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夏に行きたい!中国地方の海沿いドライブデートスポット10選
デートには、ドライブがおすすめです!とくに夏は大自然のなかを気持ちよく走れる季節。なかでも夏のドライブと言えば、キラキラと輝く海と潮風を感じる海沿いルートがおすすめです。ここでは、中国地方の海沿いドライブデートスポットを紹介します。
更新日2022/07/27中国地方の海沿いドライブデートスポットの特徴
中国地方を構成する広島、岡山、山口、鳥取、島根の5県は、すべて海に面しており、特徴のある砂浜や砂丘、荒波が打ち寄せる断崖と、ルートによって特徴のある海岸線の景色を楽しむことができます。今週末は、ドライブに出てみませんか?
広島県
尾道市 瀬戸内しまなみ海道と向島(せとうちしまなみかいどうとむかいしま)
・瀬戸内海の絶景ロードと魅力満載の島々
広島県尾道市と愛媛県今治市の間の瀬戸内海に浮かぶ島々を、7つの橋で繋ぐのが「瀬戸内しまなみ海道」です。
海の道とも呼ばれるこのルートでぜひ訪れてほしいのが、尾道大橋と新尾道大橋で結ばれた向島。島の南側にある国立公園高見山の山頂は、しまなみ海道と瀬戸内の島々をパノラマで見ることができる絶景スポットで、島内には尾道を舞台にした大林宣彦監督の映画のロケ地が点在しています。
また、島の東側にある干汐海岸は朝日、向島の西側にある立花海岸は夕日の鑑賞ポイントにもなっています。
つぎに訪れてほしいのは、おとなりの因島。ここは“日本最大の海賊”因島村上海賊の島であり、八朔発祥の地。島では、因島水軍城や構成文化財の城跡などを訪れたり、はっさく大福やはっさくゼリーといったスイーツが楽しめます。
住所:〒722-0071 広島県尾道市向島町立花(高見山展望台)
アクセス:西瀬戸自動車道 尾道大橋ICから約17分
福山市 鞆の浦(とものうら)
・日本でもっとも癒される港町
日本で最初の国立公園に指定された鞆の浦は、瀬戸内海沿岸のほぼ中央に位置し、満ち潮と引き潮がぶつかる場所としても知られています。
そのため古くは瀬戸内海を横断する船が潮の流れが変わるのを待ったことから、潮待ちの港と呼ばれ、寄港地として栄えた歴史を持っています。
また仙酔島や弁天島がぽっかりと浮かぶのどかな風景は、その昔、朝鮮通信使の従事官が対馬より東で一番美しい景勝地と賞賛したと言い伝えられています。
ここでは、いろは丸と明光丸の衝突事件にともなう坂本龍馬ゆかりの名所や、“パワースポット”の五色岩と一本道の先に浮かぶ玉津島の大自然、そして鞆の浦のシンボルである灯台の常夜灯など有名です。
ドライブの休憩には、鯛料理やちりめん、瀬戸内海で獲れた本格的な魚介の懐石料理やサヨリを使ったB級グルメなど、食も鞆の浦の楽しみ方のひとつです。
お土産には、保命酒がおすすめ。保命酒は鞆の浦発祥の薬味酒で、あの養命酒の元祖にあたる由緒あるお酒です。
住所: 〒720-0201 広島県福山市鞆町鞆
アクセス:山陽自動車道 福山東ICから約35分
岡山県
備前市 鹿久居島と頭島(かくいじまとかしらじま)
・瀬戸内海に浮かぶ島めぐりドライブ
瀬戸内海に浮かぶ日生諸島の鹿久居島と頭島は、岡山側から橋をつかって訪れることができるドライブデートに最適なスポットです。
野生の鹿も生息するなど、手つかずの自然が豊富に残る岡山県最大の島である鹿久居島では、高床式住居や竪穴式住居を再現した宿泊施設や、火起こしや竹竿釣りなど古代文化を体験できる施設「古代体験の郷 まほろば」が人気です。
また島内の山本農園直売所では、デコポンや甘夏みかん、桃などの摘みたての果物をたっぷりと使った手作りジュースやアイスを味わうことができます。
鹿久居島の頭島大橋を渡った先にあるのが、周囲約4kmの小さな頭島。
島の中央にある海抜235mの山頂のたぬき山展望台からは、島のまわりに浮かぶ牡蠣の養殖いかだやみかん畑、晴れた日には淡路島まで見渡す瀬戸内の絶景が望めます。水平線に浮かぶ朝日や夕日も堪能できますよ。
住所:〒701-3204 岡山県備前市日生町日生 鹿久居島(古代体験の郷 まほろば)
アクセス:山陽自動車道 赤穂ICから約59分
玉野市 王子が岳(おうじがたけ)
・自然の造形美と瀬戸内海を望む景勝地
玉野市と倉敷市にまたがる「王子が岳」は、唐琴の浦(からことのうら)に住んでいた百済の王女が生んだ8人の王子が住んでいたという伝説のある場所です。
瀬戸内海と瀬戸大橋、遠くは四国連山まで一望することができるスポットで、夕暮れ時には鷲羽山の西に沈んでいく太陽が、瀬戸内海や雲、往来する船を橙色に染め上げ、その日限りの夕景を作り出します。
巨岩や奇岩が織り成す景観も見ごたえがあり、整備整備された散策路を歩きながら、おじさん岩やにこにこ岩、ひつじ岩など、面白いネーミングの岩を探すのも楽しそうですね。
住所:〒706-0028 岡山県玉野市渋川4丁目
アクセス:瀬戸中央自動車道 児島ICから約30分
鳥取県
鳥取市 鳥取砂丘(とっとりさきゅう)
・風と砂が織りなす自然の偉大さをを感じる
鳥取県でぜひとも訪れたいスポットが鳥取砂丘です。鳥取砂丘は、東西16km、南北2.4kmに広がり、最大高低差は約90mという国内最大級の砂丘です。
風によって砂がさざ波模様になる風紋や、すだれ状になった砂廉など、砂丘と日本海のコントラストはここでしか見られない絶景です。
観光用ラクダに乗っての砂丘めぐり、馬車でのガイドツアーなどが有名ですが、最近は、超小型電気自動車(EV)のジオコムスに乗って、砂の美術館など砂丘にあわせて周辺の観光スポットも一緒に楽しむことができるツアーが人気。インスタ映えする見た目や風を感じる移動も楽しめます。
また、鳥取の城下町と海岸沿いに広がる鳥取砂丘を巡るドライブコースでは、国道53号線に沿って数々の神社を訪れることができます。
住所:〒689-0105 鳥取県鳥取市福部町湯山(鳥取砂丘)
アクセス:鳥取自動車道 鳥取IC から約20分
松江市〜境港市 江島大橋(えしまおおはし)
・まるで壁!一度は走ってみたいベタ踏み坂!
島根県松江市八束町の江島と鳥取県境港市とを結ぶ中海にかかる「江島大橋」は、車のテレビCM(ダイハツ・タントカスタム)の撮影に使用され、一躍有名になった橋です。
その急勾配から通称“ベタ踏み坂”と呼ばれる江島大橋は、全長1,446.2メートル、最上部の高さ約45mの、日本一のPCラーメン構造の橋です。
コンクリート製の桁橋としては日本最大の橋の中央部からは、大山を見渡すことができるほか、鳥取県側から登り、県境を越えて下りに差しかかったときに、眼前に広がる中海の絶景が楽しめます。ただし、ドライバーは運転に必死で景色を楽しむ余裕はないかもしれません。
5千トン級の船が下を通れるように設計された橋は、松江市側の勾配が高く壁のように見えますが、CMのような写真を撮るためには、おとなりの大根島から望遠レンズを使って撮影しましょう。
住所:江島大橋、〒684-0075 鳥取県境港市西工業団地
アクセス:米子自動車道米子ICから約37分
島根県
出雲市 稲佐の浜(いさのはま)
・八百万の神々をお迎えする神事の浜
出雲市の「稲佐の浜」は出雲大社の西方にある海岸で、国譲り神話や国引き神話ゆかりのパワースポットとして知られています。
浜にある弁天島には、海や水の女神“豊玉毘古命(とよたまひこのみこと)”を祀る小さな祠があります。
美しい弧を描いて長くのびる白い砂浜が美しく、弁天島をシルエットに夕日が沈む風景は「日が沈む聖地出雲」のシンボルとして日本遺産にも登録され、旧暦10月10日に全国の八百万の神々をお迎えする、神迎神事の浜でもあります。
出雲大社に参拝した後、稲佐の浜から出雲日御碕灯台を巡り、島根半島を国道23号線でドライブすれば、日本海とその波が打ち寄せる断崖を満喫できます。
住所:〒699-0702 島根県出雲市大社町杵築北2711
アクセス:穴道IC 穴道ICから約55分
松江市 加賀の新潜戸・神潜戸(かがのしんくけど・かみくけど)
・小泉八雲も愛した洞窟
潜戸とは洞窟のことであり、松江市の北部の加賀地区にある海食洞窟で、洞内は高さ40m、全長200mもあり、景勝地として知られています。
新潜戸は神潜戸と呼ばれる神秘的な洞窟で、近くまでは遊歩道も整備されていますが、東・西・北と3つの入口が開いた広い洞穴なので旧潜戸と新潜戸の両方を巡る観光船がおすすめ。旧潜戸こと仏潜戸へは、船を降りて上陸できます。
文豪小泉八雲が「これ以上美しい海の洞窟はない」と絶賛した新潜戸は、志賀直哉、島崎藤村、松本清張、田辺聖子といった文豪も訪れるなど有名な場所。とくに夕景は絶景として知られており、デートスポットともなっています。
住所:〒690-0401 島根県松江市島根町加賀
アクセス:川津ICから約38分
山口県
下関市 角島大橋(つのしまおおはし)
・コバルトブルーの海に伸びるフォトジェニックな橋
角島大橋は、リゾートのような白い砂浜とコバルトブルーの海が広がる絶景が、日本トップクラスの映えポイントとして人気があります。
橋の長さは1,780mで、無料で渡れる一般道としては日本屈指の長さとなっています。青く美しい海を眺め、海風を感じながらのドライブは最高の気分で、橋の両側の入口には無料で利用できる駐車場があり、夏には海の青と道路の白、島の緑のコントラストが美しいデートスポットとなっています。
さらに、角島大橋の本州側の入口近くにある海士ヶ瀬公園や、角島側の瀬崎陽の公園は橋の絶景を臨める絶景スポット。瀬崎陽の公園には角島大橋に関する句碑や石碑なども設置されています。
日本海へ沈んでいく夕日とライトアップされた橋とが織りなすな美しい景色は、ロマンチックな想い出になるでしょう。
住所:〒759-5331 山口県下関市豊北町大字神田
アクセス:中国自動車道・関門自動車道 下関ICから約65分
下関市 関門海峡(かんもんかいきょう)
・遊びつくして夜景も堪能!
本州と九州を隔てる海峡である関門海峡を陸路で渡るのは関門橋となりますが、関門海峡の絶景を堪能するのなら、標高268mの「火の山」山頂がおすすめです。
眼下に瀬戸内海、日本海が一望できる山口県屈指のビューポイントで、日本夜景遺産に登録されている夜景も見逃せません。
下関エリアは数多くの観光スポットがあり、唐戸桟橋周辺には、新鮮な魚介類が買える唐戸市場があり、レストランや土産店が並ぶ複合施設「カモンワーフ」、イルカのショーやペンギンが人気の「しものせき水族館・海響館」、そして現存最古の領事館の建築物である「旧下関英国領事館」などが見どころです。
下関で観光スポットをめぐるデートを楽しんだ後、火の山公園で夜景を堪能するコースがおすすめですね。
住所:〒751-0813 山口県下関市 みもすそ川町(火の山公園)
アクセス:中国自動車道・関門自動車道 下関ICから約5分
中国地方の海岸は、ドライブで走るだけでも満足できる絶景が豊富にありますから、濃い想い出として心に残ることでしょう。ドライブデートに中国地方を訪れる際は、この記事を参考にしてくださいね。
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