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いまや600馬力オーバーはアタリマエ?SUVパワーウォーズ

高級クロスオーバーSUVが世界のセレブ愛用のスタンダードにありつつある昨今、各メーカーからはスーパーカー並みの性能を持つモデルが続々と登場しています。 美しいデザインに実用的で広々とした室内空間、オフロードも走れる4駆システムに、アウトバーンの制限速度いっぱいで走れるパワーなど、クルマ好き垂涎のスーパーカーの影が薄くなるパフォーマンスを備えたハイパワーSUVを5台ピックアップしました。

更新日2023/01/06

超ド級のパワーがSUVに必要なワケ


かつてセレブの乗るクルマと言えばフェラーリやランボルギーニ、ポルシェなど、背の低いスーパースポーツカーが中心でしたが、近年はそうしたメーカーからリリースされるSUVモデルが人気の中心です。

オフロード色が強く男性的なイメージだったSUVは、クロスオーバーSUVの登場でデザインがスタイリッシュになるとともに、堂々とした大きさや広い室内空間による実用性によって人気が高まっています。

とはいえオンロードでの走りや高速道路でのゆとり、鋭い加速性能を求めるセレブにとっては、高級SUVであってもスーパーカーと同様のパワーが必要でした。

それを解決したのが、テクノロジーの進歩でした。SUVでもスーパーカーと同様のハンドリング性能、そしてハイパワーエンジンに対応できるシャシー性能を持つことができるようになり、スーパースポーツカーメーカーが背の高いSUVを続々とリリース。

いまでは600馬力軽々とを超えるパワーを持つクロスオーバーSUVが、街を闊歩しています。そんな超ド級SUVを紹介しましょう。

600PSオーバーの超ド級SUV

フェラーリ プロサングエ


プロサングエは、2022年11月に発表されたフェラーリ史上初の4ドア4シーターモデルです。

フェラーリではプロサングエをSUVではなく、新しいジャンルのスポーツカーであると言っていますが、高い車高やブラックアウト化されたフェンダーアーチ、力強い造形の前後バンパーなどは紛れもなくSUVです。

エンジンは6.5L V12自然吸気ガソリンエンジンで、最高出力は533kW(725CV:PS)/7,750rpm、最大トルクは716Nm/6,250rpmを発生。

車両重量は2,033kgありますが、駆動方式は電子制御式4WDと8速DCTを組み合わせ、0-100km/h加速は3.3秒というスーパーカーと呼んでも差し支えないスペックです。

、あたエンジンをフロントミッドシップに搭載し、8速DCTのトランスミッションを後部に配置することで前後重量配分を49:51とし、スポーツカーとして最適化されたレイアウトであることもポイントです。

プロサングエとは日本語で「純血」という意味。フェラーリはどのモデルでも、まずピュアスポーツカーであることを意識させるネーミングです。

ランボルギーニ ウルス ペルフォルマンテ


イタリアのスーパーカーブランド、ランボルギーニにラインアップされるSUVが「ウルス」で、2018年に発売されました。

ベーシック(?)なウルス Sに搭載された4.0L V8ツインターボは、最高出力485kW(650CV)/6,000rpm、最大トルク850Nm/2,250-4,500rpmというのスペックですが、そのうえに最高出力490kW(666CV)/6,000rpm、最大トルク850Nm/2,250-4,500rpmを発生するエンジンを搭載したスパルタンでレーシーな仕様「ウルス ペルフォルマンテ」があります。

フルタイム4WDシステムと8速AT、さらに4WSを搭載し、優れたハンドリング性能と最高速度306km/h、0-100km/h加速3.3秒というハイパフォーマンスを発揮します。

アストン・マーティン DBX707

アストンマーチン DBX707 2022
DBXはイギリスの高級GTカーブランド、アストンマーティン初のSUVモデルとして、2019年に発表されました。アストンマーティンならではのエレガントでラグジュアリーなデザインに大径タイヤと立体的な造形の前後バンパー、アグレッシブなリアスタイルを組み合わせ、SUVならではの安定感や力強さを両立させたスタイリングです。

「DBX707」はDBXの高性能版で、搭載されるエンジンは4.0L V8ツインターボで、最高出力は車名のとおり527kW(707PS)/4,500rpm、最大トルクは900Nm/2,600-4,500rpmをそれぞれ発生。

フルタイム4WDと9速ATと組み合わせ、車両重量3,020kgという巨体を3.3秒で100km/hに到達させるという驚異的なパフォーマンスです。

ベントレー ベンテイガスピード


イギリスの伝統的な高級車メーカー、ベントレーから2015年にリリースされたSUVモデルが「ベンテイガ」です。

2019年にはパワフルなエンジンを搭載した「ベンテイガ スピード」が追加され、ラグジュアリーで速いSUVを完成させています。

搭載されるエンジンは6.0L W12ツインターボで、最高出力は467kW(635PS)/5,000rpm、最大トルクは900Nm/1,750-4,500rpm。トランスミッションは8速AT、駆動方式はフルタイム4WDで、最高出力は306km/h、0-100km/h加速は3.9秒となっています。

ポルシェ カイエン ターボGT


ハイパワーSUVモデルの先駆けのような存在であるポルシェ カイエン。2002年のデビューから数えて現行型は2018年デビューの3代目となっています。

そのカイエンのなかでもっともハイパフォーマンスなモデルが「カイエン ターボGT」です。

搭載されるエンジンは4.0L V8ツインターボで、最高出力は471kW(640PS)/6,000rpm、最大トルクは850Nm/2,300-4,500rpm、トランスミッションは8速ティプトロニックS、最高速度は300km/hで、0-100km/h加速は3.3秒(スポーツクロノパッケージ装着時)となっています。

強烈な加速性能はもちろんのこと、ポルシェ・アクティブ・サスペンション・マネジメントや、ポルシェ・ダイナミック・シャシー・コントロールなど最新のテクノロジー搭載により、911にも劣らないハンドリングを実現しているのもポイントです。

ラグジュアリーな雰囲気と豪華で快適な装備の数々、ハイパワーエンジンと最新デバイス搭載による究極の走りは、コストの制限が少ないセレブなモデルならではだと言えるでしょう。

車両電動化の波が大きくなっていますから、純ガソリン車のエグゾーストノートや振動が体感できるのもいまが最後のチャンス。中古でも程度の良い車両が多いのも特徴です。

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文・SUV FREAKS編集部

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