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ハスラーとクロスビーってどっちが買い?

ここ数年のスズキ製SUVの攻勢は、皆様もよく知るところと思います。そこで、今回は、デザインの似通った姿で兄弟車とよく間違えられるハスラーとクロスビーを比べることにしました。 ハスラーは最安値グレードが110万520円から、クロスビーは176万5,800円から、というグレード構成で、その価格帯は大きく異なります。排気量の違いがあるものの、本当に買いなのは、どちらなのでしょうか?

更新日2021/03/23

コスパを最重要視するなら、ハスラー

スズキ ハスラー Jターボ 2018

ハスラーは、軽クロスオーバーSUVの元祖とも呼べるモデルで、2014年のデビューから現在に至るまで4年以上が経過しています。

ボディカラーの組み合わせは、スズキ史上最多を誇り、さらに特別仕様車はこれまで7種類も発売されるなど、まさに遊べる軽というキャッチコピーを体現したクルマと言えるでしょう。

現在のグレードは、2018年11月のマイナーチェンジで見直しが図られ、最廉価グレードのA、中間グレードのG、Gターボ、最上級グレードのJ、Jターボという構成になりました。

その中での売れ筋は中間グレードのGで、価格は132万3,000円(2WD/CVT)。ただし、これはモノトーンのボディカラーでの価格になりますので、2トーンを選択すると価格は4万3,200円アップの136万6,200円がベースで、価格帯のライバルは、スライドドア非採用のハイトワゴン系になります。

ハスラーの魅力は、なんと言ってもポップなボディカラーと、Aを除くCVT車に対人自動ブレーキが標準装備されていること。また、スズキ独自の技術であるマイルドハイブリッドのSエネチャージを搭載しており、走りと燃費を両立し、JC08モード燃費で32.0km/Lを達成しているところも魅力のひとつと言えるでしょう。

中間グレードのGは、最上級のJと比べて外観に細かい違いこそありますが、見劣りするような部分はほぼありません。これも、中間または下位グレードを購入する点で非常に嬉しいポイントと言えます。

これだけのメリットを備えながら130万円台の価格は、人気の要因。軽自動車枠なので4名乗車ですが、それを良しとできるならハスラーのコストパフォーマンスは素晴らしいものになるでしょう。

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アウトドアでの利用を考えるなら、クロスビー

スズキ クロスビー 2018

クロスビーは、デザインこそハスラーとよく似た印象ですが、ワゴン×SUVのコンパクトクロスオーバーワゴンという、完全な新ジャンルの小型車として登場しました。

2017年のデビュー以来、スズキ小型車の中核を担う存在として販売台数を伸ばしています。

よく似たデザインの2台ですが、じつはハスラーと共用しているパーツやメカニズムはほとんど無く、あくまでトールワゴンとSUVを掛け合わせたスタイリングを採用した結果、近いデザインとなったに過ぎません。

シャシーには、スズキの最新グローバルプラットフォームであるハーテクトを採用。その車体は、非常にコンパクトにまとめられており、ライバルのSUV(競合と言っても、厳密に言えばこのボディサイズのSUVは他社には存在しませんが…)と比較して、使いやすさや取り回しにも優れています。

グレード構成はハイブリッド MXと、上級グレードのハイブリッドMZの2つ。ハイブリッド MXの価格は176万5,800円。それに自動ブレーキ等の安全装置(10万6,920円)、LEDヘッドランプ(7万5,600円)を追加すると、合計価格は194万8,320円。

一方ハイブリッドMZは、200万3,400円。上記の2つ以外にも、さまざまな装備が追加されているので、おすすめは最上級グレードということになります。

ワゴン×SUVというだけあって、室内空間の広さは特筆すべきものがあります。5人がしっかり座れる室内、荷室の広さ、防水加工のシート(上級グレードのみ)など、アウトドアで便利な装備が完備されています。

ハスラーには装着されない電子制御の4WDシステムも装備され、悪路でもそれなりの駆動力が確保できますし、ハスラーには無い後方誤発進抑制機能やハイビームアシストなどの機能も装備されます。

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ハスラー Gターボとクロスビー ハイブリッド MZを比べた場合、約60万円ほどの差額が生まれるこの2車種ですが、どちらが買いでしょうか?

コスパのみで選ぶのであれば、確かにハスラーがお買い得と言えます。しかし、クロスビーはハイブリッドのターボエンジンで、ミッションも6AT、高速道路でのクルージング性能の差は圧倒的です。

ハスラーはどうしても軽自動車の規格内でレイアウトしている都合上、リヤの突き上げが大きいという欠点があるのですが、クロスビーの乗り心地の良さは特筆すべきものがあります。この高速道路でのクルージング性能は、軽と小型車の絶対的な性能差ともいえるものです。

10年以上同じクルマに乗るのであれば、差額は1年で6万円ほど。遠方まで足を伸ばしてアウトドアレジャーに出かけることを考えれば、クロスビーのほうがより満足度の高いカーライフが送れるでしょう。

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