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ハリアーのハリアーってどういう意味!?エンブレムの由来も紹介

1997年12月に初代が発売されて以来、20年以上に渡って人気SUVとして売れ続けているトヨタ ハリアー。高級クロスオーバーSUVとしてのハリアーは、先代モデルまで鷹のエンブレムが装備されていました。では、なぜ、ハリアーと言う名前だったのか、なぜ鷹のエンブレムなのか紹介していきます。

更新日2022/06/30

ハリアーの車名の意味は?

トヨタ ハリアー 1997

車名のハリアー(harrier)を、英和辞典で調べるとさまざまな意味があります。例えば、ハリア(野ウサギ猟用の中型犬)、クロスカントリーレースの走者、侵略(略奪)者など。

ハリアーの車名の由来となっているのは、そのうちの一つであるチュウヒ属の鷹です。ですから、初代から先代モデルである3代目まで、鷹のエンブレムが採用されていました。現行モデルである4代目はこの鷹のエンブレムが消え、トヨタのオーバルマークに変わりましたが、現在でもフロントドアの内側に鷹のエンブレムが刻印されています。

では、なぜ、ハリアーと言う名称と、鷹のエンブレムが採用されたのでしょうか?初代が発売された1997年12月当時は、現在、流行しているような都会向けのクロスオーバーSUVなどはほとんどなく、SUVと言う言葉も浸透していませんでした。

現在のSUVに当たる車種は、パジェロやハイラックスサーフなど、四角いゴツゴツとしたスタイリングのモデルが多く、RVやヨンクなどと呼ばれていました。

そうしたゴツいモデルとは一線を画す流麗なスタイリングのハリアーは、RVや本格クロカンなどの重々しいイメージとは違った、まさに鷹のような精悍かつスタイリッシュなデザインだったのです。そのため、ハリアーと言う名称と、鷹のエンブレムが採用されたのでしょう。

 

初代ハリアーはどんなクルマ?

トヨタ ハリアー 1997

1997年12月に発売された初代ハリアーは、高級クロスオーバーSUVという市場を開拓したモデルです。

初代は日本でトヨタ ハリアー、海外ではレクサス RXとして販売されており、レクサス RXが北米で爆発的なヒットを記録しました。

その影響により、2000年にはBMW X5、2002年にはポルシェ カイエンといった人気モデルも次々、登場。まさに、高級クロスオーバーSUVの火付け役と言っても過言ではないでしょう。

初代はカムリ(1995年12月発売の6代目)のプラットフォームをベースとしており、高級車の高い基本性能や乗り心地を備えていました。もちろん、SUVとしての悪路走破性も備えており、最低地上高185mmと高めに設定されています。

元々、SUVは、パジェロやハイラックスサーフといったラダーフレーム構造のものが一般的でしたが、ハリアーはモノコック構造を採用した乗用車をベースとしていました。そのため、モノコックボディをベースとした車両はクロスオーバーSUVと呼ばれるようになりました。

現在は、そのクロスオーバーSUVが主流となっていますから、時代を先取りしたSUVだったと言えるでしょう。

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現行の4代目から鷹のエンブレムが消滅

トヨタ ハリアー 2020

前述したように、2020年6月に発売された4代目ハリアーからは鷹のエンブレムが廃止され、トヨタのオーバルマークに変更されました。

その理由は、トヨタの全チャネル統合にあります。元々、トヨタは、トヨタ店、トヨペット店、カローラ店、ネッツ店の4種類に分かれていました。

ハリアーは、トヨペット店のみで販売されていたため、独自エンブレムが採用されていましたが、全チャネル販売によって、廃止。他の車種にも採用されているオーバルマークになったという訳です。

これにより、ハリアーだけでなく、ヴォクシーやヤリス(ヴィッツ)も独自エンブレムを廃止しています。

トヨタ ハリアー エンブレム 2020

しかし、4代目ハリアーから鷹のマークが完全に消滅した訳ではなく、前述した通りフロントドアの内側の装飾には、鷹のマークが全グレードに刻印されています。

さらに、エンブレムマーク付ドアミラー足元照明が用意されており、ドアロック解除時に、鷹のマークが地面に映し出されるようになっています。この機能は、最上級グレードに標準装備、他のグレードでメーカーオプションで用意。ハリアーをよりおしゃれに演出してくれる機能となっています。

現行の4代目ハリアーからフロントマスクの鷹のエンブレムは消滅しましたが、初代からそのスタイリッシュな内外装は変わりません。精悍さが感じられるデザインにより、多くのユーザーの心を掴んでいます。

大人の魅力が感じられる上品なSUVを探している方におすすめできる一台となっています。

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文・SUV FREAKS編集部

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