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299万円の4代目ハリアーとカローラクロスどちらが買いなのか?

2022年5月にはSUV新車販売台数2位に輝き、高い人気を誇っているカローラクロス。その売れ行きは順調で、その中でも最上級グレードのハイブリッドZは高い人気を誇っています。そのカローラクロス ハイブリッドZ(FF)と、同じく299万円である4代目ハリアー S ガソリン(FF)を比較してみましょう。

更新日2022/06/30

かたや最上級グレード、かたやエントリーグレード

トヨタ カローラ クロス ハイブリッドZ 2021

名古屋の某ディーラーによると、カローラクロスのハイブリッドZは4WDよりもFFの方が、人気が高いそうです。

30〜40代の都会に住むアクティブファミリーをメインターゲットにしているカローラクロスなだけあって、燃費を重視する街乗りメインのユーザーに支持されています。

そんなカローラクロス ハイブリッドZ(FF)は299万円。300万円を切る新車販売価格で話題になった4代目ハリアーのエントリーグレードであるS ガソリン(FF)と同価格です。では、どちらが買いなのでしょうか?

※本文中の4代目ハリアーの画像は、S ガソリン(FF)ではありません。

 

エクステリア比較

【カローラクロス】LEDで先進性を高めたデザイン

トヨタ カローラ クロス ハイブリッドS 2021

カローラクロス ハイブリッドZ 2WD(以下、カローラクロス)のボディサイズは全長4,490mm×全幅1,825mm×全高1,620mm。

アーバン・アクティブというコンセプトでデザインされており、都会的な上質感や若々しく躍動感が表現されています。

灯火類は以下の通り、LEDを採用することで先進性を高めています。
・Bi-Beam LEDヘッドランプ+LEDシーケンシャルターンランプ+LEDクリアランスランプ& LEDデイタイムランニングランプ
・LEDフロントフォグランプ
・リアコンビネーションランプ(LEDライン発光テール&ストップランプ+ターンランプ)

最低地上高は160mmと、都市向けなだけあって低めです。その他の装備としては、ルーフレールが標準装備となっています。

 

【4代目ハリアー】流麗なフォルムが魅力

トヨタ ハリアー 2020

4代目ハリアー S ガソリン(FF)(以下、4代目ハリアー)のボディサイズは全長4,740mm×全幅1,855mm×全高1,660mm。シンプルながらもエレガントさと逞しさが融合した流麗なクーペフォルムが特徴的な一台です。

ヘッドライトには、3灯式LEDヘッドランプ(マニュアルレベリング機能付)を搭載。ひと目で4代目ハリアーと分かる個性的なシグネチャーランプや、フロントアッパーグリルからヘッドランプへと流れるような連続性によって、シャープな印象のフロントのグリルとなっています。

最低地上高は190mmとカローラクロスよりも高めです。

 

インテリア比較

【カローラクロス】本革+ファブリックのシートを装備

トヨタ カローラ クロス ハイブリッドZ 2WD 2021

カローラクロスはシート表皮に本革+ファブリックを採用。シートの形状はスポーツシートとなっているので、高いホールド性を発揮します。

さらに、シート周りには以下のような機能も標準装備されています。

・シートヒーター(運転席・助手席)
・左右独立温度コントロールフルオートエアコン(前席集中モード付)

前席集中モードとは、後席に乗員がいない場合に運転席にのみ空調を効かせてくれるシステムです。

トヨタ カローラクロス 2021

荷室容量は5人乗車時で487Lで、ラゲージ開口部は地面から720mmと低めに設定されており、荷物の出し入れがしやすいのが魅力。

また、ハンズフリーパワーバックドア(挟み込み防止機能・停止位置メモリー機能・予約ロック機能付)も標準装備されているので、両手がふさがっている際の荷室の開閉も楽に行えて便利です。

【4代目ハリアー】インテリアはシンプル

トヨタ ハリアー 2020

4代目ハリアーのインテリア(内装)はブラックを基調としたデザインで、シート表皮はファブリックです。

シートは運転席6ウェイマニュアルシート(前後スライド+リクライニング+シート上下)となり、上級グレードに装備される快適温熱シート+シートベンチレーション(運転席・助手席)は搭載されないなど、装備はシンプルです。

空調は左右独立温度コントロールフルオートエアコン(S-FLOW[ガソリン車は運転席集中モード付])となり、エントリーグレードでも必要十分な装備が搭載されています。

リアシートは6:4分割可倒式。荷室容量は409Lで、ゴルフバッグを4個積み込むことができます。

パワーリヤゲートも用意されないため、荷室の使いやすさはカローラクロスに軍配が上がります。

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走行性能比較

【カローラクロス】低燃費が魅力

トヨタ カローラクロス 2021

カローラクロスは1.8L 直列4気筒ガソリンエンジン+モーターを搭載しています。スペックは以下の通り。

■エンジン
最高出力:72kW(98PS)/5,200rpm
最大トルク:142Nm(14.5kgm)/3,600rpm

■フロントモーター
最高出力:53kW(72PS)
最大トルク:163Nm(16.6kgm)

■リアモーター
最高出力:5.3kW(7.2PS)
最大トルク:55Nm(5.6kgm)

■システム値(エンジンとモータを合わせた値)
90kW(122PS)

■燃費
WLTCモード燃費:26.2km/L

 

【4代目ハリアー】パワフルな走りが魅力

トヨタ ハリアー 2020

4代目ハリアーは2.0L 直列4気筒ガソリンエンジンを搭載しています。スペックは以下の通り。

■エンジン
最高出力:126kW(171PS)/6,600rpm
最大トルク:207Nm(21.1kgm)/4,800rpm

■燃費
WLTCモード燃費:15.4km/L

4代目ハリアーの方が排気量が大きい分パワフルですが、カローラクロスは低燃費が魅力です。

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安全装備比較

安全装備はほぼ互角

トヨタ カローラ クロス 2021

カローラクロスはToyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)を標準装備。以下の機能を搭載しています。
・プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼夜]・自転車運転者[昼]検知機能付衝突回避支援タイプ/ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)
・レーントレーシングアシスト[LTA]
・オートマチックハイビーム[AHB]
・レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)
・ロードサインアシスト[RSA]
それに加えて、パーキングサポートブレーキ(前後方静止物)が標準装備されています。

4代目ハリアーもエントリーグレードながらこれらの機能が標準装備されており、安全装備は互角です。

 

ここまで2車を比較してきました。4代目ハリアーはエントリーグレードでも必要十分な機能を備えており、安っぽさを感じさせません。

しかし、カローラクロスの方が、燃費やインテリアの機能の使いやすさで差を付けており、お買い得と言えるでしょう。

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文・SUV FREAKS編集部

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