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新型クロストレック解説。スバル XVからどれだけ進化した?

2022年9月15日、スバルの新型SUV「CROSSTREK(クロストレック)」が世界初公開となりました。これは「XV」の新型モデルにあたり、今後はグローバルで車名が「クロストレック」に統一されます。これまでのXVと同様のパッケージングながら、中身が大きく進化したクロストレックを見ていきましょう。

更新日2022/10/18

洗練された力強くスポーティなエクステリア


先代モデルのXVと同様、クロスオーバースタイルのスポーティなエクステリア(外装)を持つクロストレック。厚みを感じさせる高いフード位置によってSUVらしい逞しさと力強さが表現されています。

またシャープさを感じさせるフロントグリルバーやLEDヘッドランプで、軽快で精悍なイメージのフロントマスクに仕上がっています。

サイドビューはクラッディングエリアを拡大し、高い走破性を感じさせるとともに、ダイナミックなラインや造形を盛り込んだ構成で、頼もしさと躍動感を表現しています。

リアビューはキャビンを絞り込むことでフェンダーの張り出しを強調し、安定感が表現されています。立体的な造形のバンパーもSUVらしい力強さと存在感を感じさせてくれます。

スバルグローバルプラットフォーム(SGP)を進化させ、レヴォーグなどで採用されているフルインナーフレーム構造の採用や、構造用接着剤の適用拡大、サスペンション取り付け部の剛性向上など、最新の技術を盛り込んで性能向上を図っています。

ボディサイズの全長4,480mm×全幅1,800mm×全高1,580mm、ホイールベースの2,670mmともにXVとほぼ同じ。最低地上高もXVと変わらず200mmを確保し、かなり荒れた路面でも安心感をもって走行できます。

ホイールは17インチが標準で、上級グレードには18インチを採用しています。

ロングドライブでも快適な室内空間と機能性を追求したインテリア


エクステリアのイメージに調和したデザインのインテリア(内装)は、機能的なデザインのダッシュボードやドアトリムが進化のポイントです。

上面が高いセンターコンソールは、包まれ感と上質感を表現するとともに、操作性も向上させています。

センターディスプレイは、レヴォーグやWRX S4などでも採用している11.6インチの大画面タイプを採用。使い勝手がよく、先進的ですっきりしたデザインと強化されたスマートフォンとの連携機能を楽しむことができます。

シートは上級グレードにファブリック(シルバーステッチ)、標準グレードにはトリコット(シルバーステッチ)を採用し、メーカーオプションで本革シートも設定されています。

こちらは大学医学部と連携して進めていた人体構造に基づいた走りへのアプローチをスバルとして初めて採用し導入したシートで、身体が大きく揺さぶられても快適な乗り心地によってロングドライブでも乗員の疲労を減らします。

室内寸法は室内長1,930mm×室内幅1,505mm×室内高1,200mmに設定。XVに比べると室内長が150mmほど短くなっていますが、あらゆる体格のドライバーが最適なドライビングポジションを取ることができるシートや機能的で使いやすい装備によって、実際に窮屈と感じることはないでしょう。

荷室スペースも十分な容量を確保し、6:4の分割可倒式リアシートで荷物の量や大きさに合わせてアレンジが可能です。

2.0L e-BOXERに絞られたパワートレイン


パワートレインは、現行モデルで設定されている1.6Lの自然吸気エンジンが廃止され、2.0L e-BOXERのみのラインアップとなります。

2.0L 水平対向4気筒直噴ガソリンエンジンにモーターを組み合わせたe-BOXERは、基本的には従来のパワーユニットから大きな変更はないものの振動や騒音を抑える改良を施しています。

リニアトロニックのトランスミッション、電子制御式フルタイム4WDもXVと変わらず、重心が低い水平対向エンジンに左右対称のドライブトレーンを配置した「シンメトリカルAWD」が継承されます。

ステアリングには、応答遅れが少ないスポーティで上質なステアリングフィールを実現する2ピニオン電動パワーステアリングを採用し、リニアでなめらかなトルク伝達を可能にするとともに、操舵角に応じてステアリングのギア比が変化するVGRを継続採用しています。

サスペンション形式は前:ストラット式独立懸架、後:ダブルウィッシュボーン式独立懸架、ブレーキは前後ともベンチレーテッドディスクです。

進化したアイサイトでより高められた安全性能


性能が強化されたスバルグローバルプラットフォームの採用により、衝突安全性が向上しています。

とくに対前面衝突では、バンパービームを車両外側まで拡大するとともに、衝突サブフレームを追加し、自車の安全性だけでなく相手側の乗員を守る性能も高めています。

高い安全性能を有するシステムとして定評のある「アイサイト」は、ステレオカメラを刷新し、認識範囲を大幅に広角化するとともに、広角単眼カメラを追加して車両近辺の二輪車や歩行者の識別精度を向上。

前側方レーダーは、交差点内においてクルマだけでなく自転車や歩行者との自己リスクの低減へ繋げます。

人気の現行型XVのデザインを継承しながら、よりスポーティで存在感のあるデザインや、高度なシャシー性能、最新のインフォテインメントシステム、進化したアイサイトなど、中身は大きく進化したクロストレック。

気軽にアウトドアレジャーやロングドライブを楽しめるジャストサイズのクロスオーバーSUVとして、またまた人気となりそうですね。

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文・SUV FREAKS編集部

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