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価格差約5万円なら…軽のスズキ ジムニーと普通車のトヨタ ライズどっちがおすすめ?

5ナンバーサイズで街乗りにも便利なトヨタ ライズ。2022年5月のSUV新車販売台数の3位につけている、人気の高い一台です。そのコンパクトなボディサイズから軽自動車と比較する方もいるでしょう。そこで、軽SUVのなかで人気が高いジムニー(JB64型)と比較していきます。

更新日2022/06/30

価格差約5万円の両車を比較

スズキ ジムニー

今回比較するのは、スズキ ジムニーの最上級グレードであるXCの4WD・4ATと、ライズの中間グレードであるGのFFです。

ジムニー XC 4WD・4AT 190万3000円、ライズ G FF 185万7000円とその価格差は、4万6000円しかありません。果たして、どちらが買いなのでしょうか?各項目を比べていきます。

 

ボディサイズ比較

大きく違うのは全幅!4人乗車ならライズがおすすめ

トヨタ ライズ 2019

軽SUVであるスズキ ジムニーのボディサイズは、全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,725mm。天井が高く、スクエアな荷室となっており、荷物がしっかり積み込めるのが魅力です。

一方、トヨタ ライズの全長3,995mm×全幅1,695mm×全高1,620mm。全長は600mm長く、全幅も普通車なだけあって、広く取られています。

軽自動車のボディサイズの規格は、全長3.4m以下、全幅1.48m以下、全高2.0m以下、排気量0.66cc以下と決まっており、乗車人数も4人まで。必然的に、5人乗車をする機会がある方はライズを選択することになります。

ほとんど2人〜3人乗車ならジムニーがおすすめ

トヨタ ライズ X "S" 2019

また、室内幅を見てもジムニーが1,300mm、ライズが1,420mmですので、4人乗車時にはライズの方が快適です。しかし、ジムニーの方が天井が高いので、ほとんど2人〜3人乗車で運転するという方は、ジムニーでも狭さは感じないでしょう。

スズキ ジムニー XC 2021

むしろ、全幅が狭い分、運転しやすいというメリットがあります。特に住宅地などで、道が狭い、すれ違いが多いという方はジムニーの方がおすすめです。

両車とも最低地上高は確保

悪路走破性の基準となる最低地上高はジムニーでも205mmとしっかり確保されています。ライズも185mmとなっており、凸凹道でも安心して走行できます。

ライズの中古車情報を見てみる

 

パワートレイン比較

街乗りはライズの方がおすすめ

トヨタ ライズ

ジムニーは、660cc 直列3気筒インタークーラーターボを搭載。最高出力47kW(64PS)/6,000rpm、最大トルクは98Nm(10.0kgm)/3,000rpm、WLTCモード燃費は14.3km/Lとなります。

一方、ライズは1.2L 直列3気筒ガソリンエンジンを搭載しており、最高出力64kW(87PS)/6,000rpm、最大トルク113Nm(11.5kgm)/4,500rpm、WLTCモード燃費は20.7km/Lです。

ライズの方が最高出力、最大トルクだけでなく、WLTCモード燃費も上回ります。燃費が悪化しやすい街乗りではライズがおすすめです。

高速道路でもライズの方がおすすめ

さらに、ホイールベースの長さを比べると、ジムニーが2,250mm、ライズが2,525mm。ホイールベースの長いクルマの方が直進安定性は高まります。

そのため、高速道路を走る場合も、ジムニーよりもホイールベースが長い、ライズがおすすめです。

悪路ではもちろんジムニーが有利

スズキ ジムニー XC 2018

また、ジムニーは耐久性に優れたラダーフレームを搭載。パートタイム4WDや、リジットアクスル式サスペンションと組み合わされることによって、優れた悪路走破性を発揮します。
本格的なオフロードを走る場合は、ジムニーがおすすめです。

ジムニーに乗るときに気をつけたい!タイトコーナーブレーキング現象ってなに?

 

経済性はどうなの?

ライズの方が経済的

燃費の差額は、レギュラーガソリンの173.9円(22年6月29日時点、経済産業省調べ)、年間走行距離を1万kmとすると、ジムニーが12万3333円、ライズは8万4009円。一年あたり3万9324円の差額が生まれます。

自動車税・軽自動車税は、ジムニーは1万800円。ライズは3万500円の税金が発生します。その差額は1万9700円ほど。使い方によっては年間約3万円ほど維持費に差が生まれます。通勤にもクルマを使う方はジムニーがおすすめです。

 

装備内容はどのぐらい差がある?

ジムニーは本革ステアリング、ACCを標準装備

スズキ ジムニー XC 2018 インパネ

装備内容を見ていくとジムニーは最上級グレードなだけあって、軽自動車でも装備は充実。

灯火類がLEDになっているほか、衝突被害軽減ブレーキや誤発進抑制装置、ACC(アダプティブクルーズコントロール)など先進の安全装備も一通り標準装備されています。また、ステアリングが本革巻きになるなど、質感も高められています。

もちろん、ライズも灯火類にLEDを採用していたり、先進安全装備を標準装備していますが、中間グレードのGではACCや、本革巻きステアリングホイールが装備できません。
意外にもジムニーの方がやや装備が優れています。

ジムニーの中古車情報を見てみる

 

荷室の使い勝手の違いは?

荷室の広さはライズに軍配!コンパクトSUVトップクラスの荷室容量

トヨタ ライズ 荷室

ジムニーは軽自動車であるため、4人乗車時には荷物がほとんど積載できません。それに対し、ライズは5人乗車時でも369L(デッキボード下段時)とコンパクトSUVトップクラスの荷室容量を備えています。

ジムニーは前席も倒せるので車中泊に便利

スズキ ジムニー 2018

一方、ジムニーは、荷室とリアシートの背面に防汚加工が施されているため、汚れものを気兼ねなく搭載できるのが魅力。

さらに、前席も倒すことができるので、長尺物を搭載可能。車中泊にも便利です。

 

街乗り・ロングドライブならライズ/オフロードならジムニーがおすすめ

ジムニー 2018

ここまで2車を比べてきました。ライズの方が室内の広さや、エンジンのパワー、燃費などの走行性能は優れています。ロングドライブでも快適に移動できるでしょう。

一方で、ジムニーは高い悪路走破性を備え、豊富なシートアレンジや防汚加工が施されているので、オフロードでも頼もしい一台となっています。

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文・SUV FREAKS編集部

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