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日産 アリア、トヨタ bZ4XなどEVは選んでも大丈夫?メリット・デメリットを徹底解説

マツダ MX-30 EVや、日産 アリアなど、国産SUVにもEVの波が広がりつつあります。2022年のなかばには、トヨタ bZ4Xも市場に投入される予定です。この記事では、SUVにおけるEV化のメリットとデメリットを解説していきます。

更新日2022/03/28

EVのメリットは?

その1:走行中に温室効果ガス(CO2)を排出しない。

Co2

EVモデルのメリットのひとつに、走行中に温室効果ガス(CO2)を排出しないことがあります。

電気で充電し、モーターで走行するEVは走行時にエンジンからCO2を出さないため、環境への悪影響をあまり気にせず使用できます。

そのため、年間走行距離が長い方などは、走れば走るほどCO2を削減できるため、おすすめのパワートレインと言えます。

 

その2:静粛性が高く加速力にも優れる

日産 アリア 2022

EVを購入した効果としてもっとも効果を体感できるのは、その走りでしょう。エンジンを使わずに走行するため、エンジンによる振動や騒音が発生せず、走りが静かなのが挙げられます。

走行中、耳に届くのは、ボディの風切り音とタイヤから発生するロードノイズぐらい。身体的疲労を軽減できます。

さらに、EVは加速力に優れるという魅力もあります。

マツダ MX-30

同じプラットフォームを共有するマツダ MX-30とCX-30の最大トルクを見るとその差が分かります。

■最大トルク一覧
・MX-30 EV:270Nm(27.5kgm)/0〜3,243rpm
・CX-30 ガソリンモデル:199Nm(20.3kgm)/4,000rpm
・CX-30 ディーゼルモデル:270Nm(27.5kgm)/1,600〜2,600rpm

加速力の指標となる最大トルクを比べると、もっとも数値が大きいのはMX-30のEVと、CX-30のディーゼルモデル。さらに最大トルクを発生する回転数を見ると、MX-30 EVのほうが低回転域で最大トルクを発生するため、発進がスムーズなのが特徴です。

特にストップ&ゴーが多い都会ではEVは重宝します。

 

その3:発電機として使える

日産 アリア 2021

また、災害時に発電機として使えるのもメリットです。たとえば、日産 アリアの場合、V2Hと組み合わせることで、満充電の状態であれば一般家庭数日分の電力を供給できます。災害に備えて発電機代わりに使用できるというのは心強いですね。

 

その4:普段使いならスタンドに寄らないですむ

マツダ MX-30 2021

自宅での充電ができるのもメリットです。

MX-30 EVを例に出すと、6kWの200V充電器を使用した場合、満充電まで約6時間。一晩で、バッテリーを満タンにできます。

また、充電走行距離は256km(WLTCモード)となっているため、普段使いではスタンドに寄らなくていいのも魅力です。

 

その5:ガソリンモデルよりも燃料代が安くなる

マツダ MX-30

ガソリンモデルよりも燃料代が安いというのもメリットです。月に1,000km走行した場合の燃料代を試算してみましょう。

MX-30 EVの場合、電気代が安くなる夜間に充電すると、燃料代は月約2,375円となります。(マツダ公式サイト MOOZ-MOOZ参照)

CX-30のガソリンモデルの場合、WLTCモード燃費は15.4km/L(6AT FF)。レギュラーガソリン価格を168.9円/Lとすると約1万968円となります。

比べるとガソリンモデルよりも約8,593円も安くなり、EVの方が経済的なことが分かります。

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EVのデメリットは?

その1:販売価格が高い

日産 アリア 2020

やはり、一番のネックは車両価格でしょう。日産 アリアは、539万円〜790万200円。MX-30 EVでも、451万円と乗り出しには約500万円の予算が必要になってきます。

国産コンパクトSUVはハイブリッドモデルでも300万円前後で購入できるので、価格が高いことが分かります。

 

その2:充電スタンドが少ない

充電スタンド

充電スタンドの数の少なさも課題です。現在、全国には約3万台のガソリンスタンドがあります。いっぽう充電スタンドは、約7,900台。ガソリンスタンドの3分の1以下です。

県を跨ぐようなロングドライブでは、事前に充電スタンドの場所を調べておく必要があります。

 

EVは選んでも大丈夫!?

トヨタ bZ4X 2021

かつてEVは充電走行距離に課題ありと言われていましたが、それは昔の話。アリアは470km、bZ4Xは500km前後もの充電走行距離があるので、問題ありません。

EVの走りを楽しみたいけど、充電スポットが気になるという方はPHEVを選んだほうがいいでしょう。ご自身の利用シーンを想定してクルマを選んでみてはいかがでしょうか?

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文・SUV FREAKS編集部

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