒前後のスポーツカー顔負けの0-100km/h加速と、上質かつエレガントな室内は、乗る者の気持ちに大いなるゆとりをもたらすことでしょう。

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文・SUV FREAKS編集部

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