プロモーション

ジャガー初のEV、I-PACEが日本で発売開始!その性能、価格は?

2018年9月26日(水)より受注が開始された、ジャガー初のフルバッテリー電気自動車「I-PACE」とは、どんな車なのでしょうか。そしてその価格は?

更新日2018/10/03

ジャガー初のBEV、I-PACEってどんなクルマ?

ジャガー I-PACE 2018

I-PACEはジュネーブ・モーターショー2018にて、初公開されたジャガーI-PACEは、全輪駆動がもたらす敏捷性、5シートSUVの実用性を兼ね備えたEVで、急速充電(100kW)では、わずか40分で80%までバッテリーの充電が可能です。

 

エクステリアの特長

ジャガー I-PACE 2018

SUVながら、短く低いボンネットにクーペのようなシルエットを持つエクステリアは、2010年のパリモーターショーで発表されたPHEVスーパーカーのコンセプトモデル C-X75からインスピレーションを得ています。

そのスタイルは、電気自動車だからこそ可能になったキャブフォワードデザインを基本に、リアデザイン処理や、フロントバンパー開口部に取り付けたアクティブベーンにより、空気抵抗係数(Cd値)を0.29にまで引き下げています。

また、格納式のフラッシュドアハンドルや、65マイル(105km/h)で車高を10mm下げるエアサスペンション(オプション)、ジャガー独自のダブルJグラフィックデザインを用いたマトリックスLEDヘッドライトなどによって、流麗なスタイリングを完成させています。

ちなみにフロントのボンネット内には、27Lのフルートと呼ばれるラゲッジスペースが設けられています。

 

インテリアの特長

ジャガー I-PACE 2018F-PACEとほぼ同等のミドルサイズSUVながら、キャブフォワードデザインとEVのパワートレインによって、室内はラージサイズSUV並のスペースを確保しています。

フロントシートは座面から天井まで968mmを確保、リアのレッグルームも890mmという余裕の広さ。それでいて荷室容量は、後部座席を使用した状態でも656L。シートを畳んでフラットにすることで1,453Lまで拡大可能です。

収納スペースは、後部座席下にタブレットやラップトップが収納できるスペースが用意されているほか、フロントアームレスト部分には10.5Lのストレージコンパートメントを備えるなど、EVならではのパッケージも特徴です。

 

EVの走行性能

パワートレインは、90kWhリチウムイオンバッテリーと車軸と一体化させた軽量かつコンパクトなジャガー製モーターを前後輪に1基ずつ配置。最高出力294kW/400PS、最大トルク696Nmで、0~100km/h加速を4.8秒でこなし、航続距離は470km(WLTPモード)を実現しています。

このパワートレインは、アクセルペダルから足を離すと回生ブレーキが作動する「シングルペダル・ドライビング」が可能です。

ジャガー I-PACE 2018

充電は、最大7kWのAC普通充電と100kWのDC急速充電、そして日本市場向けには50kW CHAdeMO規格の急速充電に対応。自宅や公共設備で充電が可能です。バッテリーを充電する際にかかる時間は、100kW急速充電で40分、現在のCHAdeMO方式で85分、AC普通充電は約10時間で、それずれ80%まで充電ができます。

 

足回り&サスペンション

車体の94%にアルミニウムを使用し、バッテリーを低い位置にレイアウトすることで、理想的な50:50の重量配分と高いねじり剛性を実現したボディに組み付けられるサスペンションは、フロントにダブルウィッシュボーン、リアにはインテグラルリンク式。オプションで「連続可変ダンパー付エアサスペンション」を装備すると、乗降時、通常時、オフロード走行時で3段階の車高調整が可能になります。

この連続可変ダンパー付エアサスペンションは、通常90mmから乗降時には40mm下がり、オフロード走行時には最大50mm上がります。

 

グレード&価格

I-PACEのグレードは S(959万円)、SE(1,064万円)、HSE(1,162万円)の3つですが、現在は充実装備のFIRST EDITION(1,312万円)も用意されています。

 

EVだからこそ実現できたデザインや優れたパッケージングを備え、ジャガーとSUVの新時代を予感させるI-PACE。959万円という価格を考えると、おいそれと手は出せませんが、最新のテクノロジーを搭載したジャガーの最新作には魅力を感じずにはいられません。