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ドライブ中に疲れて寝そう…そんな時に起こしてくれるSUVたち

高速道路などで長距離ドライブをしていると、単調な景色の連続で思わず寝そうになってしまうことがあるでしょう。SUVのなかには、ドライバーを常にモニタリングし、眠気を感じているなと検知したら、ドライバーを起こしてくれるSUVが存在します。そんな心強いSUVを紹介します。

更新日2022/05/27

居眠り防止システムが搭載されたSUVたち

スバルフォレスターアドバンス 2021

まず、紹介したいのが2018年6月に発売されたスバル 5代目フォレスターです。このモデルからドライバーモニタリングシステムがスバル初採用されています。

このシステムは、マルチファンクションディスプレイ(MFD)のバイザー部に設置された専用カメラが運転席をモニタリングしており、安全運転をサポートしてくれます。

具体的には、ドライバーの目を常にモニタリングしており、目が継続して閉じた時に居眠りと推定。目を閉じている時間から、眠気あり／強い眠気ありの2パターンに眠気を分類します。

ドライバーの居眠りをシステムが感知した場合は、メーターやマルチファンクションディスプレイに警告が表示され、ドライバーや同乗者に注意喚起をしてくれる心強いシステムです。

眠気ありの場合は、「休憩しませんか？」と表示が出るので、休憩のタイミングも分かるシステムとなっています。こちらはアドバンス、スポーツに標準装備。その他のグレードでメーカーオプションとなっています。

2019年3月に発売されたマツダ CX-30にも、居眠り防止システムが搭載されています。

CX-30に搭載された先進安全装備であるi-ACTIVSENSE(アイアクティブセンス)には、ドライバーの状態をチェックするドライバー・モニタリングを採用。

このシステムは、運転中のドライバーの状態を赤外線カメラと赤外線LEDでチェックし、瞼の開き具合やまばたきの頻度、口や顔の向きなどから居眠りを、視線の方向と視線の動きからわき見の有無を検知してくれるシステムです。

また、システムが危険と判断すると警報で注意を促したり、スマート・ブレーキ・サポート(SBS)との協調制御でブレーキ警告のタイミングを早めてくれます。

赤外線カメラと赤外線LEDはセンターディスプレイのベゼル部分に内蔵されており、昼夜を問わず、またステアリングを操作する手などで遮られることなく、常にドライバーを監視してくれるのが特徴です。

全グレードに360°セーフティパッケージとして用意されており、360°ビュー・モニターとのセットでメーカーオプション設定として用意されています。

ホンダ CR-V 2020

2018年8月に発売されたホンダ 5代目CR-Vにも、居眠り防止システムが搭載されています。

5代目CR-Vには、ホンダ車国内初採用となるドライバー注意力モニターを採用。こちらは、前述したカメラでドライバーをモニタリングする方法とは違い、ドライバーのステアリング操作に応じて、居眠り運転や不注意運転を検知するものです。

これにより、メーター内の運転者注意力レベルの表示や、警報音とハンドル振動で休憩を促します。この機能は5代目CR-Vの全グレードに標準装備されています。

ジャガー Eペイス 2018

ジャガー Eペイス／Fペイスにも居眠り防止システムが用意されています。両者にはドライバーコンディションモニターを全車標準装備。

こちらはステアリングの操作状況やブレーキ、スロットルペダルの動きからドライバーの眠気や疲れの兆候を検知する機能で、モニターにコーヒカップを表示することで、早めの休息を促してくれます。

それに加え、他にもレーンキープアシストなどハンドル操作を支援する装備が標準装備されており、ロングドライブでも安心です。

ここまで、居眠り防止機能を搭載したSUVを何台か紹介してきました。ロングドライブが多い方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか？

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文・SUV FREAKS編集部

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