ヴェゼルの進化系?100パーセントEV「e:NS1」を発表

2022年4月25日、ホンダの中国における四輪生産販売合弁会社である東風本田汽車有限公司は、新型電気自動車(EV)「e:NS1(イーエヌエスワン)」を発表。同年5月から広汽本田汽車有限公司では兄弟車の「e:NP1(イーエヌピーワン)」の予約受付を開始しました。突如中国でデビューしたホンダ発のEVモデルとはいったいどんなものなのでしょうか。

更新日2022/08/03

2040年までEV100%を目指すホンダ

2021年ホンダは、2040年までにグローバルマーケットにおけるEV/FCVの販売比率を100%にすることを発表。

それに向かって現在は、北米や中国などを含む先進国でのEV/FCVの販売比率を2030年までに40%、2035年までに80%まで引き上げることを目標にしており、日本市場では2035年までにハイブリッド車を含めて100%電動化を目指しています。

この目標を達成するべく、ホンダでは2020年代の後半にかけて地域ごとの市場特性に合わせた商品を次々と投入する予定になっており、その一環として中国市場でホンダブランドのEV=e:N(イーエヌ)シリーズを5年間で10車種発売される予定。

その第1弾として、2022年春に登場したのが「e:NS1」「e:PS1」という2つのEVモデルだったのです。

なおホンダでは2030年までに商用軽EVから高付加価値EVまで、グローバルで30機種を展開する予定となっており、今後ますますホンダのEV化が推し進められていくことは間違いなさそうです。

e:NS1/e:NP1はどんなクルマ?

中国初のホンダブランド製EVとなった「e:NS1」は、独創、情熱といったホンダの『ものづくり』のDNAと最先端の中国の電動化・知能化技術を融合して開発されたe:N(イーエヌ)シリーズの第1弾です。

“心動 未体験EV”をコンセプトに掲げ、乗る人の心を揺さぶる新しい価値を数多く取り入れたEVモデルとなっています。

走行性能では、さまざまな走行シーンに応じて瞬発的な出力と繊細な制御を両立させる電動モーターを搭載し、510kmもの航続距離(中国CLTC基準)を実現する大容量バッテリーを搭載。

また専用のボディ骨格などで構成されるe:NアーキテクチャーF(イーエヌアーキテクチャーエフ)を新開発するなど、あらゆる点においてホンダの最新技術が投入されています。

インテリアには、中国で展開する最新のコネクティビティとしてEV専用の新世代コネクテッド技術「Honda CONNECT 3.0(ホンダコネクト)」および15.1インチの大型ディスプレイオーディオを標準で装備。

他にもドライバーのわき見運転などの危険行為や眠気などを検知して安全運転を支援するドライバーモニタリングカメラ(DMC)を設定するなど、安心・快適でスマートな移動空間にもなっています。

エクステリアでは、発光する“H”エンブレムをフロントに、リアには従来のHマークに代わる新たな“Honda”エンブレムを採用し。e:Nシリーズの新たなアイデンティティを表現しています。

このe:NS1、e:NP1を皮切りに、中国国内で2027年までに10車種のe:Nシリーズを投入する予定となっており、生産・販売の両面で電動化の取り組みを加速させていくことになるでしょう。

オンライン販売も開始

e:NS1、e:NP1の発売に合わせ、中国ではオンライン店舗を本格的にスタートしました。

オンライン店舗では一対一のダイレクトな対話などにより検討から注文までをオンラインで実現させ、まったく新しい購入体験ができるようになっています。

さらに従来からあるショールームについても刷新していく予定で、広汽ホンダは、北京、上海、広州などを皮切りに電動車専門店の展開やショッピングモールへの店舗設置を開始し、東風ホンダでは既存の全店舗で「e:Nブランドコーナー」を展開することが決定されています。

今後もホンダEVから目が離せない

世界規模でEV戦略を加速化させているホンダ。その第1弾として2022年春に中国で生まれたのがe:NS1、e:NP1でした。

しかしホンダでは中国市場だけでなくその他の市場でも本格的なEVモデルを投入予定。

2024年にはGMとの共同開発による大型EVを投入することが予定されており、日本では2024年前半に商用軽EVの発売が予定されています。

さらにホンダではSONYなどの異業種連携・アライアンス強化も謳っており、高付加価値のEVを共同開発・販売し、モビリティ向けサービスの提供と併せて事業化することを推し進めています。

その初期モデルの販売開始は2025年となっており、今後ますますホンダのEVからは目が離せなくなりそうですね。

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文・SUV FREAKS編集部

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